夏休みも一週間が過ぎました

はじまりの一週間

笑顔あふれる夏休みのスタート

夏休みが始まり、一週間が経ちました。

この一週間、子どもたちは日常の学校生活とは一味違った環境の中で、それぞれのペースで学び、体験し、成長しています。

暑さの厳しい日々が続いていますが、くき学園ではそんな中でも子どもたちが笑顔で登園し、充実した毎日を送っています。

くき学園では、夏休み期間中も学びの時間を大切にしながら、

子どもたち一人ひとりが「自分らしさ」を発揮できるような活動に力を入れています。

 

「聴く姿勢」が育ってきた子どもたち
他者を受け入れ、学び合う土台づくり

ある教室では、子どもたちの「聴く力」がぐんと伸びてきた様子が見られました。

これまで、話の途中で会話を遮ってしまったり、自分の意見を一方的に述べてしまったりしていた子も、

今では、相手の目を見て話を聞いたり、相づちを打って「聞いているよ」という気持ちを伝えられるようになってきました。

これは、先生たちが根気強く「聴く姿勢」の大切さを伝え続けてきた成果であり、

何より子ども自身が「話を聞くって大事だな」「最後まで聞いた方が、もっとわかる」と体感できたからこその変化だと感じています。

 

主体性が芽生え始めた瞬間
自らの意思で取り組む楽しさと気づき

また、「主体的に学ぶ」という視点に立った取り組みも、この夏休み期間を通して進化しています。

ある日、創作の時間に「自分だけのうちわを作ろう」という活動を行いました。

先生が「正解はないよ。君が思う“夏”を表してみて」と伝えると、

それぞれのアイデアを自由に膨らませ、絵や模様を工夫して作り上げていました。

自分の中にある記憶や感情を表現しながら作品にしていく姿に、まさに主体的な学びのエネルギーを感じました。

 

自信と意欲の芽生え
「やってみたい」が未来を切り拓く

「やってみたい!」という前向きな気持ちが育ってきている子どもも増えています。

普段は控えめで、自分から手を挙げることが少なかった子が、

リズム運動の時間に「前でやってみたい」と言ったことがありました。

その子の堂々とした姿、そしてそれを称える周囲の温かさが、

自信と自己肯定感を生み出す大きな力となっていることがわかります。

こうした一歩一歩の積み重ねが、子どもたちを確実に変えていくのです。

 

家庭で感じる変容の気配
保護者のまなざしが語る成長の証

このような子どもたちの変容ぶりは、保護者の方々からの声にも表れています。

「最近、家でも“今日もがんばった!”って自分から話すようになったんです」
「朝の支度が苦手だったのに、自分でリュックを用意して『今日も行く!』と張り切っています」

家庭での様子からも、子どもたちが自分の中にある“やる気の芽”を少しずつ育てていることが伝わってきます。

ご家庭と連携しながら、一人ひとりの成長を共に見守ることの大切さをあらためて感じます。

 

「認める言葉」が未来を照らす
小さな変化への気づきと声かけの力

夏休みという特別な時間だからこそ、大人たちも子どもたちのちょっとした変化や成長に気づきやすくなります。

「前より優しくなったかも」「こんなこともできるようになったんだ」・・・

そのような発見をしっかり認め、言葉にして伝えることが、子どもにとっては何よりのエネルギーとなります。

「あなたは成長してるね」「できるようになったね」などの声かけは、

子どもたちの心に温かく響き、明日への勇気を生み出します。

 

共に育つ学園として
家庭と連携し、未来を育むパートナーに

私たち職員にとっても、保護者の方々の声は大きな支えです。

共に育ちを見守る仲間としての信頼関係があるからこそ、より良い支援ができるのだと実感しています。

今後も保護者の皆さまとの対話を大切にし、

子どもたちの小さな成功やつまずきも共有しながら、チームとして支えていきたいと考えています。

夏休みのその先へ
今だけの体験が、子どもたちの未来を形づくる

夏休みはまだ始まったばかりです。

子どもたちが多くの体験を通して、自分の可能性に気づき、仲間と関わる楽しさを知り、

自分を好きになれるような日々を積み重ねていきたいと思います。

「自分ってなかなかやるじゃん!」と心から思える瞬間を、できるだけたくさん感じてほしい・・・

その願いを胸に、くき学園はこれからも「豊かな学び」と「心の成長」を育む場として、一人ひとりに寄り添ってまいります。