各小中学校、本日、修了式。子どもたちは、真剣に、式に臨んだことでしょう・・・。
今年度、子どもたち自身、心づくりを・・・、自分づくりを・・・、そして、自分色に輝いてきたのです。
お子さまが帰宅しましたら、満面の笑顔で迎えて頂けたら・・・、いただいたことと思います。
明日でも、よいので、是非、笑顔で我が子に声かけを・・・。
声かけを子どもは待っているのです。
親子の絆の深まりに・・・。
家庭教育の原点です。
通知表においても、数字だけを見るのではなく、先生の所見の褒められているところを、そして更に具体的に言葉を加えて・・・。また、基本的生活習慣等の評価を見て・・・、◯があるところを、更に具体的に認め褒めてあげてください。欠席日数もゼロでしたら、最高に認め、めちゃめちゃ褒めてあげて・・・、休みがちの我が子に対しては、これだけ学校に行けたんだね・・・、お母さん嬉しいよと。通知表見せてくれてありがとう・・・、見せてくれて、嬉しいよと。・・・・してくれて、嬉しいよと、肯定的に・・・、ポジティブ的に・・・、目先ではなく・・・、目の前だけでなく・・・、先を考え・・・、将来的に考えることが・・・・。子どもの心に「安心感」「心のゆとり」を・・・。私のお母さんは、私を見てくれている・・・、私のこと信じてくれていると思わせてこそ・・・、真の親では・・・。
どう見ますか・・・通知表を・・・、
そのための基礎知識・・・、参考に・・・。
一般的に、小学校では学期末に成績などを記した通知表(あゆみ)が配布されています。通知表は、学校や学年にもよりますが、各教科とも3段階(◎◯△、321)や5段階(54321)で示されることが多いです。
子どもも親も、「◎が何個増えた(減った)」と一喜一憂していることが多いと思います。しかし、小学校の教員として長く現場に携わった経験から、通知表の評価で子どもも親も感情を乱すことには少し違和感があります。
◎などの一般的な通知表の評価は、その期間のある教科の一般的傾向を示しているに過ぎません。たとえば、小3の算数は、1学期に九九の復習、時間、長さ、大きな数、2桁の割り算などに取り組みます。通知表の評価は、それらを網羅(平均)して決めています。
算数だけでなく、ほかの教科も同様です。1学期の評価は、その期間(1学期の間)に取り組んだもののまとめとしたものが数値として表されています。つまり、通知表を見るうえで本当に大事なことは、どの単元ができていないのかということになります。もし、1学期の算数の評価が「◎」であったとしても、大きな数に関しては理解が十分でないということもあり得ます。
なお、通知表の成績の付け方は、現行の学習指導要領に変わった2002年(小中学校の場合)に「相対評価」から「絶対評価」へ変更されました。これにより、クラス内で「◎」や「5」をもらう児童生徒は一定に限られていたところ、相対評価に変わったことで、基準を満たせば最高評価がもらえるようになりました。保護者世代と今の子どもでは、通知表そのもののあり方が異なっています。
繰り返しますが・・・
このことは、本当に大事 なのです。
結果だけを見ないで…子どもを伸ばす心得
通知表を持って帰ってきたら、どのように声をかけていますか。できれば、子どもに声かける際は、「結果のみを見ない」で、「過程」に注目して声をかけてあげてください。
通知表の評価は、すでに述べたように、その期間(夏休み前なら4月から7月まで)の「結果」が示されたものです。良い結果、たとえば「◎が増えた」「△が減った」という時もあれば、悪い結果「◎が減った」「△が増えた」という時もあります。大事なことは「結果」ではなく「過程」なのだと思います。
行動と良い結果の関係に気づかせる
良い結果の時には、本人が色々と努力をしたのかもしれません。保護者が声をかけるなら、そのような努力の部分を評価するとよいでしょう。「いつも家から帰ったらすぐに宿題を終わらせていたからだね!」「小テストで間違えた所をきちんと復習したからだね!」などの言葉を親がかけることで、子どもの中で「きちんと取り組んだこと、努力したこと」と「良かった結果」とが結びつきます。きちんと取り組んだり、努力したりしたからと言って、毎回うまくいくわけではありません。しかし、自分の努力と良い結果が結びつく経験を何度も得た子どもは、「過程」の大切さを学んでいきます。
良い点数で「お小遣い」は逆効果
「結果」のみに焦点を当ててしまうとそうはいきません。極論、「良い結果であればズルをしてもよい」ことになってしまいますね。結果を追い求め、カンニングなどのズルをしてでも100点を取ろうと思う状況は、子どもにとって明らかに良くない状況です。大人の世界でも、ズルや嘘などによるトラブルがニュースなどで取り上げられています。そういったトラブルを引き起こしてしまう人は、育ちの中において、ズルをして得をするような経験をしてしまっているのかもしれません。
そういった意味では、「テストで100点を取ったら100円あげる」など、良い結果とご褒美を結びつける方法はあまりお勧めできません。一時的な意欲の向上にはなりますが、中長期的で見ると、意欲の維持には繋がりません。金銭的にも、「ものでつる」ようなやり方は続けていくことはできません。そもそも、その仕組みをやめた途端、子どもの意欲は大きく低下します。そういったことよりも、学びの意味は「自分の能力を高めること」「選択肢を増やすこと」「社会貢献すること」などにあります。報酬で結果を導くより、子どものころからそういったことを伝えている家庭のほうが、より良い育ちにつながるのだと思います。
なお、この「ものでつる」方法は・・・。子どもの読書量を増やそうという試み・・・、子どもが本を1冊読むごとに一定のお金をあげるという・・・、実際にやってみると、たしかに子どもの読む本の数は増えることでしょう。しかし、子どもたちは冊数を稼ごうとするあまり、薄い本や簡単な本を読むようになってしまっり、そのうえ、取組みをやめた途端、本をあまり読まなくなってしまいます・・・。
未来につながる「通知表」
通知表の結果が悪かった場合には、その結果を見て、親が真っ赤な顔になって怒ってもあまり意味はないかもしれません。それよりも「過程」に目を向け、「何が悪かったのだろうね?」と子どもと一緒に問題点を見つけるような雰囲気だと良いのだと思います。親から見て、正しい答えがわかっていたとしても「あなたの〇〇が悪かったのよ!」とは言わず、子どもが自分で考え、気づくことができるような状況にしていきたいですね。
そして、子どもが見つけた問題点は、次の学期でなくすよう心がけた生活を送るよう応援してあげましょう。親がフォローできることもたくさんあると思います。それで、次の学期末に成績が上がったら、「結果」以上に「過程」を褒めてあげるのです。
この一連の過程は、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(改善)」の頭文字を並べ、「PDCA」サイクルと言われる行動方法に沿うものです。別の見方では「課題解決型学習」とも言えるでしょう。自ら課題を見出し、それを解決する方法を考え、実行していく、というものです。こういった経験は、その後の学びにおいても大きく役立ちますし、大人になってから仕事をする中でとても大切になってきます。学校での学びと違い、大人になってからは、正解のない中でより良い答えを探していくことが求められるのです。