今日は、くき学園を卒業した大学生や社会人たちが大勢、学園へと集まりました。
久しぶりに顔を出す、その姿は、どこか誇らしげであり、同時に懐かしさに包まれていました。
後輩たちが出迎えると、自然と笑顔がこぼれ、当時の思い出が鮮やかによみがえってくるようでした。
彼らはそれぞれ異なる道を歩んでいます。
ある者は大学で専門的な学問を深め、ある者は社会の中で責任を担いながら日々奮闘しています。
しかし共通しているのは、くき学園で培った「生きる力」を胸に、自らの可能性を信じて挑戦し続けているということです。
生きる力とは何か
卒業生たちが一様に語ったのは、学園で学んだ「生きる力」の大切さでした。
それは単なる学力や技術ではなく、人としての土台を支える総合的な力です。
困難に直面したときにあきらめず工夫を凝らす力、
仲間と支え合いながら前進する力、そして自分を信じ抜く力。
これらは決して教科書だけで身につくものではなく、日々の生活の中で培われていくものです。
ある社会人の卒業生はこう語りました。「社会に出て最初に感じたのは、
正解が一つではないということです。どのような判断をするかで、
その後の結果が大きく変わっていきます。
そのときに支えとなったのが、くき学園で養われた『考える力』と『人と向き合う力』でした。」
また、別の大学生は次のように振り返りました。
「授業の中で学んだ知識以上に、仲間と一緒に取り組んだ経験や、失敗から立ち直った体験が今の私を強くしてくれています。
学園での日々は、生きる力を育む基盤だったと今になって気づきます。」
真の社会人とは
彼らが強調したのは、「真の社会人」としての姿勢です。
単に職務を果たすだけではなく、周囲との協力や信頼を重んじ、誠実に生きることが社会人の本質だと語ります。
「社会人になると、自由は広がりますが同時に責任も大きくなります。結果だけを追い求めるのではなく、
人との関係性を大切にしなければ、どんなに優れた成果も長くは続きません。」
とある卒業生は語りました。その言葉には、経験を通じて学んだ重みがありました。
真の社会人とは、自らの成長を怠らず、常に学び続ける姿勢を持つ人であるといえます。
そしてその学びは、仕事の中だけでなく、人との出会いや日々の生活の中に広がっています。
後輩たちとの交流
この日、卒業生たちは後輩たちとさまざまな場面で交流しました。進路に悩む高校生、勉強と部活動の両立に苦労する生徒、将来の夢を探している生徒。それぞれの相談に対し、卒業生は自分の経験を踏まえながら真摯に耳を傾けました。
後輩の「失敗が怖いです」という言葉に対し、ある社会人は笑顔でこう答えました。「失敗を避けることはできません。でも、失敗したときにどう立ち上がるかが大切なんです。私も何度も失敗しましたが、その度に学びがありました。」その言葉は、後輩たちにとって大きな励ましとなったことでしょう。
また別の大学生は、自らが進路選択で悩んだ経験を率直に語りました。「当時は不安で仕方がありませんでしたが、先生や仲間に支えられ、最終的には自分の納得できる選択ができました。迷うことは恥ずかしいことではなく、むしろ大切な成長の一歩です。」と伝えると、後輩たちは安心した表情を浮かべました。
原点への回帰
卒業生たちは後輩との交流を通して、自分自身の原点に立ち返りました。
学園で過ごした日々、先生や仲間から受けた支え、そして挑戦と成長の積み重ね。
そのすべてが、今の自分を形づくっていることを改めて実感したのです。
「社会に出てからは忙しさに追われ、自分が何を目指していたのかを忘れそうになることがあります。
でも、ここに帰ってきて、あの頃の気持ちを思い出しました。
自分の原点を確認することができ、これからの道をもう一度しっかり歩もうと思えました。」
という言葉が多くの卒業生の口から語られました。
原点を思い出すことは、未来をより確かに切り拓く力となります。
くき学園で培った力は、これからも彼らを支え続けるのです。
学びは続いていく
今回の集いを通して、卒業生も後輩も共通して学んだことがあります。
それは、学びは決して終わらないということです。
卒業しても、大学に進んでも、社会に出ても、人生そのものが学びの場であるという気づきです。
後輩にとっては、先輩の姿から未来への希望を見いだす時間となりました。
卒業生にとっては、自分が積み上げてきたものを振り返り、さらに成長していくためのエネルギーを得る場となりました。
こうして互いに学び合い、支え合う関係は、学園という場を超えて広がり続けていくのです。
共生・協働を
今日は、くき学園を卒業した多くの大学生や社会人が母校に帰り、
後輩たちとの交流を通じて、自分たちの原点に立ち返る貴重な一日となりました。
生きる力、真の社会人としての姿勢、そして学び続ける心。
それらを再確認した卒業生たちは、再びそれぞれの道へと歩み出していきます。
後輩たちにとっても、先輩の姿は未来の道しるべとなったことでしょう。
学園は世代を超えてつながる場所であり、人と人とを結び、生きる力を育み続ける場です。
これからも卒業生と在校生が互いに励まし合い、共に成長していくことを願ってやみません。