かかわり、接し方に、合理的配慮を・・・

本日も、各教室にて、

子どもたちへの接し方、かかわり方、声かけ方・・・、

各指導員は、十分に十分に・・・、

子どもたちの個性、特性考えて・・・。

子どもたちの個性、特性は皆違うのだから・・・。

これを、合言葉にし、日々、再確認を・・・。

本当に本当に難しいことです・・・、大変なことです。

 

 でも、ある指導員(豊富な教員歴を持った)、

今、学園で行っていることは、

非常に大切なことであり、誰かがやらねばいけないことであると・・・。

 各教室にて、短時間ですが、打合せを・・・。

これが重要なのです。

意見の相違も時折ありますが・・・、

あって当たり前・・・、あってこそ、真の指導支援に・・・。

 

これが、今の「教育立県彩の国学舎 くき学園」で・・・。

日々、切磋琢磨です・・・。

 

課題も山積・・・、

でも、我々くき学園職員は、大変を大変と思わず・・・、

一つひとつ、確実に・・・。

 

子どもが成長(スモールステップ)していく姿が嬉しいのです。

保護者の笑顔、嬉し涙を見るのが嬉しいのです・・・。

だから、このお仕事、辞められないのです。

 

 

子どもとの接し方ですが・・・

 ADHDは発達特性に起因するものであり、育て方やしつけが原因となることはありません。

ただし、接し方や育て方が症状に影響を与えることはあります。

 ADHDの特性を理解しないままに、ただしつけを厳しくしても、症状を改善することはできません。

ADHDの子どもの多くは、こうしなければいけない、

これをしてはいけないといったことはわかってはいますが、

刻々と変化する外部の刺激に飲み込まれて、

どのように実行していくかを自分で計画することが困難なのです。

そのために、環境設定と具体的な指示(合理的配慮の下)が必要であり、

結果がうまくいけばしっかりとほめることが大切なのです。

 

 集中力を高める方法、集中力を途切れさせない方法

テレビやおもちゃなどの刺激物を排除する集中を求める場面では、

周囲からの刺激を極力少なくするようにしましょう。

 例えばテレビがついていて、おもちゃも散乱している中で学習するのはとても難しいのです。

部屋の隅を利用した三角コーナーを学習の場所とする視覚的な刺激が入りにくく、

集中力が求められる課題を行うには適した場所なのでは・・・。

 

この動きを「ダメ」「何しているの」・・・、禁句です・・・。

振り返ってみてください・・・。

 

 

 具体的なお手本

指示を具体化する(絵に描く、順番に必要なものを並べる、チェックリストを作成するなど)ADHDの子どもには、言葉による指示はなかなか伝わりにくいことがあります。視覚情報は受け入

れやすいため、指示を具体化することは指導に有効です。

 

 上手に褒める

気づいたらできるだけ早くほめるその場ですぐにほめることが大切です。時間がたつと効果はかなり落ちてしまいます。子どもと目線をあわせ、自分の喜びをストレートに表現する微笑みを浮

かべて、うれしさをあらわす声で、場合によっては抱きしめるなどして喜びの感情を表しましょう。トークン(ポイント)表の活用子どもが適切な行動をとれたら、シールやスタンプ、ポイン

ト得点などのトークン(代用貨幣)をあげて、それを集めると好きな物や活動と交換できるようにするシステムをトークンエコノミーシステムといいます。長い歴史のある有効な手段です。

 

 好ましくない行動がみられたら

 叱ることは反抗を刺激するだけで、好ましい行動を導くことにはつながりません

好ましくない行動がみられたら、注目せずに少し遠くで見守る(目をそらす、他のことをする)子ども自身を無視するのではなく、その行動を無視します。しばらく待って、好ましい行動をし

始めたら、すかさずほめます。興奮している場合は、まず落ち着かせる工夫を落ち着いたらそのことをほめ、「次はこうしてみたらどうかな」と代わりになる行動を示し、その成功を期待して

