対話こそが人間作りのカギ

中学校1年生たちは、多くの学校が新学期を迎えてから今日までにスキー林間へ行ってきました。

思い起こせば・・・12月の年末。

「先生・・・どうせ上手く滑れないし・・・わたし、スキーいきたくない」

「グループの子と仲良く出来そうもないから、ズル休みしようかなぁ?」

「3日間も、学校行事なんかいやだよ!」

「3日間も自由がないなんて、行く理由がない!」

「3日間、スマホもゲームもできないなんて、オレ、どうにかなりそう」

なんて、言っていた生徒もいました。

 

しかし、対話をつみ重ね・・・

中には、状況を鑑みて保護者の方とうまく連携をはかりながら・・・

もしくは、学校と連携をはかりながら・・・

 

決して・・・嫌がっている子を無理やり行かせるのではなく

行く気になるような状況を作り出し、笑顔で送り出しました。

 

もちろん、予想外もありきですが・・・

 

多くの生徒が

「たのしかった!」

「スキーって楽しかった・・・」

「いってよかったよ!」

「スキー林間中に今まで話す機会のなかった子とも話すことができた」

「ホテルのご飯もおいしかったよ!」

「スキースクールの先生がとてもやさしかった」

「雪がとってもきれいだった」

「夜、グループの仲間といっぱい話ができた」

「リフト、最初は怖かったけど・・・いっぱい乗れたよ!」

「スキー、できないと思ったけど、うまくできたよ!」

「ちょー、難しいコース滑らされたよ!」

「先生、いってよかったよ!」

などと・・・笑顔で報告してくれました。

 

ただ、行け行け・・・

また、お膳立てしたところで・・・行かない子は行かなかったでしょう。

 

大切なのは、日頃からの対話・会話であると思います。

だから、大人の話にやっと耳を向け・・・真意が伝わるのでしょう。

そして、信頼が深まり・・・素直に受け入れるのです。

 

対話の大切さについて・・・

 

子どもと接するうえで対話の大切さは計り知れません。

対話は単なる言葉のやり取りにとどまらず、子どもの成長や人格形成に深く関わる重要な要素です。

大人が子どもとしっかりとした対話を行うことで、子どもは安心感を得るとともに、自己表現力や問題解決能力を高めることができます。

まず、対話の大切さの一つとして、子どもが安心感を得ることが挙げられます。

大人と日常的に会話を交わすことで、子どもは自分の考えや気持ちを素直に表現することができます。

例えば、学校での出来事や友人関係の悩みなどを話すことができる環境を整えることで、子どもはストレスを軽減し、心の安定を図ることができます。

逆に、対話が不足すると、子どもは孤独を感じたり、不安を抱えたりする可能性が高まります。

 

次に、対話は子どもの自己表現力を養う重要な手段です。

子どもは言葉を通じて自分の考えや気持ちを伝える方法を学びます。

例えば、大人が子どもの話をじっくりと聞き、適切なフィードバックを行うことで、

子どもは自信を持って自己主張する力を身につけることができます。

このような対話を重ねることで、子どもは自分の意見を的確に述べるスキルを習得し、

社会に出た際にも円滑なコミュニケーションを行うことができるようになります。

 

さらに、対話は子どもの問題解決能力を高める上でも重要です。

大人との対話を通じて、子どもはさまざまな考え方や視点を学び、

自分なりの解決策を見出す力を養います。

 

例えば、友人とのトラブルがあった際に、大人と一緒に解決策を考えることで、

子どもは冷静に物事を判断し、適切な対応を取る方法を学ぶことができます。

このような経験が積み重なることで、子どもは将来的に直面する困難にも柔軟に対処できるようになります。

 

また、対話は子どもの価値観や道徳観を育む上でも欠かせません。

大人が子どもと対話を重ねることで、善悪の判断や思いやりの気持ちを育むことができます。

例えば、日常生活の中で起こる出来事について話し合うことで、

子どもは正しい判断力を身につけると同時に、他者を尊重する心を養うことができます。

このように、対話を通じて得られる学びは、子どもの人格形成に大きな影響を与えます。

 

加えて、対話は親子の信頼関係を築く上でも非常に重要です。

日頃から子どもの話に耳を傾け、共感を示すことで、大人と子どもの絆はより深まります。

例えば、忙しい日常の中でも短い時間を見つけて子どもの話に耳を傾けるだけでも、

子どもは大人の愛情を感じることができます。

 

こうした小さな積み重ねが、子どもにとって大きな安心感となり、健全な成長につながるのです。

最後に、子どもと対話を行う際のポイントについても触れておきます。

まず、子どもの話を否定せず、しっかりと受け止める姿勢が重要です。

どんな小さなことでも耳を傾け、共感を示すことで、子どもは安心して話すことができます。

また、子どもの目線に立ち、適切な言葉遣いや表現を心掛けることで、よりスムーズなコミュニケーションが可能となります。

 

以上のように、子どもとの対話は、安心感の提供、自己表現力や問題解決能力の向上、

価値観の形成、信頼関係の構築など、多くの面で重要な役割を果たします。

大人が積極的に対話を行うことで、子どもは健やかに成長し、よりよい未来を築いていくことができるでしょう。

 

さてさて・・・

受験生たちは私立高校の結果が続々と報告を受けています。

いよいよ・・・県立高校へ一本勝負!

 

この受験活動が信頼を産み・・・

更に、3年間の自分づくりをして・・・自立へと向かうのでしょう。