学期初め、初心に・・・・

 来校する子どもたちは、本当によく「学ぶ」のです。凄過ぎるって感じです。そこで、我々大人が、「学び」について、日々、再認識することも重要と考えます。

学校も、学園も、家庭も、子どもたちの真の学びの体制づくりを・・・・。

【学び】について考えてみましょう・・・。学ぶとは・・・・・。

1 勉強する。学問をする。
 「学園で英会話を学ぶ」
 
2 教えを受けたり、見習ったりして、知識や技芸を身につける。習得する。
 「よく学び、よく遊べ」

3 経験することによって知る。
 「苦労して人間のすばらしさを学ぶ」

4 まねをする。
 「真似から、始まる学び」   

もちろん、『学び』の中にも『勉強する』と言う意味が含まれているが、注目したいのは『経験する事によって知る』と『まねをする』の部分なのでは・・・・・。特に、「真似」をすることを・・・・。

まねをして経験する事によって知る

『学び』の語源は『まねる』と言う説が・・・。例えば、赤ちゃんは正にそうですよね。最初はお母さんやお父さんのマネをして表情や感情や言葉を覚えていく。そのマネを幾度となく繰り返すことで『経験』となり『学ぶ』ことが出来るのです。

 大人になると人のマネをする事に嫌悪感を抱く人も多いだろう。でも本気で学びたいのであれば自分より上手くやっている人のやり方を徹底的にマネするべき・・・。自分のやり方など固執する必要はないのです。徹底的にマネする事で行動学びの最短ルートに・・・。

なぜなら『まねる』と言う行為には『行動』が含まれているから・・・。

学びの本質を知るための6段階

人はなぜ学ぶのだろう・・・・。それは学ぶ事で『成長』自己実現をしたいから・・・。     この『成長』には成長の6段階が重要であると考えます。実は、この成長の6段階の中に『学び』の本質が・・・・・。皆さん、よいよう(ポジティブ)に解釈を・・・・。

第1段階 知らない ⇒  知る

自分の成長に必要な本の存在を『知らない』ところから『知る』ことが第1段階。本の存在を知って読むことで『この本を知っている』状態になる。

第2段階 知る  ⇒ 分かる

次は本を読んで知る事が出来ても、理解(分かる)事が出来ないと第2段階の成長に繋がらない。理解(分かる)するためには何度も本を読む必要があるかも知れない。何度も本を読み理解することで『この本を分かっている』状態になる。

第3段階 分かる  ⇒ 行う

大抵の人は本を理解(分かる)したところで終わってしまう。この第2段階と第3段階の間には高い壁がある。成長するには分かるだけではダメであり、実際に行うことで初めて自分の成長に繋がる。理解した事を行動に移すことで『この本で理解した点を行動に移した』状態になる。

第4段階 行う  ⇒ 出来る

行動して上手くいかないと止めてしまう人がいる。その人は第4段階まで来ることが出来ない。行動して上手くいかないのは当たり前なのでポイントは、出来るまで行動することだ。実際に出来る様になることで『この本で書いてある事が実践出来る』状態になる。

第5段階 出来る  ⇒ 共有する

もしかしたら第5段階は日本人が一番不得意とするところなのかも知れない。出来る様になった事は誰かに共有する事で更に学びを深める事が出来る。誰かに共有する事で自分が足りなかった所が見えてきて成長に繋がるのだ。難しく考える必要はないブログで共有するだけでも良い。とにかくアウトプットする事が一番の学びとなる。共有することで『この本に書いてある事を人に教える事が出来る』状態になる。

第6段階 共有する ⇒ 在る

この第六段階まで来ている人はそうそういないだろう。でも1度は見かけた事はないだろうか・・・。この人と話すだけで色々と学ぶことが出来る。この人がアレをしているのであれば自分もマネしよう。そんな人と出会ったことはないだろか・・・。この第6段階については意識してステップアップ出来るものではない。いつの間にか辿り着いている境地なのでは・・・・。つまり、意欲、前向きさ、諦めない心・・・・。

 

【成長の6ステップ】

第1段階 知らない ⇒  知る  認知

 第2段階 知る  ⇒ 分かる    認知

 第3段階 分かる  ⇒ 行う    学び  

 第4段階 行う  ⇒ 出来る   学び

 第5段階 出来る  ⇒ 共有する   共有する

 第6段階 共有する ⇒ 在る   共有する

つまり、大抵の人が言う『学び』とは第1・2段階の”認知”の状態であり。記憶(インプット)型の『勉強』に過ぎない・・・。しかし『学び』の本質は第3・4段階の”行う”と”出来る”の状態。つまり行動型の学びが極めて重要と考えます。

以上、「学び」についての一つの考えですが、ご家庭において、参考にしていただければ幸いです。

 学園では、行動型の学びを行っています。確かな学びと豊かな学びをともに・・・。

 学習スキル、日常スキル、ソーシャルスキルの向上を目指し、全指導員、皆気持ちを持って、子どもたちのよりよい変容に全身全霊をもって努めていきます。

これでこそ、生きる力の育成、深い絆づくりに・・・・。人格完成に・・・・。

 

ある教室で、子どもたちに、2学期の学習、生活のめあてを考えさせていました。学校でのこと、学園でのこと、家庭でのこと。

 子どもたちが全員集まり、静かに真剣に考えるのです。その後、各自、言葉で・・・・。そして、ある子が、有言実行だねと・・・・。ある子は、失敗してもいいよねと・・・、先生、叱っていいよと・・・。2学期、悪さをしないようにしますと・・・・。勉強を頑張りますと・・・。そして、皆で、「心をコントロールする力」を合言葉にしましょうと。

 これらの言葉を聞くと、我々指導員は、「責任」という2文字が・・・・。でも、これこそ、我々指導員にとって指導員冥利に・・・・。 

この2学期も、保護者の皆さま、一緒に頑張りましょう・・・・。