叱らないけど譲らない

叱らないけど譲らない

 

この言葉は、石川県にある小松市の吉竹保育園の長戸英明園長先生がおっしゃられた言葉だそうです。

長戸園長先生は工学部出身でサラリーマンから保育への道へ転身し・・・

最初は、5~6人だった園児が、330人にまでになったそうです。

 

この言葉は、そんな園長先生が長年子どもとのかかわりの中から生まれた至言であります。

 

どういうことかというと・・・

 

子育て・・・子どもに携わるということは

忍耐と努力と、知恵が必要です。

 

子どもの言うがままになっていても、子どもの機嫌取りになってしまいます。

 

これができないと・・・大人が先に感情的になってしまい・・・

場合によっては虐待になってしまうことも少なくはないでしょう。

だから、

子どものすることには必ず理由があるのだから・・・

その原因を明らかにして、どうすれば良いか叱らずに教えてやればよい。

 

しかし・・・

 

譲らないことであるとおっしゃいます。

 

子どもが守らねばならないこと、しなければならないことは、

子ができるようになるまで辛抱して待つという妥協のない子どもとの接し方が大事だと・・・

この保育園ではお母さんたちに、このようにお話をされます。

 

そう、まさに・・・

くき学園と歩みが同じですね。

 

教員より・・・「教育界に恩返しをしよう」と・・・くき学園を立ち上げ・・・

最初は、少ない子どもたちでした・・・

しかし、今は多くの子どもたちが・・・この学舎で、日々生活をしています。

 

そして、私たちは・・・

決して、感情的に叱らず

子どもたちが気づき、感じて、考えて・・・

正しい道に気付くまで辛抱強く待っています。

 

「叱らないけど譲らない」態度で子と向き合うことは、

 

我々指導員にとっても・・・親としても我慢の要るところであります。

この我慢が、私たち大人をを育てます。

長戸園長先生の至言は子どもとのかかわりの中から、子どもに教わったもの。

そして、長戸先生も子どもによって育てられたということであります。

子どもと謙虚に向き合う態度がなければ、見えてこないことであります。

 

だから、私たちも・・・この至言と、子どもたちが、気づき、感じて、考えて・・・

正しい選択ができる日を信じて

じっくり腰を据えて待っていることも大切でしょう。

※ 時には、気づけるように場を設けて・・・

 

今日は、ある生徒は・・・

ボランティアで、勉強を教える元先輩の様子を見て・・・

「ぼくも、いつかは・・・ああなりたい」

「あの先生は・・・○○先生と同じことを言っている。きっと、その毎日の言葉にはげまされたんだね」

 

また、ある生徒は・・・

今日は友達の勉強の様子を見ていました。

孟母三遷・・・

「○○君が・・・今日はとても一所懸命に勉強をがんばっている。ぼくも、同じ真似をしてみようかな?」

 

その・・・私たち大人の成長の分だけ・・・

子どもはいつしか明るい未来へと近づいています。

そして、我々大人は・・・これを巣立たせるたびに、大きく成長しているのです。

 

そして、そこで撒いた種は・・・まるで、自分の思いをしっかりと背負って

大きく成長をしているのです。

 

そんな、今日の記事は・・・

自分が教員になろうというきっかけを作ってくださった・・・恩師であり

現在は、石川県志賀町で住職をされている先生からいただいた言葉です。

 

自分は、いつしか気づいたら・・・

この先生の敷いてくださったレールにしっかりとのり・・・

今、目の前の子どもに真剣に取り組んでいるのだと実感いたしました。