本人に意思決定させるためには?

ある保護者から

「○○高校もいいけど、私は○○高校がこの子にとってはいいと思うんですよ・・・」

「大事なことは、本人では決められませんよ・・・」

「まったく何を考えているのやら・・・」

なんていう、相談を受けることが多々あります。

しかしながら、保護者の方々も「通うのは本人」「やるのは本人」「何かを感じて考えている」ということはわかってらっしゃるようです。

ただ、すぐに答えがでるようなことはそんなにありません。

 

だからこそ、簡単に意思決定ができないことというのはチャンスと考えてみてはいかがでしょうか?

単純に、それを優柔不断であるとか、意思決定力がないなんて決めるのは尚早であると思います。

 

チャンスであるというのは・・・

意思決定するために・・・

本気で悩む

これが大切ですよね?

 

さらに、この過程において・・・相談もあるでしょう

相談をすることで・・・

また、それを支えることで絆力が成長することでしょう。

 

それに・・・意思決定をするために

1.決断する必要がある事柄を特定する
2.関連情報を集める
3.代替の解決策を特定する
4.エビデンス(根拠)を分析する
5.代替の選択肢を選ぶ
6.行動に移す
7.意思決定の内容とそのインパクトを見直す

これだけの過程を経ることになります。

ほとんどが情報に頼ることになります。

 

もちろん、相談を受ける方もそれなりに知識や経験が必要になるでしょう。

それに、何よりもその子を観察してきたエビデンスが必要になるでしょう。

 

しかも、できれば・・・代替の解決策のために選択肢を広く持つことが必要かもしれません。

行動に移すための推進力を増すために、それだけの後押しが必要になる事でしょう。

そして、意思決定についてそれを決めたということを十二分に認めなければなりません。

 

これが、一朝一夕でできることかというと・・・

それなりに、日頃からのかかわりが大切になるのです。

 

「何を考えているのかわからない」

もしもそうなら、その糸口を探させるのではなく・・・寄り添いながら探さなければならないのです。

 

だから、くき学園では・・・どんな選択肢であれ

広い知識と豊かな経験則で寄り添います。

 

もちろん、最終的な選択は本人次第。

何故なら、当初より謳っている・・

なれる自分より、なりたい自分にさせるために

職員一同、全力でこれを支えているからです。

 

また、そのためには・・・日頃から、知識、心(情)・・・

そして意思決定力と結びつけて学習をしております。

特に、学力というものの概念が見直されている今だからこそ

この意思決定に結び付く支援というのは、優先的な課題であるとも思います。

 

だからこそ・・・まずは、その子を誰よりも傍で見ている

見守ってきた・・・ご家族がこれをサポートし

その他に、俯瞰的に私たちくき学園がこれに手を貸すことが

よりよい選択へとつながる事でしょう。

 

この内容では・・・机上論にすぎませんが

ある例を出すと・・・

 

この時期・・・スキー林間へ行きたくないという生徒も少なくありません。

それは、様々な理由があります。

 

・やったことがないから

・一泊も時間を縛られたくないから

・友達と仲良く過ごせるか心配だから

・疲れそうだから

 

などなど・・・

しかし、この考えを・・・別な言い方をすると

行かない理由を探しているにすぎません。

 

ならば・・・これを覆す意志選択にするならば

・行ってみれば楽しいかもしれない

・やってみないとわからない

・貴重な体験であるから

・思い返してみたらやっといてよかったと思えるから

そして、もしも行きたくないスキー林間へ行くことで得られる効果は

行きたくないと思っていた(壁)を乗り越えた

という収穫です。

 

こうして、人間力が鍛えられ成長するのです。

 

そのためには、日頃からこれに寄り添って・・・

理解して・・・

それを言えるだけの信頼関係をもっていてが重要です。

 

 

だからこそ・・・ご家庭でも、学園でも子どもとの会話・対話が重要なのです。

これを重ねることで、重要な進路選択という大きな選択にも

自信をもって本人が選択できるのだと思います。

 

今日のこの話題ですが・・・

ある保護者と数時間・・・進路について話す機会がありました。

その中で・・・

私たち(夫婦)はどんな選択であれ、本人を信じます。

こんな素敵な言葉がでました。

まるで、ホームドラマの一場面のようなセリフですが

こんな素敵な後押しがあれば・・・どんな選択をしたところで後悔はしないでしょう。

 

また、どんな選択をしようとも・・・

くき学園は全力で後押しします。

 

結びに、保護者の皆さん・・・

連携って大切ですね。

 

ご家庭⇔学校⇔くき学園