今日、ある受験生たちとの勉強をしていると・・・
「その問題・・・〇〇先輩も苦手で苦労してたよ」
なんて話題が・・・
すると・・・「んなわけないじゃん、〇〇先輩頭いいもん」
別に嘘を言ったわけでも、大げさに言ったわけでもなく・・・
そんな先輩でも、実はその壁を乗り越えて後輩たちに憧れられるような先輩になったのです。
中学校1年生は正負の数に追われています。
先輩たちが、たまたまヘルプに行くと
「その問題、計算が3つになると俺もよく間違えてた」
「まさか・・・」
そう、その先輩だってそれを乗り越えて今があるのです。
まだ、成功したとは言いませんが
今日は・・・成功するための3要素について書こうと思います。
私たちは、人生のさまざまな場面において「成功体験」を積むことで、
自信や自己肯定感を高め、さらなる挑戦に向かう力を得ることができます。
特に子どもたちにとっての成功体験は、成長の土台をつくる大切な経験であり、
どんなに小さなことでも「できた」「やり遂げた」という実感が、未来への大きな一歩につながります。
しかし、成功体験はただ与えられるものではありません。日々の中で試行錯誤しながら、
自分の手でつかみ取るものです。そして、そこにはいくつかの重要な要素が存在しています。
成功体験を積むための3つの要素・・・
「目標の明確化」「継続する力」「支える環境」について考えながら、
その中にある「不撓不屈(ふとうふくつ)」の精神が、どれほど大きな意味を持つかを紐解いてまいります。
まず1つ目の要素は、「目標の明確化」です。
成功体験は、漠然とした活動や努力から生まれることは少なく、
何を目指しているのかをはっきりさせることで初めて成果として実感できるものです。
たとえば、「勉強を頑張る」という目標は一見立派に見えますが、それだけでは達成感を得にくく、
途中で気持ちが揺らいでしまうこともあります。
「英語の単語を1日10個覚える」「漢字テストで90点以上を目指す」というように、
具体的で計測可能な目標があることで、自分の努力と結果を結びつけやすくなります。
ここで一つ、アニメの例を挙げてみましょう。
大人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』の主人公・緑谷出久(デク)は、
最初は「個性」という特別な力を持たない普通の少年でした。
しかし彼は、「ヒーローになりたい」という明確な目標を心に描き、
やがて偉大なヒーローであるオールマイトに見出され、
力を受け継ぐことになります。
デクは「誰かを救けたい」という信念を目標に変え、日々の厳しいトレーニングに取り組みます。
彼の物語は、「明確な目標が人を動かす」ことの象徴とも言えるでしょう。
2つ目の要素は、「継続する力」です。
どんなに小さな目標でも、それを継続して達成していくことが、
成功体験を積むうえで欠かせない道のりとなります。
一度だけの成果で終わるのではなく、「またできた」「前よりもうまくできた」と繰り返し実感を重ねることで、
「自分には力がある」「頑張れば結果が出る」という確信につながっていきます。
しかし、継続することは決して簡単なことではありません。
時には失敗し、心が折れそうになることもあります。努力しても思うように成果が出ない日もあるでしょう。
そのときにこそ必要になるのが、「不撓不屈」の精神です。
「不撓不屈」とは、どんな困難に出会っても決してくじけず、あきらめない心を持ち続けることです。
失敗を恐れず、挑戦を重ねる姿勢は、まさにこの精神そのものです。
たとえば、アニメ『ワンピース』のルフィもまた、何度も困難に直面しながら、
それでも仲間と共に「海賊王になる」という夢に向かって進み続ける主人公です。
敵に倒されることもあり、仲間を失いかける場面もありますが、ルフィは決して諦めません。
不屈の精神を持ち続け、自分を信じ、仲間を信じ、前に進む姿は、観るものに多くの勇気を与えています。
このような「継続する姿勢」が、子どもたちの心にも自然と刻まれていくのです。
ある男の子も、最初は運動が苦手で、体育の授業で何度も悔しい思いをしていました。
けれども彼は、放課後に毎日練習を重ね、半年後にはクラスの中でもリレーの選手に選ばれるほどに成長しました。
彼の努力は一朝一夕ではありません。
雨の日も風の日も、グラウンドに立ち続けた姿は、まさに不撓不屈の実践そのものでした。
そのときの彼の表情は、それまで見たことがないほど誇らしく、
周囲の友達からも自然と拍手が湧き起こったことを今でも鮮明に覚えています。
そして3つ目の要素は、「支える環境」です。
人は誰しも、一人きりで成功体験を積み重ねることは難しいものです。
見守ってくれる人、励ましてくれる人、時に手を差し伸べてくれる人の存在があってこそ、
人は安心して挑戦することができます。
特に子どもたちにとって、大人の関わり方はとても大切です。
「失敗しても大丈夫」「その頑張りはちゃんと見ているよ」というメッセージが子どもに届くことで、
子どもは安心してチャレンジできるようになります。
結果だけを見るのではなく、努力の過程に目を向けて、成長を認めることが大切です。
成功の裏には、本人の努力と同じくらい、見守る周囲のまなざしが存在しているのです。
アニメ『ドラえもん』に登場するのび太くんを思い出してみてください。
彼は運動も勉強もあまり得意ではありませんが、
ドラえもんという存在に支えられながら、さまざまな困難に挑戦します。
失敗も多いのび太くんですが、ドラえもんの温かいまなざしと応援があるからこそ、
時には勇気を出して困難を乗り越えることができるのです。
このように、「支える存在」があることで、人は自分の力以上の力を発揮できることがあるのです。
ある教室では、子どもたちに「できたことカード」という取り組みを行っていました。
毎日、自分が頑張ったことを1つ書き、先生が一言コメントを書いて返すというものでした。
たとえ小さなことでも「〇〇ができてすごいね」「続けていることが素晴らしい」といった言葉が子どもたちの心を支え、
やがて「次もやってみよう」という気持ちに変わっていったそうです。
こうした丁寧な関わりが、子どもにとっての成功体験を豊かにし、自信へとつながっていくのです。
成功体験とは、「大きな成果」や「特別な能力」がなければ得られないものではありません。
むしろ、日常の中にこそ多くのチャンスが眠っています。
「昨日より1つ多く覚えられた」「人前で発表することができた」「あきらめずに続けられた」。
そういった積み重ねこそが、人生においてかけがえのない力となっていきます。
そしてその土台には、「目標の明確化」「継続する力」「支える環境」という3つの要素がしっかりと根を張っています。
さらに、どんな状況にも負けない「不撓不屈」の心を持ち続けることで、
成功体験はより深く、自分の中に刻まれていくことでしょう。
私たち大人は、子どもたちがそのような経験を積み重ねていけるよう、
伴走者として共に歩む存在でありたいものです。子どもがつまずいたとき、
立ち上がるのをそっと支え、努力を続ける姿を信じて見守る。
そうした日々の積み重ねの中で、子どもたちは少しずつ、自分の力で歩き出すようになります。
未来を生きる子どもたちにとって、何よりの財産となるのは、自分を信じる力です。
その力は、決して特別な日ではなく、毎日の中にあるささやかな成功体験の積み重ねによって育まれます。
不撓不屈の精神を胸に、挑戦を楽しめる心を持った子どもたちが、
明るくしなやかな未来へと羽ばたいていけるよう、
私たち一人ひとりがあたたかな関わりを続けていきたいと心から願っています。
そして、生きる力を与えるために・・・
私たちは時々・・・試練という名の壁を与え
乗り越えさせていかねばなりません。