血の通った指導とは・・・?

「ねぇねぇ、先生・・・。もう、コンビニには”肉まん”が売っているんだよ。おいしそうだった・・・」

ある子は、肉まんの販売開始に・・・食欲の秋を感じたようです。

ある子は・・・、飼っているハムスターに自作のヒマワリの種があげられたこと・・・

ある子は・・・松茸をもう食べたこと・・・

ある生徒は・・・教科書に載っていた挿絵になぜか涙がでてきたこと・・・

ある生徒は・・・大好きなアイドルが新曲を出すこと・・・

 

まだ、半袖に頼らざるを得ない・・・微妙な季節の変わり目ではありますが

秋の到来を感じたようです。

 

来月に中間テストを控えているある生徒は・・・

「あーーーっ!!もう!!!」

頭を掻きながら・・・突然、立ちあがりました。

「解の公式やっと覚えたのに!!覚えたのに!!計算ミスがひどくて・・・解けない!!」

 

ある児童は・・・

「もうだめだ・・・出来る気がしない・・・」

半径×半径×3.14の公式は頭に入っているものの・・・

なかなか、計算ミスで途中でいやになってしまうのです。

 

確かに・・・公式さえ覚えてしまえば何てことありません。

しかし、出来る出来ない以前に計算ミスでいやになってしまうのです。

かつて、これを書いている私も同じ目にあったことがあります。

 

だから・・・まるで、その当時の自分を励ますように・・・

「だいじょうぶ・・・大丈夫・・・次はできるよ」

と、励ますのです。

「4×4×3.14。小数点の下ろし方気を付けてよ!!慌てないでいいから。わかっているんだけど・・・悔しいよね?」

これは、寄り添い指導ですが・・・

 

ある国語の授業では・・・児童に朗読をさせ・・・

出てきた、AとBの心情と場面の変化について・・・アクティブラーニングさせました。

複雑な物語ですので、中々・・・主題へとつながるいい部分が見つかりません。

ある児童が

「だから・・オレ、国語きらいなんだよ・・・絶対あたりがない・・・」

ある指導員は・・・

「そっか!!じゃあ、道徳をしようか?これまで、山の中をさまよって・・・やっと、街の灯りを見つけたAの気持ちになってごらん?」

「やった・・・街についたんだ!!今日は、布団でねれるんだ!!・・・なるほど!!!」

 

またまた・・・ある生徒は、ある注意とともに・・・

1年後・・・3年後・・・10年後はどうなっているのか?と質問をされていました。

「いいんだよ・・・どうせ、俺バカだから!!」

「そっか、先生は・・・バカって嫌いじゃないけど・・・。だって、人間らしいんだもん!」

「え?だって・・・バカだよ?」

「バカっていうやつが・・・バカだと言ってだな・・・人間っていうのはバカやりながら・・・1つひとつ賢くなるんだよ・・・」

「つぎ、もう・・・バカやらないよ・・・でも、これで1つ賢くなったのかな?」

 

オンライン授業が近未来の新しい教育のスタイル?

って、勘違いをしている児童生徒も少なくはないとおもいますが・・・

やはり、教師としての情熱は・・・どんなに表現上手でも、顔と顔を合わせて・・・

一番いいタイミングに伝えてあげる・・・熱してあげることが肝要です。

また、人間らしさ・・・人間味・・・人間臭さの中から・・・

徐々に人間形成がなされるのだと思います。

 

だからこそ、いつでも温めて・・・時には熱してあげて・・・

血の通った・・・支援・指導を心がけたいところです。

 

また、ご家庭でも・・・親の愛情・・・真意が・・・じわりじわりと

伝わるような心がけが大切だと思います。