子どもの会話を耳にしました。今日、僕ね、先生に、めちゃくちゃ叱られちゃったんだよと・・・・。友は、何をして叱られたのと・・・。実は、僕が悪かったんだよ。怒られても仕方がないけど・・・・。友は、すごいね、先生の気持ち、わかるんだ・・・・。こんな会話でした(もちろん、指導員が入りました)。この会話も、豊かな学びと考えます。
学校でも、家庭でも・・・・
厳しい指導は・・・・、心ある厳しさは・・・・
基本的に子どもに対して厳しい指導(自己満足指導:変容に繋がらない指導)は絶対にあってはならないと・・・・。
誰かの命に関わる場合や緊急の場合など、強く指導は当たり前・・・・・。
通常は、日々、真のかかわりをし、子どもの為にトコトン行動し、これがあってのことですが、子どもが物事を理解できるように言葉で・・・・・。
大声を出したり、威嚇に近い指導をしたりすることで、効果的に子どもを変容させることができる場合があります。
しかし、その子どもの変容は「恐怖」や「刺激」によるものであり、深い部分での理解や成長に基づいている訳ではありません。
すべきことは、子どもに「なぜ、そうしなければならないのかを伝えること」そして、気づかせ、感じさせることが・・・・。
「なぜ、人をぶってはいけないのか?」
「なぜ、周りの人と仲良くしなければいけないのか?」
「なぜ、クラスで長縄の練習をしなければならないのか?」
「なぜ、時間を守らなければならないのか?」 等々。
子どもが納得できるような説明を行うことができれば、子どもの行動は変容します。
子どもがうまく取り組めていないような場合、子どもが納得できるような説明をすることができていないことが多いです。
その結果、思ったようには子どもが動いてくれず、「こらーっ、お前達は何をやってるんだー!」などの怒鳴り声につながります。
怒鳴ることが間違って・・・・・
心ある・・・・・、真のかかわりが・・・・・
冷静に状況を整理すると、大声を出すことのおかしさ(間違え)が分かります。
子どもが思うように動かなかった原因は、教師・親にあることがほとんどです。
「教師の指示や準備が悪かった」ということです。
的確で、適切な指示が出れば、子どもはきちんと動きます。
しかし、その指示が、曖昧であったり、不適切であったりすると、子どもは思っていたようには動けません。
自分の思ったように動いていない子どもを見て、イライラして、怒鳴っているという状況が・・・・。
原因が、教師側にあるのですから、本当ならば、うまく子どもが動けていないことに関して子どもに謝罪をし、自分のやり方を反省・・・・・・。
叱らないで済む状況を作る・・・
起こる前にできることが・・・
ある程度、予想が・・・・
「誉めしばる」という言葉を・・・・・。
問題行動を起こしそうな子どもをあえて誉めて、良くない状況になりにくくするというやり方です。
先回りをして、子どもがトラブルを起こしにくい状況を作り、活動の質を高くしていきます。
子どもに何かを取り組ませる際、できるだけ「意義をわかるように説明する」ことが・・・・。
「なぜ、それをするのか」ということです。
活動のはじめに、少し時間が掛かる場合もあるのですが、そういったことをすることで、子どもの中での活動への理解が変わります。
学校で取り組む活動は、場合によって、努力、苦労、我慢などを必要とするものもあります。
運動が苦手な子どもにとっての持久走大会などは、まさに・・・・・・。
苦しいし、辛いし、遅い子どもにとっては、恥ずかしいし・・・。
そういった状況で、「なぜ持久走大会が必要なのか」を子どもにわかりやすく話し伝え・・・・。
「どんな仕事においても体力があった方が良い仕事ができること」
「辛い時に我慢ができる精神力は、大人になってからも役立つこと」
持久走は嫌だけど、自分の将来のためにがんばってみようと思えるようにしたいのです。
「意義」や「意味」を理解すれば、子ども達は大変なことにも粘り強く取り組みます。
さらに、子どもたちに自分づくり(心の成長、人間性の向上・・・・)を・・・・。
さらに「なぜ、学ぶ必要があるのか?」や「なぜ、生きていくのか?」などの内容も・・・・・。
子どもがしっかりと日々を生きていくためには必要なことだと思っています。
学校の先生方、保護者の皆さま、参考になれば幸いです。