ある子の話です・・・
「ぼくは、他の人とは、(考え方が)ちょっと違うかもしれない。」
「例えば?」
「みんなが暗い時に・・・明るくしようと・・・変な話をしてしまうときがある」
「それはどうして?」
「だって、暗い気持ちのままでは、いいことが思いつかないでしょ?」
そんな、ことを言っていました。
かなり昔になりますが・・・学園でペンを入れておいた、プラスチックのペンケースを落として
かなり大きな音で割れたことがあったとき
シーンと静まり返った中で、この子は「どんだけ~」と言い放ったのです。
一見、変な子かもしれませんが・・・実は、裏にはこんな考えがあったのです。
しかし、多くの人は「ふざけて言った」「状況が読み取れない子」などと思うのではないでしょうか?
ちなみに、私を含めた指導員は、この現場にてプラスチックの破片などでケガがないことを確認したうえで・・・
何事もなかったかのように後片付けをしました。
また、壊れてしまったものに対して、気にしないように・・・
また、形があるものはいつか壊れるといった話をしました。
(しかし、故意に壊してはいけないことを念頭に話しながら・・・)
しかし、思い浮かべてみると・・・あの「どんだけ~」のおかげで、私たち指導員も事後処理がうまくいったのでは?
と、考えてしまいました。
ここで、この子に対して気になる点は
1.人と違う考え方について悩んでいる
2.自分の考え方について理解を求めている
3.この子の隠れた良さが気づかれていない
4.常識をのズレをどう埋めるべきか?
5.この考え方を今後活かす為には?
この5点が挙げられます。
では・・・この子をどう導くのか?というと
この子にとって、自分の考えだけではなく、他者の考え方も十二分に吸収する受け皿を用意する。
また、そのような時間や場を作っていく。
この子が、相互的に他者の考え方を受容する心を作ることができたとしたならば
柔軟な、広い心へとつながり・・・
相手の心を受け入れることで、自分の言動についての見直し、振り返りが出来ると考えたのです。
事実、この子のまわりには・・・くき学園内では多くの子どもが取り巻いています。
また、考え方の一つでは、人とは違った考え方というのは
これからの時代とっても必要なことです。
むしろ・・・これからの時代は、もっともっと人のやらないことをやれる力が必要なのです。
私たち、くき学園では
さて、本日も子どもたちは笑顔で
グラウンドでは思いっきりサッカーボールを追いかけ走り回り
手芸教室では・・・
子どもひとり一人、おもい思いのカードケースを
お互いに協力しながら作りました。
特にサッカーで駆け回る子どもたちは・・・ある人との出会いを心から楽しみに待っています。
そう・・・
本年も・・・来る、2月12日(月曜日・振替休日)
14:00(13:30開場)~16:00に
久喜総合文化会館 小ホールにて
サッカー元日本代表で活躍されておられた
現在は、障がい者サッカー連盟会長であり、
共生社会実現へ向け活動をされている
北澤 豪先生を講師としてお招きし
新春福祉講演会2024を開催させていただきます。
入場料は無料です。
是非とも、多くの方々に・・・
特に、行政・学校・福祉・地域の方々におかれましては・・・
良い連携の為、お越しいただければと存じます。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
