「◯◯ちゃん/くん、すごいね」「えらいね」と抽象的にほめるのではなく、「お着替えができたね」「上手にスプーンで食べられたね」とできたことを具体的に伝えるようにしましょう。
できるだけほめる回数を多くしたほうが、しつけはスムーズに進みます。子どもの行動を見守ってあげるようにして、「できた!」という気持ちを尊重してあげられるような声掛けがよいと考えます。
なんでもかんでも「すごいね」「えらいね」「さすがだね」と言うのではなく、「◯◯ができた」「●●ができるようになったね」と行動を言葉にして表してあげるだけでも子どもは「ママ(パパ)は見てくれている」と安心することができます。ここが重要なのです。子どもの気持ちを第一に。
しつけの中で“ほめる”目的は、子どもの自尊心を伸ばしてあげることにあります。「自分はできる」という気持ちを育てられるような言葉を選ぶようにしていきましょう。
子どもによっては、「何がいけないのか」まだわかっていないのに、厳しくいうことはよくないと・・・・。まず、善悪について教えてあげることが、重要であり、当たり前ですよね。一回教えたからと言って、それだけで良いわけありません。1回教えて出来る子なんていません。最終的には、子どもが自分で、気づき、感じて、初めて理解できるのです。時間がかかってもいいではありませんか・・・。
大人でもクドクドと何時間も叱られるのは嫌なものですが、子どもも同じで、時間が経てば経つほど「何を叱られているのか」わからなくなってしまいます。
たとえば、食べ物を下にわざと落としたことを叱りたいのであれば「食べ物をわざと落とすのはいけない」ことと「下に落としたらもう食べられなくなる」「食事を作ってくれた人に失礼な行為である」など、やってはいけない理由を伝えたら、叱るのはそこで終了です。
決して、「毎日毎日同じことで…」「何度言えばわかるの」「昨日もやった、あのときもやった」と過去を蒸し返して怒る(最悪の怒り方)ようなことはせず、その場だけで終わらせるようにしましょう。いつかは気がつくでしょう・・・。理解できることを信じましょう・・・。
親も人間なので、イライラはするものです。できればイライラしないように対策を講じておくことも大切ですが、イライラしているなと感じたときには、まず深呼吸をするようにしましょう。
「あ〜もうっ!」とイライラしたときに、鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸法を・・・・・。
深呼吸をすることで、大きな声で怒鳴りそうになっていた気持ちにストップがかかり、冷静に子どもが何をしようとしているのかが見えてくることがあります。