壁を与え乗り越えさせることこそ・・・

先週から定期考査がはじまり・・・

だんだんと・・・実施前の学校が少なくなってきました。

終わって既に成績が帰ってきている学校もあります。

 

そんな中・・・定期考査が終わった学校を後目に、せっせと頑張る生徒。

また、すでに終えた学校の生徒はというと・・・実は復習も兼ねて、まだ頑張る生徒に付き添いながら学習をしています。

このような、かかわりの中から・・・心が成長するんですよね。

 

だから・・・考査前の緊張感が未だに教室には残っています。

その緊張感の中には、もちろん友とのかかわりによって緩和されたりもしますが

私たち指導員は、1問1問できたことを認めて・・・・

何よりも、努力をしていることを認めて・・・・

この考査の壁を利用して、心や資質の向上を図っております。

 

テストを簡単にクリアして・・・点数をあげて・・・点数を認めさせて・・・

っていう、学習だけではないのです。もちろん、点数も自信につながるのであれば十分に利用できます。

しかし、その壁を乗り越えて成長させることが私たちの使命なのです。

 

だから・・・

ワークやドリルの答えを写して・・・やったつもりになっている

ノートを書いているふりをして・・・実は全然やる気がない

希望をいうが・・・実際、そのスタートの位置についていない

学習に対しての意識が「やらされている」そのものである

学習に対して意欲を持っていない・・・やったふりをしている

 

こんな様子があれば・・・周りの大人たちは、子どもたちに気づかせ、考えさせて

しっかりと、学習が根付く土壌をつくってやらねばならないのです。

 

それには、「やれ!やれ!」指導では絶対土壌ができるはずがありません。

できたところで、にわか覚えに過ぎないでしょう。

だから、学力ももちろん大切ですが・・・この考査の時期の終わりに・・・

豊かな心づくり→学力の向上→個性が磨かれる

を感じることが出来るのです。

 

これは、中学生・高校生に限った話ではなく

割り算が苦手なある子・・・ドリルは・・・教わるがままやったらできてしまった。

しかし、おそらく独りでできるか?というと、恐らくできないだろうと思ったので

何問か、手書きで問題をつくり解かせてみました。

もちろん、「いやだ!なんでやらなきゃだめなの!宿題終わったんだから!」

という不満もありましたが・・・一問やってみました。

 

すると・・・何とたった一問で自信がついたのです。

恐らく「大変だけど・・・進んでやった!」という自信ではないかと思います。

もちろん、努力した結果だけあって・・・割り算の問題が解けるという結果が出ました。

 

また、それと同時に・・・「学習は進んでやるもの!」ということが、心に刻まれたことでしょう。

あえて、壁を用意して登らせる・・・大切な支援・指導ですね。