ゆっくりでいいんだよ・・・

先週末にいくつかの学校の運動会・体育祭が終わり・・・

昨今、子どもたちの学校の課題に・・・硬筆がちらちらと・・・

どの子も真っ白な紙に最初の一画目がとても緊張するようです。

 

よくお手本を見ながら、真剣に一画一画と書いていく・・・

ときどき気持ちの焦りから、サササッと書いてしまう。

しかしながら、指導員に・・・

「いいの、いいんだよ、、慌てなくてもいいんだよ、、、ゆっくり書いていいんだよ」

と声を掛けられながら・・・

 

字の形ももちろん大切ですが・・・しっかりとお手本を見ながら、止め、払い、撥ねを・・・

そして、やっとできた1枚に指導員から・・・

「この『成』はうまく書けたね!!止めも払いも・・・」

「この『の』は大人の字だね!」

「◯◯ちゃんは、とても真剣にやっていたね。」

など・・・。

 

子どもによっては「俺、全然うまく書けないから・・・誰にも見せたくない!!」なんて言っている子もいます。

しかし、思いもよらず褒められると悪い気はしないようです。

また、書いてある字の中から伸びしろとなる字を見つけ出し・・・それを、トコトン褒めてやる。

これは・・・そう・・・

 

テストで点だけを見るのではなく・・・その過程も、その答えの一つひとつもしっかりと見る。

これは、子どもの伸びしろ探しと同じですね。

また、

「いいの、いいんだよ、、慌てなくてもいいんだよ、、、ゆっくり書いていいんだよ」

これは、教師として得意技の一つです。

慌てて先を急がせるのではなく・・・じっくりとじっくりと・・・

だからこそ、成長の要となる伸びしろと遭遇できるのでしょう。

 

その中で注意すべきなのは・・・

朱を入れて、字の形や止め撥ねなどを直すのも大切ですが・・・

まずは、良いところを見つけて、確実に伸ばしてあげることでしょう。

無闇やたらに・・・「この字はこうしたほうがいい!もっと、大きく払った方がいい・・」なんて指導していても

子どもの大切な自尊心を傷つけるだけで、大切な個性が磨かれることはないでしょう。

だからこそ、むしろ・・・良い点を認めて・・・

良くしていくところは・・・自分で気づかせるのです。

 

そして、明るい方向へ・・・すくすくと、葉を拡げるのです。