子どもの笑顔いいですね・・・

コロナ禍・・・、大変なこの時期にもかかわらず・・・、

指導員の工夫一つで、子どもに、満面な笑みを・・・。

 

 ある教室で、3組のペアーをつくり、相談学習・・・、支え愛学習・・・を。

この3組とも、最初は指導員が入り、雰囲気をつくり、

その後、二人で小さな声での会話が・・・、

時間がたつにつれて・・・、声が大きくなり・・・、

「これは、こうやった方が・・・」「違うよ・・・、こうじゃん」・・・。

言葉のキャッチボールが・・・。

非常によい学びの雰囲気に・・・。

皆、心が・・・、豊かな人間性のはぐくみに・・・、

そして、学力も。

帰り際に、また、こんな勉強したいですと・・・。

 

 

 

下記に、元越谷市教員委員会教育長:齋藤宥雄先生の御講話の一部を・・・。

是非、参考に・・・

 

対話と討論の基礎集団としての学習グループ学習グループを構築し活用するには

1.新学習指導要領との接点・子どもの活用力を育てるための方法の1つ―レポート・発表・話し合い・言語活動として全教科で活性化させる・日本の子どもは学力があまりにも覚えるに偏し、活用力・発言力に問題、課題を残している

2.学習とコラボレーション(協同活動のほか・協働・協調活動)コラボレーションCollaborationとは、複数の人間が対話をとおして単独ではなし得ない、あるいは単独ですることが困難な新しい意味や価値を創造する活動。近年、コラボレーションの概念が学校教育にも導入されはじめている。教育におけるコラボレーションは、一般には協調学習(Collaborative dearning)と呼ばれ、協調学習では従来の知識伝達型の学習と異なり、生徒(児童)間のコミュニケーション(共有・共通)をとおして協同で学びを展開し、知識の構築を行う活動で、学び方研究の主流を占め、全国・世界に展開されている。

3.学習観の変革によるコラボレート・ラーニングへの注目学校教育にコラボレーションが重視されるようになったバック・ボーンには近年の学習観の変革による影響が大きいというべきであろう。これまでの学習観では、基本的に学習者はひとりで学ぶものであり教師と生徒(児童)=学習者との関係は、知識を伝達する側・される側という一方的なものであった。また、学習者には予め、学習目標や内容が決められており、新たな価値や意味の創造は必要とされてこなかった。しかしこのような学習方法の問題点がさまざまな形で指摘されてきている。例えばこれまでの学習観では学びが他者と知識の分かち合いや他者との協力によって成立してきたという側面を見過ごしている。人の有能さは本来社会的な状況や文脈の中で発揮され、個人が共同体との協調関係を構築していく中で構成されるものだが、学校教育では、これらの社会的文脈や文化的な共同体性を切り離してきた。これまでの学習観の再考を促すような知見も近年になって多く知られるようになった。古典的な研究者としてロシアの心理学者、ヴィゴッキーの研究が挙げられるだろう。(この研究はフィンランドの教育の源流でもある)ヴィゴッキーは発達における他者の重要性を指摘したことでも知られている。人は自分より有能な他者に手助けされることによって、自分ひとりで遂行する領域を増やしうる。ヴィゴッキーはこれを「最近接発達領域」と名づけ、学習論に大きな影響を与えた。心理学のみならず文化人類学的研究においても、学びの社会的な側面が指摘されている。代表的な知見としては、アメリカの文化人類学者ジーン・レイブらによる「正統的・周辺参加論」があげられる。レイブらが指摘するのは「参加を通しての学習」である。人は何らかの共同体に参加することを通して、自己のアイデンティティを確立しながら一人前になっていくのであり、その過程そおのものが学習なのである。このように学びとは本来社会的で、互恵的なものである。学びとコラボレーションは切っても切り離せない関係がある。

4 協調学習に基づく授業デザイン実際の教育の場面でコラボレーション(協調学習)を重視した授業を行うためには教師や子どもには何が求められるだろうか。
○第一に重視されるのは「学習者中心型」の授業設計である。学習者中心型とは学習者の主体性や能動性を重視する学習スタイルのことである。子ども間のやりとりからの学びを重視する強調学習においては教師は決まった知識を伝達する指導者ではなく、学習者の知識の構築を促進し、グループの活動を支援する、支援者として位置づけられる必要がある。同時に学習者には、その中で自分から主体的・自発的に学ぼうとする力が必要とされる。学習対象についても、パッケージ型(包装・荷造)の教材ではなく、子ども間の主体的な活動や分業、学びに対する自らの主体的な意味づけを可能にする教材の利用が期待される。
○第2に重視されるのが、広義の「体験的学習」を重視した授業デザインである例えばインターネットを利用した探索的な学習や、博物館や美術館・地域コミュニティあるいは専門家集団を巻き込んだ学習といったものが挙げられる。体験学習においては、自分を含めた身近で多様な学習リソースresouce(資源・財源)を対象化し、対象に疑問を投げかけたり、学んだ成果をまとめたり表現したりすることで、体験を通して学んでゆくことが期待されている。
◎学習者中心型授業や体験の重視は、協調学習(コラボレーション学習)の特徴ではあるが、これらの学習は場合によっては学習者の自己満足のみで完結してしまう可能性がある。
◎単なる体験ではない学びを促進するためには、その体験をそれぞれ振り返ったり、他者から批判的な検討を受けたり、他者に批判的検討を加えるといった相互の内省、再吟味(reflection)リフレクションといった知的な営みが必要である。
◎このような内省をいかに偶発的かつ誘導的に学習者に促していくかも授業デザインや教師の役割として重要と考えられる。最近では内省や支援するメディアとしてコンピュータの役割も期待されている。―(指導案の項目に支援について)みられる。

