ある生徒の英断・・・

3年生の合格発表の陰で・・・ある生徒は悩んでいました。

 

僕も高校へ行きたい

自立をして、お父さん、お母さんを喜ばせたい。

僕にもできる!

どんなことにも不撓不屈でがんばる!

 

ずっと、その想いで・・・くき学園へやってきてからずっと頑張っていました。

やる気なら誰にも負けない・・・ただただ・・・どんな壁に当たろうとも

そんな思いだけで、今日までやり遂げてきました。

 

しかし、そんな明るく、誰にでも親しまれる、頑張り屋さんの彼に・・・

「高校に行けるはずがない」

ある教師からそんな声掛けがされてしまいました。

ただただ・・・がんばってきたのに、僕のこれまでやってきたことは無駄だったのか?

 

彼はとても悩んだようです。

そして、がんばれば行けると思っていた高校が遠く感じてしまったようです。

何日もその言葉がのしかかり、彼を苦しめました。

あんなに、高校へ行くためにがんばってきたのに・・・

行けなかったとしたら、僕はどこへ行くべきなのか?

 

何日も悩み・・・

ある指導員からヒントが出されました。

「高校へ行ける行けないも大切だけど・・・この1年、受験生活を一生懸命に頑張ることこれが大切ではないのか?」

何故か、彼の心はとても軽くなったようです。

高校へ行くためだけに頑張るのではなく・・・

自分を成長させるため頑張ろうと思ったのです。

 

そして、再び広い視野で・・・くき学園の先輩たちを見渡しました。

どの先輩だって、みんな紆余曲折しながら・・・自分の進路を決めたのです。

その決定まで・・・紆余曲折の曲がりくねった道のりで、自分がより成長したのです。

また、どの先輩も高校へ行けないかもしれないという、とても大きな壁にぶち当たって

それに、折れることなく高校へ進んだのです。

 

だから、彼は再び・・・

 

僕も高校へ行きたい

自分をさらに成長させたい

自立をして、お父さん、お母さんを喜ばせたい。

僕にもできる!

どんなことにも不撓不屈でがんばる!

そして、自分色に輝く・・・