あげましょう。指示は一度にひとつ、具体的に(その○○を下に置きなさい、など)「やめなさい」、「だめ」、「何度言ったらわかるの」などの叱り言葉には、何をどうしたらよいかという

具体的指示は一切ありません。ADHDの子どもたちは指示の内容を理解はしても、どうしたらよいかをとっさに思いつくことができません。そのため、叱り言葉からはその場で求められる行動

の正解にたどりつくことは難しいのです。叱り言葉は子どもの自信を失わせるだけで、成功体験にはつながりません。『近づいて』、『穏やかに』、『静かな声で』注意する遠くから大声で感

情的に注意するのではなく、子どもに近づいて顔を見ながら、穏やかに、静かな(落ち着いた)声で話しかけます。指示を繰り返すときも、いらいらしたり声を荒げたりしないで、穏やかな口

調のままで話します。

子どもに対して、

「ありがとうね!助かったよ」と心から伝えてあげたら、

子どもは誇らしく思うでしょう。

 親としては、

子どもの悪いところほど気になってしまうかもしれませんが、

よいところを見逃さないことが大切なのでは・・・。

自閉症スペクトラム障がいの子どもは、

コミュニケーションをとることが苦手・・・。

よりうまくコミュニケーションをとるためには、

「共通基盤」がどれだけあるかということがポイントに・・・。

 

「共通基盤」とは、お互いの認識の中で共通している前提部分のこと・・・。

共通基盤があれば、さまざまなことが相手に通じやすく・・・。

大人は、日々、研究ですよね・・・。大人の責務。

 

 たとえば、医師と看護師の間には、専門分野という具体的な共通基盤があります。

とくに、外科などの体を扱う診療科では、

医師が手を差し出したら看護師がメスを渡すというように、

言葉を省略してもいろいろなことが伝わります。

 学校では、子どもたちのやるべきことは常に変化していきます。

基盤よりも変化のほうが多くなると、

自閉症スペクトラム障がいの傾向がある子どもは混乱し、

苦しくなって教室を出てしまうことが・・・。

 

こういった行動を防ぐためには、教える側にも工夫が必要・・・。

子どもがどれくらい授業を理解しているかよく確認することや、

子どもが授業中にやるべきことは、何なのか常に明らかにすること、

授業1コマの中でも勉強を教えていく順序を工夫することなどによって、

発達障がいの傾向がある子どもとのコミュニケーションが、

スムーズになるのでは・・・。

 

ある実話:参考になれば・・・

 自閉症スペクトラム障がいの子どもについてお話しします。その子は、小学校低学年の頃に祖父を亡くし、続けて父親を亡くしていました。母親の悲しみは大きく、生活の面でも不安があ

り、それが子どもに影響していたのでしょうか。その子は学校で、ある女の子に対して「食べたい」と言うようになりました。

診察を通して、私は、その子が言葉の意味の通り「人を食べたい」と言ったわけではないと思いました。発達障がいの子どもは強いこだわりを持つことがあり、その子も、女の子の鼻が気にな

っているようだったからです。また、男の子にとっては、母親との関係が密であるほどマイナスな面が出てくる場合があることから、健やかな成長のために遊びの支援をすることがよいだろう

と考えました。

そこで私は、子どもを支援する大学生を定期的に派遣する「フレンドリーパートナー」という事業をつくって、大学生の男性に、2週間に1回その子のところに通ってもらうようにしました。

若い男性が体を使って自分と一所懸命遊んでくれたという体験を経て、その子はやがて元気になっていき、「食べたい」と言うことはなくなりました。成長してからも、問題なく生活すること

ができています

 

