よいところを皆が見つけ合う社会を

仲間のよいところを見よう!

 

これが、くき学園のある教室でのスローガンです。

特性、それから、個性と子どもたちも・・・もちろん、大人もそれぞれ。

ついつい、悪いところを見がちではありますが・・・

もちろん、いいところだってわかっています。

むしろ、悪いところなんてないのです。

 

さて・・・ある日の話。

間違えているとはわかりながらも、ついつい大きな声を出すある子。

もちろん、「うるさい!」なんて先輩からも叱られることもあります。

 

しかし、その子にも・・・ある先輩から

「元気がいいねぇ~」

「大きな声で、元気だねぇ」

「その声をきいて、学園にかえってきたなぁ~って思うよ」

なんて・・・言われて悪い気はないようです。

 

しかしながら、もちろん・・・自分なりにTPOを守らなくてはならないこともわかっています。

 

それが、自然にできることは・・・恐らく、短期・中期・長期でいうところの長期でしょう。

むしろ、一時的に強くTPOを意識したところで・・・それもまた、一時的な事なのです。

 

だから、悪いこととは考えずに・・・個性として考えて、受け入れながらも

徐々に周りに合わせた考え方が、気づき・感じ・考えているうちにできるのだと思います。

 

また、今日はある児童は・・・

概数の問題に苦戦をしていました。

確かに、「わからない」なんて言うことは・・・

その子にとってはプライドも傷つけられるし、勉強量が増えるし・・・いいことはないかもしれません。

 

しかしながら、ある指導員は

「おっ、難しい問題やってるねー」(受容)

「問題見せて」

(解けている問題を見て)「おっ、これ・・・上手にとけてるね」(誉め)

(間違えている問題を見つけて)「これ、むずかしいよねぇ~」(共感)

「じゃあ、一緒にやってみようか?」

あれよあれよといううちに・・・自分で解けるようになりました。

 

また、その指導員の願いは

間違っていても、恥ずかしくない!そのために、私たち先生たちがいるんだよ!

これが伝わってくれればと考えたのです。

 

今の世の中、マスメディアやインターネットでは悪いことが良いことを押しのけて・・・

関心をひきやすいです。

しかしながら、どんなに個性があろうとも・・・

その僅かであろうとも・・・よいところを見出すこと。

 

良いところを見つけ合うことが・・・真の共生社会の一歩ではないでしょうか?

くき学園では、子どもたちも・・・この良いところを見つけようという子ども同士のかかわりがとても盛んに行われているようです。

そして、これが着実に根付いて、社会に羽ばたく時

協調・協働・絆力をもった真の社会人へと羽ばたくのでしょう。

 

くき学園は・・・心から、真の共生社会の実現へ向けて

子どもたちの明るい未来のために・・・

少しでも、微力ではありますが、全知全霊・全身全霊を持って、目の前の子どものために・・・。