個性を生かした絵画教室 2日目

今日ある教室のお昼のこと・・・

買い弁(学園での昼食で弁当を買うこと)でカップ焼きそばをある子は買ってきました。

「こんなのお湯入れて・・・お湯捨てて、ソース入れればいいんだろぉ~」

なんて思っていたのでしょう。

 

しかし・・・お湯を捨てるのが怖かったようです。

どうしようかと・・・

そして、ある指導員はお湯を捨ててあげることに・・・

しかも、それだけではなく・・・

その指導員の経験上・・・一番おいしく食べれるのは3分ではなく、2分。

お湯の捨て方も、一気に流しきるように・・・勢いをつけて。

そして、カップの中にお湯が一滴も残らないように・・・残ったお湯を麺に吸わせて

相乗効果で麺がもちもちするように・・・

カップを1分半、縦横にゆすって・・・

ソースは周りから・・・円を描くように真ん中に・・・

 

そして、ある子がその出来上がった焼きそばを食べてみると・・・

「え?こんなにおいしくできるの?!」

「先生の真似をして、今度は僕もつくってみるよ!」

「じゃあ、また一緒につくろうね」

 

インスタントと雖も・・・経験と工夫を凝らすと・・・

一味違ったものになりました・・・

しかし、おいしいカップ焼きそばを教えたかったのか?というと

この指導員は「また一緒に作ろうね」これが狙いだったりします。

何気ない、学園でのお昼ご飯でも・・・何か子どもたちの記憶に残ってくれれば

こんな願いがあったからです。

(〇〇先生は・・・カップ焼きそば一生懸命つくるよ!と話題に)

 

さて、個性を生かした絵画教室 2日目。

昨日から、今日まで引き続き・・・作品を仕上げている子。

また、今日から描いている子・・・

様々ではありますが・・・教室には笑顔がありました。

 

ある生徒は薬物乱用のポスター作りをしていました。

専門家の先生と・・・何度も何度も話し合って・・・

どんなメッセージ性をもって・・・

薬物乱用の何が怖いのか?

また、目につく色って?自分が考えていた色って?

 

昨日書いた通り・・・なんとなくのイメージを・・・

可能な限り引き出す・・・

 

そして・・・ある子は、絵画教室の終わりに・・・

一度しまった絵をとりだし・・・講師の先生へもう一度見てもらうと

もっていきました・・・

 

・・・「君の世界はこうなっているんだねぇ~」

画用紙一枚から、その子のイメージ・・・

そして、その世界に講師の先生が引き込まれそうになったと言います。

 

そう・・・この絵画教室では・・・

子どもの個性を伸ばしながら・・・その豊かな世界観をふんだんに表現させる。

表現させることによって、よりその表現力を五領域にわたって支援する

これが、大きなねらいでもあります。

 

だから、中には絵画の宿題がなくても・・・

その世界を拡げるために・・・参加している児童生徒もちらほら・・・

 

いよいよ、明日は最終日。

子どもたちは、キャンパスに何を描くのか?

また、そこから得られたものは?