困った子でなく、困っているのです・・・

 本日、県公立高校の内定発表の日・・・。学園に次から次に連絡が・・・、来校が・・・。この連絡、来校してくること自体、子どもたちの成長と考えます。この1年間、子どもなりの努力のたまもの・・・、そして、その裏で支えた保護者の方々の支援の賜物と・・・。卒業証書授与式までの学校生活、最後の中学校生活ですので、一生懸命に取り組んでくれることでしょう。取り組んことに期待しています。この10日間にて、最後の「自分づくり」を・・・。学園生活においても、後輩に、よい姿、手本となる姿を見せてくれることでしょう。本日も、ある生徒は、あえて、後輩がいる教室にて、試験が終わったにも関わらず、真剣に机に向かう姿・・・、「素敵」の2文字です。指導員として、非常に嬉しい思いをさせてもらいました。この生徒に感謝です。後輩にも、何かを感じさせたことでしょう。

『困った子』でなく、『困っている子』なんです・・・

 

 子どもの中には、自己中心的・・・、自分の思いを通そうと・・・、人の気持ちをわかろうとしない・・・、人が傷ついていることを悪いと思わない・・・、わがまま・・・、自分がすべて正しい・・・、言葉使いがひどい・・・、人としての礼儀マナーが育っていない・・・、嘘をつき、嘘を認めない・・・(そんなこと言ってない、そんなことやっていない)、大人に対して言動がひどすぎ、暴言も多々・・・、本当の自分に気づいていない・・・、本当の自分の在り方にも気づいていない・・・、本当のあるべき姿に近づこうとしていない・・・すなわち、「自分づくり」が・・・、「心づくり」が・・・今だに、出来ていない、大切さにも気づいていない。こういう子は、困った子と思われ、学校でも、家庭でも・・・、時には学園でも・・・。でも、こういう子は、困った子ではなく・・・、困っている子なのです。こういう考え方を、大人(親、学校教員、学園職員・・・)が、肝に銘じなければ・・・、と改めて考えています。

 「知」「意」にて、育っていない「情」をカバーしきれていないという子も・・・(よい心が悪い心に負けている)、こういう子の「心づくり」を教育立県彩の国学舎の職員として・・・。学園職員は、上記のことを念頭に・・・、臨時の会議を何回も何回も開き、子どもの指導法について検討・協議を・・・、そして、あの手この手と・・・。いろいろな手法にて・・・(寄り添い、心の揺さぶり、愛情をもって叱り・・・、複数指導員にて強弱ありの指導・心のケアー)。残念ながら、すぐには軽減しないのが現状ですが・・・、ご家庭においても、親御さんも、あらゆる手を使って我が子のことを・・・。本日、ある保護者の方と2時間ばかり、お話を・・・。この保護者の方が、言いずらいことをも、いろいろと話されて・・・。学園としても、再度、学園のミッション・ビジョン・・・、学園のやるべきこと、学園の存在意義・価値を改めて考えさせられました。この保護者の方に感謝です。学園の方針がぶれるところでした。教育立県彩の国学舎という名称を使っている以上、諦めることなく・・・、トコトン・・・、変容するまで・・・、保護者の方とともに、全知全霊・全身全霊をもってやりぬく覚悟を・・・。本日お出でになった保護者の方、ありがとうございました。これこそ、家庭と学園の真の連携・・・。

 

下記を参考に・・・

『困った子』でなく、『困っている子』なんです」

親が「困った子」と思うとき、子ども本人が困っている

 

実話です・・・。よく頑張っているお母さん・・・

 

思ったとおりに動いてくれない子どもにイラッとしたら、その度に「いやいや、子どもが困っているんだ」と思うようにしています。

ぼくは、お母さんを怒らせるために、困った(と親が感じる)行動をするんじゃないよ。
ぼく、「できなくて」困っているんだよ。
だからお母さん、たすけてくれる?

何回言っても、子どもが動かない時は、子どもの成長段階と、親の自分が思っている「これくらいはできるはず」がズレている可能性が高いです。
イライラした時には、私は下のようなことをチェックするように心がけています。

  • 子どもが理解できる言葉で具体的に伝えていたか
  • 子どもが「聞く」という状態にあったか
  • 伝えた後の子どもの気持ちを汲み取ったか
  • お腹が空いた・眠いなどの身体的な要素があったか
  • 自分が抱えている問題を子どもに投影していないか

子ども本人が困っているという大前提が自分のなかにあると、 助けたい気持ちになります。だって子どもは可愛いですから!

気持ちが変わると、動いてくれない子どもを動かすための言葉や行動ではなく、子どもに心から寄り添う言葉と行動が出てきます。関わり方が変わったり、子どもと自分の様子を客観的に見ることができたり、新しいアイディアが浮かんだり。

特に「子どもが理解できる言葉で具体的に伝えていたか」は毎回振り返っています。

 

簡潔に具体的に

子どもの理解する力に合わせて話し方を変えないと、子どもにこちらの意思が伝わりません。

特に「ちゃんと」という言葉。
簡単なので、大人は手を抜いてすぐ使ってしまう言葉ですが、「ちゃんと片づけてね」は曖昧な表現です。 子どもは部屋の隅におもちゃを寄せて「ちゃんとできた!」と思っているかもしれません。 でも親の期待した結果とズレているから怒られてしまう・・・これでは悲しいですよね。

こどもが「できた!」と思っていることを親が「ちがう!」と言い続ければ、心が傷つき自己肯定感も下がりますし、自分から動こうという主体性も失われます。

なので、お片づけのシーンでは「ブロックをカゴに入れてね」「本を立てて並べてね」「クレヨンを箱に戻してね」「洗濯物を洗濯機に入れてね」と何をするべきかがわかるように伝えています。具体的な言葉をつかえば、ゴール地点が明確になって親子の認識のズレがなくなります。

 

繰り返す

子育て中に「今までも何回も同じことをしているのに」と思うことがあるかもしれません。
例えば、お出かけ前のお片づけ。

でも、お出かけ前のスケジュール、お出かけの荷物‥。少し状況が違えばそれは子どもにとっては「違う場面」になります。大人は記憶力も見通す力もあるので、「同じ場面」と捉えますが、子どもにとってはそうじゃないんですね。

なので、子どもに対しては同じことを何度も伝える必要があります。成長と共に理解できるようになるので、気長に声かけをしてあげてくださいね。

 

子どもが困った行動をして、自分が振り回されてしまうと上のようことまで思考する余裕がありません。でも、その瞬間に「困っているのは子ども!」というフレーズさえ思い出せれば、一呼吸置くことができます。
一呼吸おければ、怒るよりももっと建設的な関わり方ができるようになります。

私も最初はうまくいかなかったのですが、練習を重ねると落ち着いて対応できることが増えました。これを習慣化して一番良かったな~と思うのは、私自身が自分に×をつけずに済んでいること(笑)怒っちゃうと、後から自分も落ち込みますから。

子どもの行動に困ったときは、是非試してみてください。

子どもにちゃんと自分の意思が伝わるように、子どもには具体的に・簡潔に、伝えるように気を付けています。

 

保護者、ほとんどの方が、いろいろと悩み・・・、考え・・・、我が子の変容のため・・・、保護者の皆さん、あなた一人ではないのです。

学園においては、新年度になりましたら、悩み相談の専門家(全国で講演を行っている先生:65歳)が、学園に就任します。そこで、保護者のために研修会、個々の相談も積極的に行います。