子どもによりよい環境や機会をあたえるためには

ある子は、今日はたまたまですが・・・ある高校生と同じ教室になりました。

日頃は、いつも笑顔のお姉さん。

しかし、学習に入るととても真剣です。

休み時間には、気軽に声をかけたりかけられたりする先輩。

 

しかしながら・・・あまりにも真剣に取り組む姿を見て

その子なりに、声をかけづらくなったようです。

 

また、その子が言うには・・・

高校へ行くことがゴールだと思っていたようですが

高校生になってもなお・・・まだまだ、努力が必要だということに気づいいたようです。

 

だから、いつもはちょろちょろと集中力が途切れてしまい

立ち歩いてしまう、その子もそのお姉さんの姿をみて気づき感じて

まるで、真似をするように・・・真剣に計算問題や漢字ドリルに取り組むのでした。

 

もちろん、休み時間になると・・・話しかけたり話しかけられたり・・・

しかし・・・これまでの、楽しいお姉さんではなく違った目で見ていたのでしょう。

 

その証拠に・・・次の時間に

高校生のお姉さんが、数学の問題を先生と懸命に話し合いながら進めている様子を見て

自分もそうありたいと考えたのでしょう。

自ら、丸付けをして・・・間違えた問題を、ノートに書きだし

さらに、付箋を用意して何度も取り組み・・・

それでもできなければ・・・できない理由を俯瞰的に判断を得るために

先生のもとへ相談に行きました。

 

孟母三遷・・

「孟母三遷(もうぼさんせん)」は、中国の思想家 孟子(もうし) の母が、

息子の教育のために三回も引っ越したという故事です。

このエピソードは、環境が人の成長に大きく影響することを示すものとして伝えられています。

墓地の近くに住む
最初、孟子の母は墓地の近くに住んでいました。

しかし、小さな孟子は葬儀を真似して遊ぶようになり、

母は「ここは教育に良くない」と考えて引っ越しました。

市場の近くに住む
次に、市場の近くに移りました。

しかし、孟子は商人の真似をして商売の言葉遣いや振る舞いをするようになりました。

母は「ここも教育に良くない」と考え、再び引っ越しました。

学校の近くに住む

最後に、学校の近くに引っ越しました。

すると、孟子は学者の真似をして勉学に励むようになり、

母は「ここならよい」と安心しました。

この話は 「環境が人を育てる」 という教えを伝えています。

孟子は後に「性善説」を唱える儒学者として大成しましたが、

それには母の努力と教育環境が大きく関係していたとされています。

この故事から、「子供の教育には良い環境が必要だ」という考えが生まれ、

今でも中国や日本で教育に関する格言として語り継がれています。

 

環境を与え、機会を与えて

その中で、子どもなりに気付き感じて・・・

その中で・・・着実に成長していくのでしょう。

 

この子にとっては・・・孟子のように

環境を与えて、機会を与えて・・・

その中で、先輩の動きを見て・・・気持ちを感じて・・・

まねることで、何かを考えたのでしょう。

 

今日、学力検査があった受験生たちはというと・・・

 

学園へ、ひとつ終えた報告とともにやってきました。

また、仲間同志励まし合い・・・自信を持った姿で堂々と・・・

これもまた、これまでの成長大きな場面が大いにあったことでしょう。

次第に、自分で環境を作り・・・

機会を作れるようになったのでしょう。

 

明日は、面接及び実技試験日です。

この用意された舞台へ、生徒たちは堂々と立ち向かっていくのです。

 

 

さて、話しは変わりますが・・・

 

 

情報化及び、ICTの普及のもとで

便利さや技術の革新がある陰で・・・

実は犠牲になっているのは子ども達ではないでしょうか?

 

大人たちの世界観からしてみれば、なかったスマートフォンや高性能なゲーム機

SNSや動画配信サイト、サブスクなど

子どものころにはなかったものです。

 

なければないでも、生活はできると大人は知っています。

知っていますが・・・なくてはならないものと認識してしまっている大人も少なからず。

また・・・子どもは、その環境を与えられて育っていますから、

当然、なくてはならないものと認識してしまっている子どもも少なくはないのではないでしょうか?

 

依存症権威の樋口進先生の前回の講演では

なかったら、なくていい・・・それを認識させること

依存の治療へのスタートだとおっしゃられていました。

 

もちろん、このホームページでも再三お伝えしてきた通り

それを、無理やり取り上げたり、やめさせたりするのでは・・・

ただただ関係が悪くなるだけです。

 

だから・・・子どもの環境を整えるために

まず、私たち子どもに関わる大人たちが、この知識を十二分に知ったうえで

ゲーム・ネット・スマホ依存から我が子を守るための知識を知らなければなりません。

 

その機会として・・・

くき学園では、依存の子どもを出さないためにも

樋口進先生を講師としてお招きし

保護者研修会2025

ゲーム・ネット・スマホ依存から子どもを守る

研修会を行う運びとなりました。

 

「今は、依存ではないから・・・」

「うちの子は、そういうの好きじゃないから」

「私が時間を管理して、子どもにやめさせています!」

と、お考えであったとしても・・・

学校ではタブレットが配布され、家の中にはスマート家電があり

スマホを触る機会もある・・・

最新のゲーム機の扱い方なんていうのは、子どもの方が一枚も二枚も上手です。

 

また、インターネットで流れている情報には・・・

親が時間を管理しようとも、その抜け穴まで丁寧に説明がされている記事も多くあります。

もちろん、子ども同士でもそのような情報交換もされています。

 

つまりは、今の時代では・・・いつ依存になってもおかしくないのです。

 

また、大きな勘違いとして・・・

「うちの子は依存じゃないから」

なんて思っているお母さん、お父さん・・・

では、依存と依存じゃない線引きはどこでするかご存じですか?

 

何度も、ホームページで訴えてきましたが・・・

なってからでは、遅いのです。

また、いつなっても・・・おかしくない時代なのです。

さらに・・・これが、低年齢化しており現況としては、低年齢で依存があるリスクはご存じでしょうか?

依存になっている、もしくは、なりそうな場合の対処の方法はご存じでしょうか?

 

そこで・・・孟母の教えのように・・・

環境を整えるためにも、適切な機会を与えるためにも

まずは、お父さん、お母さんには知っていただきたいのです。

 

この願いを十二分にご理解をいただき・・・

保護者の皆様、3月1日14:00より、お集まりいただきたく存じます。