本当の「愛」こそ・・・

 本日も、保護者からの相談(訪問、電話にて)が・・・。

学園にとっては、非常にありがたいことです。

勉強の機会をいただいているよう・・・。

我が子の事、我が子の将来のことを、真剣に真剣に考えているように・・・、

そして、我が子への愛情をすごく凄く感じました。

 

 我々学園職員は、下記のようなことを・・・、

日々、研究、更に研究、繰り返し繰り返し・・・。

大事なお子さんを預かっている以上、当たり前のことですが・・・。

研究も、奥が深く・・・、これまた、楽しいものです。

子どもの変容・成長につながると思えば・・・。

やはり、子どもを思う本当の「愛」が基本・・・。

 

 

本当の「愛」とは・・・

ここで勘違いされると困りますが・・・。

子どもを思うままにしようとするのではなく・・・

ダメダメも・・・

ヤレヤレも・・・

子どもは、親の操り人形ではありません・・・

甘やかすのではなく(時には、甘やかすことも・・・)、

甘えさせるのはいいですが・・・、でも、限度はありますよね。

傾聴、共感、認め、褒め・・・、時には、心を感じさせる叱り・・・

更に、

朝起きた時、大人の方から、笑顔で「おはよう」と・・・

あいさつは、まず、大人の方から・・・

子どもは、本当の「愛」を感じることでしょう・・・。

本当の「愛」を感じる子どもは・・・。

 

 

 子どもたちの個性、特性は、子どもたち皆違います。

だから、研究しか・・・。

 この子には・・・、あの子には・・・と。

この子には、こういった合理的配慮を・・・、

この子には、リスクはあるが、こういうことを・・・、

この子には・・・。

いろいろな手を、あの手・この手と・・・、

あらゆる手段を・・・、手法を・・・。

ここには、「愛」があってのこと・・・。

 

 やはり、大人(親、学校の先生、学園職員・・・)が、

今に甘んじることなく、日々、研究と修養を・・・。

これ、大人としての、重要な責務であると・・・

ここにも、「愛」が・・・。

 

 本日行われたサッカー教室でも・・・、学習を行っていた教室でも・・・、

個々の子どもの個性・特性を把握してこそ・・・、

適切な指導支援が・・・、更に、声かけが・・・と、

ここにも、「愛」が・・・。

改めて思った次第です。

 

 

 

子どもたちは、困った子ではなく、困っている子なのです・・・

これを基本に・・・。

 

「あれっ」「おかしいな」と感じたら、そのままにしないことが大切です。

決して見過ごしてはいけない。

「ちょっとした言動、あって当然」という気持ちでいることが・・・。

そして、何とかしてあげようという意識(ここにも、「愛」が・・・適切な最善な工夫を・・・。

そして障がいに関し、豊富な知識を知り、改善・軽減させる技能を身につけておく必要があるのです。

これが、くき学園の教育・・・。教育立県彩の国学舎として・・・。

学園職員皆、子どもへの「愛」を持っての指導支援を・・・。

 

 大人(親、学校の先生、学園職員・・・)は、日々の生活の中で、「愛」を持ち、子どもをきめ細やかに観察し、適切な声かけしてますか・・・。

その際、何度も注意したり指導・支援したりしても、効果の上がらないときありませんか。

こうした時には、もう一度、子どもたちの姿をとらえ直してみることが重要です。

発達障がいのある子どもは、日々、一生懸命に頑張っているのです。

SOS信号を出している場合が多々あります。

SOSの言動を見逃しては・・・、

子どものつぶやきを聞き逃しては・・・。

 

 

 

<特に留意すること>

 困った子ではなく(手のかかる子ではなく)、困っている子という見方しましょう。

決して、あの子とは相性が悪いから、あの子だから仕方がないなど、消極的な考えは絶対にダメです。

このように考えている大人(親、学校の先生、学園職員・・・)失格です。

くき学園には、誰一人、このような指導員はいません。

 

<聞く・話す>

全体指導、一斉指導ではわからない

聞き違い、聞き漏らしが多い

言葉の意味が理解できていない

やりとりがチグハグ

自分の思いが伝えられない

 

<読む・書く>

行を飛ばして読む

たどたどしく読む

よく似た字を書き間違える

漢字が覚えあれない

 

<計算する・推論する>

計算に時間がかかる

 計算ミスが多い

位取りが混乱する

図形、応用問題が苦手

更に、時計の時刻読み、金銭の計算が苦手

 

<運動・動作>

動きがぎこちない

縄跳び、ボールなど物をうまく使えない

人と合わせる動きが難しい

はさみやコンパスが苦手

 

<生活>

忘れ物が多い

片づけができない

準備ができない

 

<行動>

落ち着かない、立ち歩く

途中で口をはさむ

すぐにカッとなる

こだわりが強い

友達とうまくかかわれない、一緒に遊べない

気が散る

ポイント

 少しの配慮は、メガネと杖と同じです。目が見えにくければ、メガネをかけ、足が不自由であれば杖や車椅子を使います。そんな子どもたちへ、「しっかり見なさい」「はやく来なさい」と言っていいのでしょうか。位置関係を混乱する子、漢字を何度も間違う子、集中できない子には、「何度言ったらわかるの」と叱責の言葉をかけることはいかがなものか・・・。

 

LD、ADHD、高機能性自閉症の発達障がいのある子どもたちは、

学習するうえでも、生活するうえでも、相当の困難さをかかえているのに、

ハードルが他人から見えない分、とても損しています。

 

