将来を担う子どもたちのために・・・

 今日の子どもたちを見ていますと、

「前向きに頑張ろう」という姿が多々見られました。

この子どもたちの後押しを我々大人(親、学校の先生、学園職員、地域の方々・・・)が・・・。

 

 教育基本法13条:

(学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、

教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、

相互の連携及び協力に努めるものとする)にも記載されています。

 

 学園としては、日々、学園職員は、全知全霊・全身全霊をもって子どもたちに対し、

きめ細かな観察・・・、傾聴(心温かさを持ち・・・、つぶやきを聞き逃さない)、

共感、心温かさを持っての声かけ・・・、時には、愛情を持っての叱り・・・。

 

 子どものよりよい変容は大変なことですが、

学園職員皆、大変とは一切言わず・・・、

学園の存在価値、存在意義等を理解し、全力で邁進しているところです。

 

 子どもたちも、学園職員をよく見ていて・・・、

「先生、いつもありがとうございます」

「先生、そんなにやって疲れないの・・・」

「先生、僕、先生のように頑張るから・・・」

「先生、私の気持ちわかってくれてありがとうございます。明日は、学校に絶対に行きます・・・」

「先生の言葉って、僕のこと、いつも考えてくれているんだよね・・・」

「先生のお陰で、学校に行けるようになったよ、これからも、もっともっと叱ってください・・・」

「僕の勉強を毎日毎日見てくれて、ありがとう・・・、学校の勉強も出来るようになったよ」

「学園でいろいろなことをやってくれて、ありがとうございます」

「私、友達と仲良く遊べるようになったんだよ」

「学校のテストも出来るようになって、お母さんが喜んでくれるんだよ」

「学園の教室前で、おじいちゃんが、僕に、ありがとうって言ってくれるんだよ」

「私、いつも、学園に着いて、おじいちゃん、おばあちゃんに、こんにちはって言えるんだよ、偉いでしょ・・・」

 

 このような子どもたちの声が・・・。

小さな成長かも・・・、

でも、我々学園職員は、本当に本当に嬉しいのです。

こんな気持ちを味わわせてくれる子どもたちに感謝したいです。

 

 

教育立県彩の国学舎 くき学園

存在意義・存在価値

○ヒトを変える力を秘めている・・・

○地域社会・この世の中を変える力を秘めている・・・

○感動を与える力を秘めている・・・

○発達障がい、「軽減・改善を可能にする力を秘めている・・・ 

 

その改善策:原点

 ~困った子ではなく、困っている子~

「あれっ」「おかしいな」と感じたら、そのままにしないことが大切です。決して見過ごしてはいけない。

「障がいがあって当然」という気持ちでいること。そして、何とかしてあげようという意識、対応する工夫を・・・。そして障がいに関する知識知り、改善・軽減させる技能を身につけておく必要があるのです。これが、くき学園の教育・・・

 

日々の生活の中で、児童生徒をきめ細やかに観察し、声かけしてますか。その際、何度も注意したり指導・支援したりしても、効果の上がらないときありませんか。こうした時には、もう一度、子どもたちの姿をとらえ直してみることが重要です。発達障がいのある子どもは、一生懸命に頑張っているのです。SOS信号を出している場合が多々あります。

 

<特に留意すること>

困った子ではなく(手のかかる子ではなく)、困っている子という見方しましょう。

これ、ヒトとして、当たり前のことですよね・・・

 

決して、あの子とは相性が悪いから、あの子だから仕方がないなど、消極的な考えは絶対にダメです。

大人(親、学校の先生、学園職員・・・)失格ですよね

 

 

個性・特性ある子どもたちの言動、知ってください・・・

 

<聞く・話す>

全体指導、一斉指導ではわからない

聞き違い、聞き漏らしが多い

言葉の意味が理解できていない

やりとりがチグハグ

自分の思いが伝えられない

<読む・書く>

行を飛ばして読む

たどたどしく読む

よく似た字を書き間違える

漢字が覚えあれない

<計算する・推論する>

計算に時間がかかる

計算ミスが多い

位取りが混乱する

図形、応用問題が苦手

更に、時計の時刻読み、金銭の計算が苦手

<運動・動作>

動きがぎこちない

縄跳び、ボールなど物をうまく使えない

人と合わせる動きが難しい

はさみやコンパスが苦手

<生活>

忘れ物が多い

片づけができない

準備ができない

<行動>

落ち着かない、立ち歩く

途中で口をはさむ

すぐにカッとなる

こだわりが強い

友達とうまくかかわれない、一緒に遊べない

気が散る

 

だから、大人(親、学校の先生、学園職員・・・)が・・・

ポイント

少しの配慮は、メガネと杖と同じです。

目が見えにくければ、メガネをかけ、足が不自由であれば杖や車椅子を使います。

そんな子どもたちへ、

「しっかり見なさい」「はやく来なさい」と言っていいのでしょうか。

位置関係を混乱する子、漢字を何度も間違う子、集中できない子には、

「何度言ったらわかるの」と叱責の言葉をかけることはいかがなものか・・・。

 

LD、ADHD、高機能性自閉症の発達障害のある子どもたちは、

学習するうえでも、生活するうえでも、

相当の困難さをかかえているのに、

ハードルが他人から見えない分、とても損しています。

 

漢字もあらかじめ振り仮名をふってよむ練習をしておく、

「○○さん、聞いてね」と名前を呼んでから指示を出すなど、

少しの配慮をすること(支援)は、

個性ある子どもたちにとっては、

メガネや杖と同じように、欠くことのできないものなのです。

繰り返し、諦めずに、更に、工夫を・・、必ずできるのです。

 

