本日も、保護者の方とのお話をしました。うちの子は・・・・、周りの子は・・・・と。こんな見方、考え方は・・・・・。また、うちの子をもっと見て下さい、うちの子を、もっと指導をお願いしますと・・・。親として、正しいあるべき姿とは・・・・。再度、考えたいものです。愛情と言えるでしょうか。
親として、他の子と比べる「比べる病」
親はいつの間にか子どもを比べています。
近所の子と比べ、クラスの子と比べ、兄弟と比べています。
ときには、自分が子どもの頃と比べてしまうこともあります。
親として、再度見つめ直してみて下さい。
あるいは、本や雑誌に出ている「○才までに○○を」とか「○年生では○○ができるように」などという情報と比べてしまうこともあります。
もしかしたら、「私は比べていない」という人がいるかも知れません。
でも、それは本人が気づいていないだけだと思います。
本当は無意識のうちに比べていて、比べていることにすら気づいていないというのが一番心配・・・・・・。
この「比べる」という行為は、どの親も多かれ少なかれあるのでは・・・。一種の病気のようなもので、「比べる病」と呼ぶべきものです。
そして、比べるとどうしてもよそはよくみえ、わが子はみすぼらしく見えます。
なぜなら、隣の芝生は常に青く見えるものだからです。
身体が小さい、いつまでも乳離れしない、なかなか立ち上がらない、などから始まって、言葉が遅い、あいさつができない、運動が苦手だ、勉強ができない、などなど、いつまでたっても続きます。
兄弟で比べるのは絶対ダメ・・・
中でも一番よくないのは兄弟で比べることです。
例えば、「妹はできるのに、お兄ちゃんのあなたがなぜできないの?」「お姉ちゃんはちゃんとできてるよ。あなたもがんばらなきゃダメでしょ」などの言い方です。
子どもにとってこういう言葉ほど苦痛なものはありません。
親は子どもを発憤させようとして言うのでしょうが、すべて逆効果です。
これでやる気が出る子などいません。
それどころか、「どうせぼくなんかダメだよ」と感じてしまい、ますますやる気がなくなって・・・・・・。
さらには、「ぼくは妹みたいによく思われていないようだ。お母さんはぼくのことが嫌いなのかも」と感じて、親の愛情を疑うように・・・・・。
すると、ますます素直にがんばる気持ちが・・・・・。。
さらには、兄弟仲が悪くなるということもあり得ます。
親の不公平な態度が、兄弟仲を悪くさせてしまうことも・・・・
促成栽培より大器晩成・・・・
子どもはみんな十人十色で百人百様です。
どの子にも、生まれ持ったオリジナルな成長ペースというものが・・・・。
これは兄弟でもまったく違いますよね。
ですから、子どもを比べて「早い」とか「遅い」などと、一喜一憂する必要はないのです。
今の日本の子育てや教育では促成栽培が流行りすぎて・・・・。
子どもたちは、小さいときから優秀であることを求められています。
でも、何でも早ければいいというものではありません。
小さいころはなんでも早くできて目立ったけど、だんだんそれほどでもなくなってきた。
やがては普通になり、結局は意外と伸びなかった。
このよううなこともよくあります(過去の教員生活を振り返りますと・・・)。
また、次のようなこともあります。
初めのうちは大したことがなかった。
それどころか、人に後れを取るほどだった生徒が、自分のペースでじっくり着実に成長し、年を追うごとに伸びていき、やがては大きく花開いたのです(遅咲き)。これでよいのでは・・・。
あるいは、何か一つのことをきっかけに一気にやる気が出て爆発的に伸びた子も・・・。
こういう大器晩成の例が世の中にはたくさんあります。
周りをよく見て下さい・・・。
学園でも・・、小学校時代は・・・、
でも中学校3年生になると・・・。
どの高校にしようかと「よい悩みを」・・・・・。
苦労は相当してましたが・・・・。
よく耳にしますが、
アインシュタインは子どものころ言葉がうまく話せなかったそうです。
それで、うまく自己表現ができずに、鬱屈した日々を送っていました。
また、読むのも書くのも苦手で、おまけに算数の計算問題も苦手だったそうです。
でも、大人になってからは相対性理論を打ち立て、歴史に名を残す大科学者になりました。
後に発明王といわれたエジソンが、子ども時代には学校にうまく適応できなかったことは誰でも知っているいますよね・・・・。
また、進化論を打ち立てたダーウィンは、子どものころ昆虫採集や狩猟に夢中になり、勉強をまったくしないので、学校の成績はひどかったそうです。
それで「ダーウイン家の恥」と言われていたそうですよね・・・。
目先のことにとらわれずに、子どもを長い目で見る
子育て中の親としては、
目先のことばかりにとらわれないで、
子どもを長い目で見ることが大切です。
目先のことにとらわれすぎて、できないことを否定的に叱ってばかりいると、子どもは自分に自信を持てなくなります。
そうすると、自己肯定感が持てなくなり「自分はどうせダメだ。何をやってもムダだ。自分にはできるはずがない」と思い込むようになってしまいます。
これだと、後で伸びるための芽を摘んでしまうことになります。
後でやる気スイッチが入りそうな機会いろいろやってきても、「どうせダメ」ということで、スイッチを押せなくなってしまうからです。
以上、参考になれば幸いです。
本日も、各教室、しっかりと、「確かな学び・豊かな学び」を・・・。保護者の方々、この学びの普に気を是非見てほしいものです。
本日、ある専門学校の校長先生が来校しました。教室内を見て、子どもたち、しっかり勉強してますねと。先生方とよい関係が伺えますねと。また、友だち同士で教え合っている姿、心の大きさを感じますと。
この勉強の雰囲気、すごくすごく「素敵」ですねと。