漢字もあらかじめ振り仮名をふってよむ練習をしておく、

「○○さん、聞いてね」と名前を呼んでから指示を出すなど、

少しの配慮(合理的配慮)をすること(支援)は、

個性・特性ある子どもたちにとっては、

メガネや杖と同じように、欠くことのできないものなのです。

繰り返し、諦めずに、更に、工夫を・・、

必ずできるのです。信じましょう・・・。

 

大人(親、学校の先生、学園職員・・・)が、

「なぜ・・・」と考える事が、子どもの変容に・・・・。

これ、基本・・・。原則・・・。

 

「さっきは、この問題できたのに」 

→ なぜ 

「位置関係がつかめないから、十の位がずれてしまうから」

 

「今、言ったばかりじゃないの」

   → なぜ

       「短期記憶に問題があってすぐ忘れるのかも・・・」

 

「給食なのに、教室から出て行ってしまった」

    →なぜ

       「においに敏感だから、耐えられないのかも・・・」

       「大きな声に絶えられない、聴覚的に敏感なのでは」

 

大人の皆さん、以下、考えてみてください。

「毎日、同じことを繰り返し言う」

 → なぜ、

     「                          」

 

 

「ちょっとしたことで、教室を飛び出す」

 →なぜ

     「                          」

 

 

「押さえつけると、お母さん助けてと繰り返し言う」

 →なぜ

    「                          」

 

  他にも、ちょっとしたことを、考えてみましょう・・・。

これ、大人の自己研鑽・・・。子どもの変容のための責務。

 

 

 発達障害の特性から起こる困りごとは、工夫によりある程度の改善が可能

 

 人づきあいやコミュニケーションが苦手な場合

・相手の話をうなずきながら聞く

 ・会話をしているときは「自分の考えを話してもいいですか」と断りを入れてから話し始める

 ・すぐに親しげな口調になったり距離を取ったりせず、対人関係に合わせた距離を学ぶ

 といったようなコミュニケーションスキルを、自分の苦手な部分に合わせて覚えていく。

 

他にも、特性によりさまざまな改善策がとれる可能性が・・・

・予定管理が苦手な人がスケジュールに余裕を持って対処できるように、スマートフォンなどの予定管理アプリを使ってスケジュールを把握したり、予定が近づくとアラートが鳴ったりするようにしておく

 

  • 口頭での作業指示が苦手な人は、会話中にメモを取ったり、相手の了承を得た上で指示の内容を録音する

 

  • マルチタスクが苦手な場合は、やるべきことをリストアップして優先順位を可視化する

 

  • 「一人でカフェに行き、気持ちを落ち着ける」「別の作業や運動を行う」など、衝動や感情のコントロールが難しい場合に気持ちを切り替えられるスイッチになるような行動を見つける

 

  • 活字より手書きの文字の方が読みやすい場合やその逆の場合、特定のフォントであれば比較的読みやすい場合など自分の特性を把握し、それぞれ可能な場面で読みやすい文字を活用する

 

・書字表出障害がある場合は、ボイスレコーダーや、スマートフォンによる写真や動画の撮影などのツールを使って記録

 

 

<まとめとして>

 発達障がいの根本的な治療法は現在までのところ見つかっていません。

 がしかし、特性から起こる困りごとは、工夫や環境調整によりある程度の改善が可能です。

困りごとの改善はストレスや不安を減らすだけでなく、

二次障がいの予防にもつながるため、発達障がいのある人にとって重要な意味を持ちます。

 

 

発達障がいの症状や特性は人により現れ方が異なるため、

さまざまな方法を試しながら、

子どもに適した改善策を見つけましょう。

 

あるパターンを身につけてしまった際、そのパターン崩しをしてあげればよいのです。パターン崩しとして・・・・・。

寄り添う指導支援と心の揺さぶり指導支援のバランスが・・・

 

 子供をもっとよく観察し、理解することに尽きます。

 

では、観察する具体的方法はどういったものがあるのでしょうか?

 子供の問題行動の解決策を見つける

 解決方法を見つける方法として2種類があります。

 

応用行動分析 

 

 問題が軽微であれば、まず子どもの問題点をリストアップし、その問題行動が起こる前後に共通する事象がないかについて徹底的に調べます。

その共通点が見つけられれば、それが、原因ですから、そこを取り除いてみる。

これは、子どもの問題点に焦点を当てる方法です。

 

 

解決志向性アプローチ

 

 次に、問題点が多すぎる、または、原因はいくつも分かっているが、全ての問題点をなくすことが困難な場合、

 子どもの起こす問題行動以外をひたすら観察し、いつもなら問題行動を起こす状況なのに、なぜか問題行動を起こさなかった時をメモし、何が違うのかについて考察し、そこに改善点を見つけ、実行してみる。

これは、子どもの良いところに焦点を当てる方法です。

 

 

原因追及

 何で、ここまでしか、できないの・・・

 

解決追求

 どうやって、ここまで、できたの・・・、すごいね。

できないことより、できたことに注目することが大切

 

考える機会をつくってあげること

 

無理矢理褒めたり、おだてたりしてはダメです。次からがんばれるように、考えさせることが必要なのです。

 

ここで、重要なのは、大人(親、学園職員・・・)がいつも見ているよ・・・、見守っているよ・・・、守っているからね・・・と、子どもに思わせてこそ

 

一言で言えば、本当の「愛」です。

本当の「愛」なくして、

決して、子どもの変容はありません。

適切・的確な指導支援はできません 

 

保護者の皆様、本当の「愛」を持って・・・、

一緒に一緒に・・・、前進しましょう・・・。

 

子どもたちは、本当の「愛」に飢えているのでは・・・