 発達障がいの傾向は、その人の個性・特性ですから、生涯にわたって続くものかもしれません。

しかし、環境や人との関係によっては、早く不安を処理したり、

健全な生活を送ったりすることができるようになります。

その子にとって何が必要なのか、

何をすれば明るく自信を持って生きていけるのかという点において支援をすべきと・・・。大人の責務。

基本的には、子どもにもっと目を向けていくことが大切です。

関心を向けられている子どもは、大人の期待に応えてくれます。

悪い期待ではなくて良い期待をする、

「よいことをしたね」「スポーツが得意だね」といったことを言ってあげると・・・、

よいのでは・・・。

子どもに適切な支援をするためには、しっかりと話を聞いて(温かな心で傾聴)、

子どもの状況(心理)を知ることが大切です。

その際、子どもとどれくらい対話できるかということがポイントに・・・。

子どもと話をするときは、できるだけ穏やかに話を・・・。これ、基本、合理的配慮・・・。

赤ちゃんをあやすときのように、目と口を大きく開けて子どもを見ながら、

ゆっくり、はっきりと喋ります。

このように対話することで、子どもは緊張がほぐれ、いろいろなことを話してくれます。

また、安心感、この人は僕の私の理解者だと思わせると・・・、子どもは大人の話をよく聞いてくれるように・・・。

「この2週間の学校生活を教えてね」「家でどんなことをしているか教えてね」などと質問して、

子どもにたくさんのことを話してもらいます。

話せば話すほど、自分の頭の中を整理することができますから、

子どもの不安を処理することにもつながるのでは・・・。

 

人は、自分が喋るスピードよりも相手のほうが早口で喋ったり、大きい声で喋ったりしたら、うまく話せなくなるもの・・・。そのため、子どもの喋り方よりも、少しゆっくり、トーンを落と

して喋ることが大切・・・。返事をするときも、相手がしゃべり終わってから、わずかに遅れるくらいがよいのでは・・・。ある意味、合理的配慮・・・。これ、重要ですよね。

子どもと対話するスキルを磨くことで、子どもたちもうまくコミュニケーションがとれるように・・・。発達障がいの子どもと接する大人(親、学校の先生、学園職員・・・)は、リスニング

スキルや、マイクロカウンセリング技法を覚えると・・・、スムーズに対話をすることが・・・。子どものために出来ることは、何でも何でも・・・。

 

 大人(親、学校の教員、学園職員・・・)は、

発達障がいの子どもと接する人に求められることは我慢強さ・・・。

発達障がいの子どもと長く接してきた方なら、

子どもの言動によって心が動揺させられた経験を持っていることと思います・・・。

腹立たしいときもあるかと思いますが、それを抑えることが大切です。

一方、子どもたちのほうも、そういう状況を経験してきているはず・・・。

我慢強くて動じない人と接するときは、

子どもたちも安心できるのではないか・・・。

 

 

 子どもを尊重することがとても大切・・・。子どもが、中学生くらいであれば、本人はどうしたいのか希望を確認することが・・・。ひとりで話したいということなら、その通りにして、子

どもを尊重したいという気持ちが伝わるように心がけています。

また、なかには、困っていることを尋ねても答えない子どももいますが、「お母さんはなぜ君をここに連れてきたの?」「お母さんはこう言っていたよ。君はどう思う?」などと質問し、私と

のコミュニケーションだけでなく、子どもと親の間でもコミュニケーションをとってもらうようにしています。面接を通して「診察室ではコミュニケーションがうまくいく」ということが分か

ってくると、子どもは楽しそうに、いろいろなことを話してくれます。

 

 

保護者の皆さん・・・、

 困っているときはひとりで悩んだりせず、誰かに相談することが大切・・・。

自分の中にたまった不安やストレスは、外に出すことが大事・・・。

親が安定していて前向きな気持ちを持っていれば、

それは子どもにとってもプラスに影響・・・。

思うようにならないと感じても悲観的にならないで、

ひとりで悩むことはやめましょう。

困ったことや気になることがあれば、

遠慮なく遠慮なくご相談ください。

本当にですよ・・・。