失敗から学ぶ

失敗が人間を成長させると、私は考えている。失敗のない人なんて、本当に気の毒に思う。

本田宗一郎

 

最近、よく見聞きする「台湾まぜそば」はそもそも・・・台湾ラーメンを作ろうとして

失敗してできたもの・・・

事務作業や勉強に欠かせない「ポストイット」も強力な接着剤を作ろうとして

失敗してできたものである

 

現在は自動車で有名な「ホンダ」を創業した日本を代表する経営者、本田宗一郎の言葉です。

本田宗一郎は、自動車修理業から始まり、二輪開発、さらにはスポーツカーにまでも事業を拡大し、

「ホンダ」を日本を代表する企業に育てた人物です。勲一等瑞宝章を受章、アジア人で初めてアメリカで自動車殿堂入りするなど、その功績は世界に認められています。

 

また・・・別の格言では・・・

・私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある。

・自分の力の足りなさを自覚し、知恵や力を貸してくれる他人の存在を知るのもいい経験である。

 

日本を代表する成功者ともいえる本田宗一郎氏は、失敗を最大のチャンスにしたのでしょう。

 

これを、くき学園でも最高のチャンスにします。

 

むしろ、失敗あってこその成功なのです。

ある生徒が、今大学へ行っているのは・・・ある大きな失敗から。

ある生徒が・・・日々、お父さんお母さんを喜ばせているのは・・・ある失敗から。

ある子が、爪噛みをやめたのは・・・ある大失敗から。

ある子が、あんなに嫌がっていたバス遠足へいったのは・・・ある失敗から

ある生徒が、連立方程式ができるようになったのは・・・とある大失敗から

 

むしろ、くき学園では・・・(ケガ・命にかかわらない限り)間違えても・・・失敗しても大丈夫

安心できる環境が用意されています。

 

 

さて・・・心理士になるための研修でこんなものがありました。

とても元気がよく走り回る児童をおよそ3畳の部屋へいれます。

その中へ、水がたっぷり入ったバケツを真ん中に置いておきます。

観察者は・・・その子どもの様子をマジックミラーで観察をします。

 

 

さて・・・これをどう観察しますか?

1.バケツを倒さないようによく指導をする

2.バケツにあたりそうになったら入室して注意をする

3.もう一つのバケツに雑巾2枚かけて待機する

 

 

模範解答は・・・何のための観察か?を理解しましょう

という内容でした。

バケツを倒した時の子どもの表情。

そして、どのようにリカバーするのか?

これらに注目して観察をしましょうというものでした。

 

特に「もう一つのバケツに雑巾2枚かけて待機する」は、このリカバーを利用して

信頼関係を深めるというチャンスにもあります。

私なら、濡れた床に膝をついて・・・床を拭き始めます。

もう一枚の雑巾をバケツにかけ・・・子どもが気づいて感じて・・・

一緒に床を拭くように導きます。

この時、決して失敗と認識させません。ただ、起こったことの因果関係を認識させます。

そして・・・拭き終えた時の表情を観察します。

 

ただ・・・1回のミスを

大きく言ったり・・・

何度も言ったり・・・

強く言ったり・・・

馬鹿にしたり・・・

強調したり・・・

これは、自尊心を失うばかりか、信頼を失ってしまいます。

 

先にも書きましたが・・・くき学園の生徒たちの成功例は失敗から生まれているのです。

 

だから、保護者の皆さん・・・我が子にどんどん失敗をさせましょう。

そして、「失敗してもいいんだよ」という安心感を与えながら

成長へ、変容へつなげていきましょう。