学校教育を知りましょう・・・・

本日も、保護者の方から、相談が・・・・。

保護者の方々も、学校教育とはどういうものかを知ることも大切です。参考までに・・・

21世紀を展望した我が国の教育の在り方について

学校・家庭・地域社会の役割と連携の在り方

第1章 これからの学校教育の在り方

(1) これからの学校教育の目指す方向
[1]これからの学校

 いまだ成長の過程にある子供たちに、組織的・計画的に教育を行うという学校の基本構造はこれからも変わらないが、これからの学校は、[生きる力]を育成するという基本的な観点を重視した学校に変わっていく必要がある。
 我々は、これからの学校像を次のように描いた。
 まず、学校の目指す教育としては、

(a) [生きる力]の育成を基本とし、知識を一方的に教え込むことになりがちであった教育から、子供たちが、自ら学び、自ら考える教育への転換を目指す。そして、知・徳・体のバランスのとれた教育を展開し、豊かな人間性とたくましい体をはぐくんでいく。

(b) 生涯学習社会を見据えつつ、学校ですべての教育を完結するという考え方を採らずに、自ら学び、自ら考える力などの[生きる力]という生涯学習の基礎的な資質の育成を重視する。

そうした教育を実現するため、学校は、

(c) [ゆとり]のある教育環境で[ゆとり]のある教育活動を展開する。そして、子供たち一人一人が大切にされ、教員や仲間と楽しく学び合い活動する中で、存在感や自己実現の喜びを実感しつつ、[生きる力]を身に付けていく。

(d) 教育内容を基礎・基本に絞り、分かりやすく、生き生きとした学習意欲を高める指導を行って、その確実な習得に努めるとともに、個性を生かした教育を重視する。

(e) 子供たちを、一つの物差しではなく、多元的な、多様な物差しで見、子供たち一人一人のよさや可能性を見いだし、それを伸ばすという視点を重視する。

(f) 豊かな人間性と専門的な知識・技術や幅広い教養を基盤とする実践的な指導力を備えた教員によって、子供たちに[生きる力]をはぐくんでいく。

(g) 子供たちにとって共に学習する場であると同時に共に生活する場として、[ゆとり]があり、高い機能を備えた教育環境を持つ。

(h) 地域や学校、子供たちの実態に応じて、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する。

(i) 家庭や地域社会との連携を進め、家庭や地域社会とともに子供たちを育成する開かれた学校となる。

 このような「真の学び舎」としての学校を実現していくためには、学校の教育活動全体について絶えず見直し、改善の努力をしていく必要があるが、教育内容については、特に、次のような改善を図っていく必要がある。

[2]教育内容の厳選と基礎・基本の徹底

[1]で述べたように、これまでの知識の習得に偏りがちであった教育から、自ら学び、自ら考える力などの[生きる力]を育成する教育へとその基調を転換していくためには[ゆとり]のある教育課程を編成することが不可欠であり、教育内容の厳選を図る必要がある。
 教育内容の厳選は、[生きる力]を育成するという基本的な考え方に立って行い、厳選した教育内容、すなわち、基礎・基本については、一人一人が確実に身に付けるようにしなければならない。豊かで多様な個性は、このような基礎・基本の学習を通じて一層豊かに開花するものである。この意味で、「あまりに多くのことを教えることなかれ。しかし、教えるべきことは徹底的に教えるべし」というホワイトヘッド(1861-1947  イギリスの哲学者)の言葉を改めてかみしめる必要がある。
 教育内容の厳選は、学校で身に付けるべき基礎・基本は何か、各学校段階や子供たちの心身の発達段階に即して適当なものは何かを問いつつ、徹底して行うべきであり、教育内容の厳選を、これからの学校の教育内容の改善に当たっての原則とすべきである。
 また、学校教育に対しては、社会の変化等に伴い、絶えずその教育内容を肥大化・専門化させる要請があると考えられるが、学校教育で扱うことのできるものは、時間的にも、内容の程度においても、一定の限度があることは言うまでもない。したがって、新たな社会的要請に対応する内容を学校教育で扱うこととすることについては、教育内容を厳選するという原則に照らし、学校外における学習活動との関連も考慮しつつ、その必要性を十分吟味する必要がある。そして、新たな内容を学校教育に取り入れる場合は、その代わりに、社会的な必要性が相対的に低下した内容を厳選する必要がある。

(育成すべき資質・能力)

 このような考え方に立って、初等中等教育においては、学校段階や子供たちの心身の発達段階によって、その程度、内容、重点の置き方等が異なるものの、特に、次のような資質・能力の育成を重視し、教育内容を基礎・基本に絞り、その厳選を図る必要がある。

(a) 国語を尊重する態度を育て、国語により適切に表現する能力と的確に理解する能力を養うこと。

(b) 我が国の文化と伝統に対する理解と愛情を育てるとともに、諸外国の文化に対する理解とこれを尊重する態度、外国語によるコミュニケーション能力を育てること。

(c) 論理的思考力や科学的思考力を育てること。また、事象を数理的に考察し処理する能力や情報活用能力を育てること。

(d) 家庭生活や社会生活の意義を理解し、その形成者として主体的・創造的に実践する能力と態度を育てること。

(e) 芸術を愛好し、芸術に対する豊かな感性を育てること。また、運動に親しむ習慣、健康で安全な生活を生涯にわたって送る態度の基礎を育てること。

(f) 他人を思いやる心、生命や人権を尊重する心、自然や美しいものに感動する心、正義感、公徳心、ボランティア精神、郷土や国を愛する心、世界の平和、国際親善に努める心など豊かな人間性を育てるとともに、自分の生き方を主体的に考える態度を育てること。

 

学園職員は、日々、研究と修養を・・・。今の子どもたちのより良い変容のために・・・。いろいろな個性はあるが、変容させる手法は必ずあると信じ・・・。伸びしろ、可能性を信じ・・・。自己満足指導支援はあってはならない。諦めないということを「合言葉」に・・・。

、保護者のご理解があっての学園であります。親の会の存在、そして支援も大きいです。