5 コラボレーションを活かした指導法教室への集団活動の応用には、a単独の集団内におけるやりとりに注目するものとb集団間のやりとりも含めた効果を狙うものがある。前者aはクラスをいくつかの小グループに分割し、その小集団活動を単位とした授業によって構成されることが多い。これらはグループワーク、プロジェクト型学習などproject(研究・事業などの計画)などと呼ばれる。後者bはタイプはさまざまであるがプロジェクト型学習の一形態として教室外の専門家や地域コミュニティーとの連携を図る方法がある。専門家集団と連携することで、より学習者としてリアリティのある「本物」の学習を目指そうというものである。

○集団間のやりとりによる効果を狙うもう一つの方法として、代表的なものにアメリカの社会心理学者エリネット・アロンソンが考察した「軸ソー学習法」がある。ジクソー学習法は課題の分割と集団の分割を利用した学習方法であり、学習者相互の協力的な相互依存関係を成立させる点に特徴がある。グループ活動を促進するためにどのような指導法を採用し、どのようにそれを実現していくかは重要な論点がある。

6 コラボレーションの学習効果と影響
 実際にコラボレーションを導入して学習をすると、どのような効果が期待できるのであろうか。その評価は肯定的な側面と否定的な側面の両面から検討する必要があると考える。第一に肯定的側面として指摘されるのはア. メンバー間での意見のやりとりによって得られる相互の認知的な学習効果である。イ. 共同活動を営む上で必要とされる、社会性、協調性、共感能力の育成である。アについて学習効果として代表的なものにブラウンらの研究があげられる。ブラウンらは学習者相互の学び合いにおいて、相手を説得したり他者に教えるといった営みを相互教助(Reciprocal teaching)と呼び、理解の深化における有効性を指摘している。また質問や説明といった行為をとおして、他者に対して話したり、書いたりすると言ったような行為そのものが理解に重要な役割を果たすという指摘もされている。

○自分の体験や知識を、頭の中から外の世界に表現し(外化)、外化したものを対象化し、複数人の観点で吟味しあうことでより高度な理解深化がなされる可能性がある。このようなやりとりを「建設的相互作用」と呼んでいる。イについて社会性や共感能力の育成についても多くの指摘がある。

○協調学習に参加することによって、学習への動機づけが高まる。

○協同的行為を通して相互の信頼感や社会的なコミュニケーション・スキルを獲得しうる効果が指摘されている。一方ネガティブ問題も多く指摘されている。例えば、集団内の社会的手抜き(ただ乗り)と呼ばれ現象がみられる。「社会的手抜き」とは個々のメンバーの課題への動機づけがグループの条件において、低下する現象を指す。社会的手抜きが集団内で生じることで、集団での課題遂行のパフォーマンスperformance(すべての表現活動の総称。演劇・音楽など既成の様式に当てはまらないあらゆる表現、日常の自己顕示の意味)が低下する問題も指摘されている。さらにまた、グループ内の雰囲気に流されて少数の個人意見を発言・反映できなくなる集団同調の問題も指摘されている。このような集団活動はプラスの効果も多い反面、常に心してかからなければならないのは、集団と個人の関係が常に問題となる。メンバーがその一員として協調しつつ、個人固有の考え方を集団で自由に発言できる雰囲気づくりや、学習環境構築の重要性についても指摘されていることを注意すべきである。

 資料4「話し合い活動」「話し合い」が生きる授業づくりの三つの問い。△なぜ必要か△「話し合い」とはどんな「話し合い」かよい発言 数多くないむしろ静かであるなごやかな中に次の三つの事柄が守られている。
①公平、対等の関係で互いにつながっている。フィンランド<公正と平等>参加者全員がかかり方が(公平・平等)であるばかりか温かい安定感がある。
・なんのために話し合うのかという目的がしっかりとらえられている。
・力を合わせて結論を出したり、知識を豊かにしようという自覚でつながっている。
②級友の言葉を受けとめていることよい話し合いでは「さっき…○○さんが…と言っていましたが」という発言が多い。さらに高度な話し合い。司会者以外の参加者が、これまでの意見をまとめると、大きく3つになります。1つは… 2つは… 3つは…。
③テーマやルールについてブレないことよい話し合いはテーマやルールについてしっかりと共通理解がなされておりブレがない。よくみると、話し合いの中心になっている子どもはさることながら、フロアー(聴衆)とにそれを見ている子ども達も猛然に頭を回転させている。今くり広げられている「話し合い」を追いながら論旨に矛盾はないか、話題についてどこまで深まったのか、対立意見の共通点はどこかなど忙しく考えているのである。「話し合い」学習の難しさを克服するにはどうしたらよいか。高学年(中)には無理だ 議論するのが苦手話し合いを取り入れる意義は認めるが評価の仕方がよくわからない・所詮、フロアの子ども達が教材を通して何を学ぶかにある。今行われている「話し合い」の上手、下手ではなく、話し合いによってどんな目的が遂行され、どこに合意がみられたのか、どう学び、どうみつめとるか、共同体の力である。集団を一つの人格とみなし、自己評価を育成することである。自己評価力とは「話し合い」に自分はどう参加しているかを考察する力である。子ども達は数多く「話し合い」を経験する(当事者)ことによって決まる。子ども達が言語生活の一部として、あたり前に行うようにしたい。

 

保護者の皆さん、学びの方法は、いっぱいいっぱいあります。

上記のように、支え合い学習・・・、アクティブラーニング・・・。

これを、くき学園では、重視し、心と学力の両面を・・・。

是非、参観に来て欲しいものです。