本日も、児童たちが継続的にSSTを続けています。子どもたちは、検査官(臨床心理士)と真剣に、取り組んでいるのです。
保護者の方の声ですが、SSTをやって帰宅すると、落ち着きさ、明るい表情がと・・・・。更に、学校の先生に、お子さんの言動の変容が凄く見られますと言われるそうです。
子どもって、やはり、伸びしろ、可能性を求めてあげることが・・・・・。
SSTについて 保護者の方々も、是非知って欲しいものです。
SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)とは
SSTとは,エス・エス・ティ,社会生活技能訓練などとも呼ばれることがあり,認知行動療法と社会学習理論を基盤にした支援方法の一つである。
社会の中で,相手から自分の望むような反応(望むような回答,理解など)を得るためには,一定の認知や行動(言動)のスキルが必要である。たとえば,親しくなりたいと思うクラスメートへ話しかけたときに,相手も同じように自分と親しくなりたいと思い,それを表現してくれるような結果が得られる話しかけ方などは,人によっては何の苦もなくできることであるが,一部の若者にとっては,一定の知識を得て,訓練をして,初めてできるようになることである。そのようなときに,必要な知識(どのような言動が望ましいかなどの情報)を与え,練習(行動リハーサルなど,ロールプレイなどを通して実際にやってみる体験)できるように支援の順序とコツを定め,構造化した支援の方法がSSTである。
SSTの流れ:
ア ウォーミングアップ(緊張をほぐすために,主にコミュニケーションの練習になるような内容の,楽しめるゲームなどを行う。たとえば,「アニメと言えば」という前ふりで,自分の好きなアニメについて1分以内に発表するなど)
イ 練習する課題を決める(どのような言動ができるようになりたいか,どのような認知(考え方や感じ方)をより良いものへ変えていくことができるかを決める。)。
ウ 場面をつくって行動リハーサルをしてみる(練習するメンバーは行動リハーサルして練習する。そのとき,他のメンバーが練習場面に登場する相手役の役割を演じる。これをロールプレイという。)。
エ 良かったところをほめる(行動リハーサル(ロールプレイ)が終わるとすぐに支援者や他のメンバーは,練習したメンバーの「良かったところ」をほめる。このことにより,その良かった言動(言語的,非言語的コミュニケーション,ものの見方や考え方)を強化し,次回以降もそのメンバーが同じような良い言動ができるようになる確率が上がるようになる。)。
オ 更に良くする点(改善点)を考える(より良くするための改善点を,他のメンバーや支援者が考え,提案する。提案されたものの中から,練習するメンバーが取り入れたい,取り入れられそうだ,と思えるものを取り入れることにする。)。
カ もう一度練習する(取り入れる改善点を心に留めながら,再度,練習するメンバーが行動リハーサルをする。)。
キ 良くなった点をほめる。
ク 実際の場面でやってみる「チャレンジ課題」を決める(今,練習したことをもとに,実際の生活場面で,練習したメンバーも,他のメンバーも,次回のSSTの会合までに行う「チャレンジ課題」を決める。)。
ケ 実際の場面でやってみる(日常生活の中で,実際にやってみる。)。
ある教室では、支え合い学習を・・・・、助け合い学習を・・・・、教え合い学習を・・・・。これらも、友の心を考えての声かけに見えます。上から目線ではなく・・・・、一緒に頑張ろう・・・、一緒にできるようになろうという気持ちが見られます。ある児童は、わざと間違えたり・・・、わざとゆっくりやったり・・・、そして、みんなで「わかった、出来た」「わかったね、出来たね」という声が、教室に響き渡るのです。非常によい学びの雰囲気になるのです。これらの継続によって、いつの間にか「学びの意欲」に・・・・・。
運動療育的スポーツでのことですが・・・・、ある児童が、ちょっとわがままが出ました。指導員が、適切な声かけのみで、その児童は、笑顔に・・・。みんなと一緒に楽しそうに・・・・・。この児童の成長ぶりには驚かされます。今後の更なる成長、変容が・・・・、非常に楽しみです。指導員皆が、そう評価しているのです。
子どもの「伸びしろ、可能性」必ずあります。必ず変容します。
保護者の皆さま、一緒に頑張りましょう。