これ、学びの「合理的配慮」ですよね・・・。知っていますよね・・・。

 

大人が(親、学校の先生、学園職員・・・)が、

 「なぜ・・・」と考える事が、まず大切・・・、

     そして、PDDCAの手法・・・、

        よって、子どもの変容に・・・・。

 

「さっきは、この問題できたのに」 

→ なぜ 

「位置関係がつかめないから、十の位がずれてしまうから」

 

「今、言ったばかりじゃないの」

   → なぜ

       「短期記憶に問題があってすぐ忘れるのかも・・・」

 

「給食なのに、教室から出て行ってしまった」

    →なぜ

       「においに敏感だから、耐えられないのかも・・・」

       「大きな声に絶えられない、聴覚的に敏感なのでは」

「毎日、同じことを繰り返し言う」

 → なぜ、

     「                          」

 

 

「ちょっとしたことで、教室を飛び出す」

 →なぜ

     「                          」

 

 

「押さえつけると、お母さん助けてと繰り返し言う」

 →なぜ

    「                          」

 

 

発達障がいの特性から起こる困りごとは、

      工夫によりある程度の改善が可能

 

 人づきあいやコミュニケーションが苦手な場合

・相手の話をうなずきながら聞く

 

  • 会話をしているときは「自分の考えを話してもいいですか」と断りを入れてから話し始める

 

  • すぐに親しげな口調になったり距離を取ったりせず、対人関係に合わせた距離を学ぶ

 

といったようなコミュニケーションスキルを、自分の苦手な部分に合わせて覚えていく。

 

他にも、特性によりさまざまな改善策がとれる可能性が

・予定管理が苦手な人がスケジュールに余裕を持って対処できるように、スマートフォンなどの予定管理アプリを使ってスケジュールを把握したり、予定が近づくとアラートが鳴ったりするようにしておく

 

  • 口頭での作業指示が苦手な人は、会話中にメモを取ったり、相手の了承を得た上で指示の内容を録音する

 

  • マルチタスクが苦手な場合は、やるべきことをリストアップして優先順位を可視化する

 

  • 「一人でカフェに行き、気持ちを落ち着ける」「別の作業や運動を行う」など、衝動や感情のコントロールが難しい場合に気持ちを切り替えられるスイッチになるような行動を見つける

 

  • 活字より手書きの文字の方が読みやすい場合やその逆の場合、特定のフォントであれば比較的読みやすい場合など自分の特性を把握し、それぞれ可能な場面で読みやすい文字を活用する

 

・書字表出障害がある場合は、ボイスレコーダーや、スマートフォンによる写真や動画の撮影などのツールを使って記録

 

<まとめとして>

 

発達障がいの根本的な治療法は現在までのところ見つかっていません。

 

がしかし、特性から起こる困りごとは、工夫や環境調整によりある程度の改善が可能です。

困りごとの改善はストレスや不安を減らすだけでなく、

二次障がいの予防にもつながるため、

発達障がいのある人にとって重要な意味を持ちます。

 

 

発達障がいの症状や特性は人により現れ方が異なるため、さまざまな方法を試しながら、その子に適した改善策を見つけましょう。

 あるパターンを身につけてしまった際、そのパターン崩しをしてあげればよいのです。パターン崩しとして・・・・・。

寄り添う指導支援と心の揺さぶり指導支援のバランス

 子供をもっとよく観察し、理解することに尽きます。

 では、観察する具体的方法はどういったものがあるのでしょうか?

 子供の問題行動の解決策を見つける

 

 

解決方法を見つける方法として2種類があります。

 

応用行動分析 

 

 問題が軽微であれば、まず子どもの問題点をリストアップし、その問題行動が起こる前後に共通する事象がないかについて徹底的に調べます。

その共通点が見つけられれば、それが、原因ですから、そこを取り除いてみる。

これは、子どもの問題点に焦点を当てる方法です。

 

 

解決志向性アプローチ

 

 次に、問題点が多すぎる、または、原因はいくつも分かっているが、全ての問題点をなくすことが困難な場合、

 子どもの起こす問題行動以外をひたすら観察し、いつもなら問題行動を起こす状況なのに、なぜか問題行動を起こさなかった時をメモし、何が違うのかについて考察し、そこに改善点を見つけ、実行してみる。

これは、子どもの良いところに焦点を当てる方法です。

 

 

原因追及

 何で、ここまでしか、できないの・・・

 

解決追求

 どうやって、ここまで、できたの・・・、すごいね。

できないことより、できたことに注目することが大切

 

 

考える機会をつくってあげること

無理矢理褒めたり、おだてたりしてはダメです。

次からがんばれるように、考えさせることが必要なのです。

 

 ここで、重要なのは、

大人(親、学園職員・・・)がいつも見ているよ・・・、

見守っているよ・・・、守っているからね・・・と、

子どもに思わせてこそ・・・

感じさせねば・・・。大人の責務。

 

保護者の皆さん、学校とよきかかわり、連携してますか・・・。

学校には、担任以外にも、副担任、学年主任、養護教諭、教育相談員、教務主任、主幹、教頭、校長がいます。

誰に相談してもいいのでは・・・。子どものためです。

 

学園の指導員も上手に使ってください。

教育等に関いて、経験豊富な職員(高齢者が多いですが・・・)がいっぱいいます。

どうぞ、遠慮なく・・・。

 

たくさんの保護者の方が、相談しに来ています。