過保護・過干渉と
合理的配慮の違い
保護者の皆さん、
上記の件、
真剣に振り返り、一緒に考えましょう。
ただ、「できればいい」「答えが出ればいい」
これで、良いのでしょうか。
子どもの意見、子どものやること(やり方)を・・・。
まず、傾聴 共感 良いところを認め褒め、
それから、温かな心で、もう一度、やってみようかと・・・
教育立県彩の国学舎くき学園では、
支え愛、学び愛、助け愛、協力し愛、教え愛・・・を念頭に、
各教室、学力向上だけでなく、
心面(豊かな人間性)の成長を願い、
そして、真の社会人に・・・明るい未来となるように・・・、
日々、きめ細かな支援指導をしています。
本日も、ある教室で、3人が、いろいろな考え方をしていました。
皆、正解なのです。
ここで、子どもたちは、話し合いを・・・。
「僕、こう考えたんだよ」
「僕は、こうやったよ」
「そっか、そっちの方がいいかなかぁ」・・・、
これこそ、知・徳バランスのとれた人間力のはぐくみであり、
真の学びではないでしょうか。
また、
学びは、対話によって成立するもので、一人では学びは成立しない。
聴き合う関係をつくり、対話的なコミュニティーを大切にすることで、
真の学びを実現することができるのです。
結果として、低学力の子でも必ず成績が伸びる」と考えます。
これは、
今の学習指導要領の
「主体的・対話的で深い学び」が目指す姿
そのものです。
その中でもベースとなるのが「聴き合う関係」で、
その関係を作るために、
机の配置をみんなの顔が見えるコの字型にしたり、
3〜4人のグループの配置にしたりするなどして、
お互いに「聴き合う場」をつくっているのです。
まさに子どもが聴き合っているのです。
また、教え合いではなく、「わからねぇ、教えて」と、
聞き合う声があふれる学びこそが・・・、
「教え合う関係と学び合う関係は、決定的に違う。
教え合うのは、わかっている子どもがわかっていない子どもに、
一方的に教えるお節介の関係。
学び合う関係は、わからない子が、
『ねえ、ここどうするの?』と質問することから出発するさりげない優しさの関係であり、
双方に恩恵をもたらします。
しかし、「わからねぇ、教えて」と言うには、
安心して言える学びの場づくりが・・・。
どんな工夫を・・・。
子どもが夢中になって学び合う授業を作るためには・・・
① 聴く:子どもの声を聴くためには、教師の説明をできるだけ減らす。
② つなぐ:「わかる人?」ではなく、「困っている人はいませんか?」と問いかけて、わからなさを共有する。
③ 戻す:いちばん大事なところは、子どもが気づくように、ペアやグループに戻す。
先生のあり方や振る舞いが、
子どもたちが自分で考える力を伸ばすうえで重要なのです。
「学び合い」って、
過保護・過干渉ではないですよね。
過保護の意味
親が子どもの面倒を必要以上に見ること。
子どもが望むことを親が過度に受け入れ、やりたいようにさせてあげたり、子どもが失敗しそうなことは親が前もって手伝ってあげたりします。
ある程度の年齢になれば、身の回りのことは自分でできるようになります。しかし毎朝、子どもの着替えを手伝ってあげたり靴を履かせてあげたりすることなどが該当します。
また、おもちゃ屋などで「買って!」と駄々をこねる子に対し、さほど抵抗を示さず買い与えてしまうのも過保護にあたります。
過保護になる親の心理
失敗や挫折といった経験を先回りし回避してあげれば、親は子どもが悲しむ姿を見ずに済みます。子どもの望むことをさせてあげれば、親は常に子どもの笑顔を見ていられます。
そこには「かわいい子どもの要求を拒否して子どもに嫌われたくない、嫌な思いをさせたくない」という気持ちが働いていると考えられます。親が子どもの望みに反する行動をとれば、子どもは泣いたり怒ったりして抵抗することもあるでしょう。
これは育児をしていれば日常的に起こる光景です。一時的な衝突で子どもが親を心から嫌いになってしまうことはありません。
しかし育児経験が少なかったり、自分に自信がなかったりすると「要求を聞き入れなければ、子どもの心を傷つけたり親子関係に悪影響を及ぼすのでは」と不安になってしまう場合もあるのです。
また、親自身が過保護に育てられてきたため、子どもへの過保護な接し方が“当たり前”だと認識しているケースもあります。自分の親と同じようにわが子にも接することで、過保護の連鎖が起こっている可能性もあるのです。
過干渉の意味
子どもが関わる物事について無理やり立ち入り、親自身の意思に子どもを従わせようとすること。
過保護の場合は最初に子どもの意思がありますが、過干渉の場合は親の望むことを子どもに強いるため、前提となるべき子どもの気持ちが全く無視されている点が特徴です。親に悪気はなく、良かれと思って干渉していることもよくあります。
例えば子どもの付き合う相手を親が選別し、子どもが遊びたがっているのに「あの子と遊んではいけない」と禁止してしまう。子どもが自分の言い分を話しても「あの子はあなたのためにならない」と聞き入れないのは、過干渉になります。
また「○○ちゃんは青と赤、どっちの服がいい?」と質問しておきながら、子どもが答える前に「○○ちゃんは青は似合わないから赤にしなさい」と答えを押し付けてしまうような場合。子どもの気持ちを聞き取る前に、親の判断を優先してしまうのは過干渉といえるでしょう。
過干渉が問題なのは、子どもを意思のある個人と見ずに親の一部だと考えている点です。子どもを思い通りに操りたいというコントロール欲求が働いているのです。
過干渉になる親の心理
過干渉な親の中には、自身の抱える心配や不安といった強い思いが影響していることもあります。
親自身が「○○しなければならない」「○○でなければ不幸になる」といった駆られるような気持ちがある場合、それを子どもにも強制してしまいます。
例えば親自身に「偏差値の高い学校を卒業しなければ不幸になる」という強い思いがある場合、子どもの学力に見合わないような学校を無理やり受験させようとしたり、子どもが選んだ進路を頭ごなしに否定してしまったりすることがあります。
また、親自身の自己肯定感の低さが過干渉に繋がることもあります。自己肯定感の低い人は、他人からの評価を必要以上に恐れる傾向があります。
子どもの失敗や間違いが自分の評価につながるという恐怖心から、子どもをコントロールしようとするのです。
保護者の皆さん、
一緒に一緒に考えに考え、
我が子に、今できることを・・・。
焦ってはダメです。
親の自己満足でもダメです。
子どもも、「一人の人間」なのです。
諦めずに、頑張りましょう。