友のよいところに眼を・・・
規範意識の向上に・・・
規範意識:
社会や集団のルール・道徳・価値観を理解し、
自ら守ろうとする心の働きです
規範意識が高い人は、「公共の利益になる」「他者に迷惑をかけない」といった社会的目標を判断基準に据えるため、衝動的な行動を抑えやすく、信頼を得やすいという特徴があります。
一方、規範意識が低い状態は、規範そのものの不在ではなく、ルールの意味づけが希薄になり、自己都合が優先されやすくなることを示します。学校教育などで“規範意識の涵養”が語られるのは、こうした傾向を補い相互信頼を築く狙いがあるからです。
本日、ある教室で行っている朝の会、
ある児童が司会をし、
健康観察、検温の確認、その後、本日のめあてを子どもたちが・・・、
最後に、指導員からの話し・・・。
指導員が、「友だちのよいところを見つけてましょう」と。
友だちがよいことをしたのを見たら、
どうなりますかと、子どもたちに・・・。
指導員が、ある児童に対し、めあてを言う際に、
座って、真剣な表情なく、
言っていたことに対し、
・・君は、心が小さいねとちょっと叱り気味に・・・。
その後、指導員が10分程度話をしていたのですが、
・・君は、ずっと真剣に、指導員の顔を見て聞いていました。
この聞く姿勢を、
「心が大きくなったように思えますよ」と・・・。
今度は、めちゃめちゃ褒めていました。
・・君の眼がしらが、
うっすら涙眼に・・・。
・・君は、指導員の気持ちを理解した証と考えます。
その後の午前中2コマの学習、
皆の手本となるような意欲ある学びを・・・。
他の子も、・・君に姿を見て、
よい学びの雰囲気に・・・。
・・君は、善悪の判断が、少々わかったのでしょう。
ある教室では、社会科見学を・・・。
醤油工場を見学し、子どもたちは、
「こうやって、お醬油が・・・」
「いい匂い・・・」
「初めて見ることばかり・・・」
指導員は、その場で、真剣に見てますね、
先生、「嬉しいよ」と・・・。
見る態度、マナーも非常によく・・・、
更にまた、先生、「嬉しいよ」と・・・。
この言葉を聞いた子どもたち、
満面の笑みが・・・。
これが、よい褒め方なのです。
規範意識を育むほめ方・叱り方
規範意識を育んでいくためには,
親はもちろん、我々指導員も、
子どもへの関わり方が重要になってきます。
親などからほめられたり,
叱られたりすることで,
子どもたちは、行動の規準を学び,
自分の行動を改めたり,
よりよくなりたいという意欲をもったりすることができます。
また,子どもと真の信頼関係(親子関係)を結んでいくために,
「ほめ方」「叱り方」は大切な要素となります。
叱り方を一つ間違えただけで,
子どもとの信頼関係(親子関係)を崩してしまうこともあります。
一度崩れますと、
親子といってもなかなか・・・。
そのため,
子どもたちの様子をよく観察し,
子どもの意欲が高まるように声かけをしていくことが大切になります。
適切にほめたり,
叱ったりすることで,
子どもとの真の信頼関係を築くことができます。
その信頼関係の中で,
親の示す規範や社会での規範を、
守ろうという意欲につながっていくのではないでしょうか。
「子どもの成長をうながす」ように褒めるためには
① 何がよかったか具体的に褒める
何がよかったか具体的にほめることは,
子どもたちに今後,
どのような行動をしたらよいかを示すことにつながります。
例えば,
部屋の掃除の後,「よくできたね。」という言葉だけでは,
何が,どのようにできたのかわかりません。
「隅々までしっかりと箒ではけているね。」
「机上もきちんとしてあるね。」と,
よくできたところを具体的にほめることで,
次にがんばることを意識することができるようになります。
学園でも、
1人の子を具体的に褒めるとまわりの子にも
よい影響が・・・
(但し、他の子の表情に留意が必要:僕は褒められないの・・・)
② 結果だけでなく,その過程もほめる
結果だけでなく,
その過程をほめることは,
子どもの意欲を引き出すことにつながります。
結果だけをほめられる経験を繰り返していくと,
「結果」にしか目が向かない子どもになってしまいます。
学年があがるにつれ,
難しいことが増えると,
いつも結果が出るとは限りません。
結果がどうであるかということよりも,
努力した過程を評価し,
目標に向かっていこうという意欲をもたせることの方が,
大切ではないでしょうか。
学園では、
1人の子の努力を他の子どもに紹介することで,
お互いが,
様々な良さに気づき,
認め合うようになり,
子どもたちの人間関係がよくなることにもつながります。
人間性の向上に・・・。
(でも、この手法は、リスクが、留意することが・・・)
③ ほめることによって子どもを動かそうとするのではなく,
感動を伝える
ほめることによって、
子どもを動かそうとするのではなく,
感動を伝えることによって,
子どもの心に届きやすいほめ方になるのです。
子どもを動かそうとするために,ほめることがあります。
これも親のスキル(しつけ)の一つだと思いますが,
それだけでほめると,
うわべだけでほめることが多くなり,
かえって親子関係を浅いものにしてしまうこともあります。
子どもの心に響かせ,
深い信頼関係をつくっていくためには,
「部屋がぴかぴかになって気持ちがいいね。」など,
簡単な言葉でもよいので,
感動したことを率直に伝えることが大切なのです。
褒めて、真の信頼関係を・・・
小さなことでもどんどんほめていくことが大切ですが,
形式的なほめ方になると、
子どもたちを逆に興ざめしてしまう結果にもなります。
ほめ方の三つのポイントを
考えながらほめていくことが必要・・・。
一つめは,
「よかったね,すごいね。」という言葉だけでなく,
何がよかったのか,
何がすごいのかということがわかるようほめることが大切・・・。
二つめは,
子どもたちが何に関心をもち,
がんばろうとしているのかをよく見取り,
その姿をほめるということを・・・。
三つめとして,
子どもの行為をほめるのではなく,
親がその行為についてどう思ったのかを伝えるなど,
評価するほめ方だけでなく,
親の率直な思いや感動を伝えていくことも大切なのでは・・・。
心を込めてほめることができる親に・・・
たくさん「ほめる」ことができるということは,
それだけ子どものことをよく見ているということです。
ほめられることで,
子どもたちは,
「親は自分の事を見てくれている」という安心感を得ることができます。
それが親に対する信頼感へとつながっていくのではないでしょうか。
「挨拶や返事」ができたとき
挨拶は,
コミュニケーションの始まりといってもいいでしょう。
そして,
返事は,
相手の思いに応える大切なコミュニケーションです。
挨拶や返事は,
親が常に意識をしていかないと、
子どもに定着させていくことは難しいと思います。
学園でも、
ハイ、
おはよう、
こんにちは、
ただいま、
ありがとうございます、
さようなら・・・・・など、
指導員が率先して行っています。
「人より先」が。
(大人が手本的言動を・・・、視覚的学びに)
できていないと怒ると,
その場ではできるかもしれません。
しかし,長続きはしないでしょう。
また,できてきたからといって油断していると,
いつの間にかできなくなっているということもあります。
できたときにほめることで,
常に挨拶や返事をすることを意識させることが大切です。
「挨拶や返事」に関してほめる機会はいたる所にあるといえます。
チャンスを見逃さず積極的にほめましょう。
上記を参考に・・・
保護者の皆さん、
一緒に一緒に頑張りましょう。