今日も子どもたちは、
学校からいろんなものを持って帰ってきました。
その表情には、学園で「頑張るぞ」という意欲が・・・、
明日には、クラスの子と同じように出来るようになりたいという気持ちが・・・。
今日も、ある教室の子どもたちは、室内運動場で、運動を・・・。
学校でどうしても、上手にできない運動があるようで・・・、
指導員に、上手に出来るようになりたいと・・・。
この気持ち、非常に大事だと考えます。
マット運動です。
指導員が、実際にやって見せ、子どもの視覚に・・・、目で・・・。
すると、先生、やるよと・・・、実際やってみて、やはり・・・、
でも、自分で出来たと思うまで、繰り返し・・・。
この繰り返しの過程で、いろいろな合理的配慮を・・・。
最後には、「出来た」と満面の笑みが・・・。
これこそ、合理的配慮を踏まえた学びの補完と考えます。
教育立県彩の国学舎くき学園のやるべき使命なのです。
職員、体を張って、本当によくやっています。
ある教室のある子は・・・今日やったばかりの小数がどうしても理解できなかったようです。
しかも、宿題で小数があり・・・困惑が・・・
その周りで、ある男の子も・・・「僕も・・・小数わからない・・・」と
小数の足し算・・・引き算の宿題でしたが、そもそも小数って?
ある子は「なんで・・・他のみんなはわかってしまうんだろう?」
と・・・悩んでいました。
それがきっかけで、今一度0.1…0.2…..の最初から。
それから、ちゃんと小数点を合わせて・・・ひっ算をして・・・
と・・・やっているうちに、しっかりと小数の加法減法が理解できていたのです。
そこで、出てきた言葉は・・・わからなくてよかった・・・
わからなかった・・・そこから、再び、家に帰る前にできるようになってから帰る。
つまり・・・自信をつけてから帰る・・・それで、安心して帰れるのです。
また、そのある子は
「ねぇ、先生。ちゃんと『生活の記録』(のコメントに)小数出来ましたって、書いてよね!!」
と。
また、ある子は・・・今日は些細なことから学校で心が乱れたようです。
その乱れたことを、自ら指導員に話して・・・
また、自ら原因や・・・心情・・・それから、反省を指導員に話してくれました。
それを、指導員の先生と真剣に話し合い・・・
「明日、先生にごめんなさい言うよ・・・」
という答えが出ました。
学校から一旦・・・くき学園にやってきて・・・それから、家へ帰ります。
このワンクッションで・・・わからなかった小数を分かるに変化し・・・
もやもやした、気持ちを明るくし・・・
学校の補完をし、変容へとつなげていきます。
ある子は、宿題のひっ算の計算にて・・・100の位から答えを出そうとするのです。
また、すべての位に繰り下がりをしてしまっていました。
指導要領に従い・・・1の位から、淡々と説明をするも・・・
「がっこうで・・・これでいいって言われたもん!!」
と、怒り始めてしまいました。
「もうやらない!!」
とも・・・。しかしながら、ここで・・・こうだから、こう”やりなさい!!”
というのは、とても簡単です。しかしながら、「やらされた」学習は永久に心に残ることはないでしょう。
かといって、「やらなくてもよい・・・」は論外です。
ほとんどの子どもというのは、間違うことを嫌います。
間違うことを恐れます・・・ わからないことは、やりたくありません・・・
だからこそ、学習には信頼関係が欠かせないのでしょう。
しばらく間を開けて・・・気持ちを落ち着かせて・・・
慌てずに・・・ リラックスして・・・
もう一度・・・2桁と1桁の引き算からやり直しました。
もちろん、スイスイと解けます。そして、本人の希望で・・・繰り下がりが必要な問題を・・・
すると、これまでの計算とは違ってケアミスが多くなるのです。
「あれぇ?さっきまでできていたいのに・・・」
「じゃあ、パターンをわけて・・・」
それから、数十分・・・だんだんとケアミスもなくなってきました。
それどころか、教わったパターンからではなく自分から気づき手順化しているのです。
さて、いよいよ・・・3桁3桁の引き算。
2桁で培った計算技能を活かしたら・・・難なくできました。
何とか躓きが解消できました。しかしながら、私はその子に対して「計算技能」だけが伸びたとは考えません。
壁を与え、乗り越え・・・心が磨かれたと感じています。
だから、その喜びは・・・お父さんにとっても大声で・・・。
その喜びこそ、大人冥利につきます。
中学生教室でも、ある生徒が比例・反比例の問題ですっかり迷子になっていました。
もちろん、原因は代入が苦手であったことで、すでに解決したかのように見えましたが・・・。
「もう・・・俺わからない・・・この問題捨てる!!」
とまで言いました。しかしながら、捨てきれないのです。
その生徒は・・・憧れの高校生の先輩によって・・・
本当にスモールステップにて問題を解きなおしました。
すると・・・
y=ax+bから・・・
無事に傾きも切片も求めることができるようになったのです。
思い起こしてみれば・・・その高校生の先輩というのも・・・
英語では、三人称単数のSが毎回抜けていたり・・・
正負の数では・・・±の符号が、いつも逆だったり・・・
しかしながら、何回も何回も「学習の壁」を乗り越え・・・自分を磨き・・・
「自分色に輝こう」と高校へ進むことができました。
決して、結果を焦らず・・・温かく見守り・・・
「失敗しても大丈夫・・・」「間違えても大丈夫・・・」
と、安心させてあげることが大切なのでは・・・。
また、”「わからない」ので学習する”を当たり前にすることです。
わからないことを学習することを当たり前にさえできればいいのです。
ある生徒は、お迎えに来た保護者を教室に連れてきて、「見てよ」と・・・。この問題、やってみるから見ていてと・・・。出来ると、お父さんに、「出来る」なんて言っていました。お父さんが一言、「お前。凄いねと・・・、お父さんは、出来ないようと・・・」。ここで、自慢げな表情が・・・。これが出来るまでには、本人は、何回も何回も、繰り返し繰り返して身につけたのです。自信が・・・、自己肯定感が・・・。
焦っていませんか?知らずのうちに「やらせ勉強」をやっていませんか?
ヤレヤレ・・・、やんなさい・・・、まだやっているの、遅いわね・・・、
この声かけ、最低ですね。
合理的配慮違反です。法違反です。
だからこそ、より親密な学校との連携なのです。
また、ご家庭との連携なのです。
保護者の皆さん、真の連携を・・・。
そして、家庭でも、親として、真の「合理的配慮」を・・・。
但し、過干渉と勘違しないで・・・。
それでこそ、子どものよりよい変容に・・・、
そして、明るい未来が見えてくるのです。