埼玉県は・・・唯一、条例として「ケアラー支援埼玉宣言」が公布されております。
特に、この11月はケアラー月間であり・・・
誰かを支える あなたも支える
というキャッチコピーがあります。
本日は、研修会と致しまして、弁護士 藤木和子先生による
「『障がい』ある人の『きょうだい』としての私」について、講演会をいただきました。
まず、ヤングケアラーとは報道のおかげで会場のほとんどの人が知っていました。
しかし、「きょうだい児」という言葉は認知がまだまだではないでしょうか?
きょうだい児とは障害のある子の兄弟姉妹のことを「きょうだい児」と呼ぶそうです。
きょうだい児には、「障害のある子に手がかかるため親に甘えられない」
「きょうだいのことでいじめられる」など、独特の悩みがあるようです。
講演では
私のことは誰が助けてくれる?
「きょうだい」が声を上げられる社会は・・・
誰にとっても生きやすい社会・・・
「ヤングケアラー」当事者の声
こちらを、テーマとして講演を進めて頂きました。
藤木先生自身が、耳が不自由な弟さんがおり
ご自身の体験や思ったこと・・・
そして、人生に関わることまで・・・
とてもとても貴重なお話を聞けました。
まず、私たちは・・・日本人の美徳として「家族が家族の面倒をみるのは当たり前だ」と思っていませんか?
しかし・・・
その中で、
「あなたはしっかりしなさい」
とか、「よくやっているね」
「えらいね」
と声かけをされることが多いそうですが、実は・・・これは、嬉しいわけではないということです。
あくまでも、個々として・・・平等に見てもらいたい・・・
これが願いだそうです。
それに、家族としても・・・弟のストレス、母のストレス・・・
そして・・・家族からの期待・・・
いや、「あとは、おねがいね」という家族からの過剰な期待・・・
こんな中で、実際にきょうだいの子どもたちのメモや手紙が公開されました。
そこには、
「なんで私がめんどうをみるの?」
藤木先生の実体験や経験のお話を聞いて・・・
また、そのときの気持ちをご自身の幼少期の写真を見ながら教えて頂き
そのメモを見直すと・・・どんなに辛い思いをしてきたのか?
平等というもの・・・いや、真の平等というものを考え直す機会になりました。
そして、この負の連鎖にたいして・・・
私たちくき学園の職員として・・・
教員として・・・
大人として・・・
地域社会にいきるものとして・・・
これを見つけ・・・正しい支援によって・・・
正しい気づきによって・・・
個々が尊重されるように導かなければならないということです。
それは・・・
実家から出にくい・・・
好きな職場へ就職できない・・・
結婚しづらい・・・
こんな、未来へ・・・本当はあるべき未来へとつながらなくなってしまう恐れもあります。
だからこそ、憲法に定められた幸福追求権と自己決定権を・・・
障がいのある きょうだい だからといって、我慢しないで
痛みを伴っても、この二つの権利を行使していいんだよ。
ひとり一人、家庭の事情や背景は異なる。
だから、耳を傾け、社会に発信していくべき・・・
だから、私たちはこの連鎖を断ち切らなければならないのです。
それも、一つの共生社会への道であると思います。
私たち教育立県彩の国学舎 くき学園は・・・この一介として・・・
この講演を活かし・・・支援指導に全知全霊・全身全霊と邁進いたします。
くき学園も7年目、本日もある保護者が・・・悩みを持って、学園へ見学へいらっしゃいました。
学園では我が子の将来を・・・明るい未来を・・・
とことんお話しさせて頂きました。
そして、ある生徒たちは・・・
「先生・・・私、もうちょっと勉強していっていいかな?」
この意欲・・・無駄にしたくありません。
この意欲にはとことんつきあいたい・・・
とことん納得するまで学習させたい・・・
そんな、明るい未来へと歩む・・・3年生達でありました。