子どもって、よく見ています「大人」を・・・

子どもって、大人をよく見ていますね。

学園に登校してきたある子が、

「今日ね、うちの先生(◯◯学校)が、廊下で、僕たちの悪口を言っていたんだよ」と、

ある指導員に・・・。

僕たちも掃除中、おしゃべりをしてきちんと掃除場所を奇麗にはしてなかったけど・・・、

「僕の友だちを決めつけて、悪く言っていたんだょ」と・・・。

 やはり、子どもに聞かれちたこと、情報交換、今後も指導に役立てるたものものかも・・・、

でも、子どもの耳に入ったら・・・、そういう場を見られたことは・・・、

ちょっとあってはいけないことですよね。

 ある指導員は、傾聴し、ある意味共感をしながら・・・、

学校の先生方は、一人で子どもを指導するってことはなく、

学年の先生方が協力してやるものと・・・、

だから、子どもたち皆、「成長」にと・・・。

教員は、こどものために・・・、

子どもをよくするために、

子どもの人間形成のために・・・、

子どもを真の社会人にするために頑張っているだよと・・・。

 悪口ではなく、話し合いだったのかなぁと・・・。

子どもたちは、うなずいていました。でも、子どもって、よく大人を見てますね。

 

 学園でも、子どもたちは、指導員をよく見ています。

ある教室で、児童がちょっと落ち着きがなく歩き回っているとき、

ある指導員が、ちょっと厳しめに・・・。

すると、当の本人は、「ごめんなさい」と。

 でも、周りで見ていた児童が、ちょっと表情が変わりました。

この子たちに、別な指導員が即、適切な言葉がけを・・・。

そして、学びのよい雰囲気に・・・。

子どもって、大人の言動をよく見ています。

 

 ある教室では、ある児童に対し、ある指導員が、来年の中学校生活(大集団:クラス40名)に入っても大丈夫になって欲しいための授業形式で・・・。実際の中学校の授業形式で・・・。みんなこっちを向いてください・・・、この問題をやりましょう・・・、まず、この問題を、〇〇さん読んでください・・・、この問題を解くために必要なことは何でしょうか、隣の人と相談してみてください・・・。では相談やめ・・・、相談したことを言える人手を挙げてください・・・、

ここで、児童に、ハイ、‥さんどうぞ・・・、みんな、今の答えどうでしょうか・・・、他に言いたい人いますか・・・、こんな感じで、一コマの授業を終え、この指導員は、ここで、ノートにまとめてくださいと・・・、ノートづくりをしてくださいと・・・。この子は、素晴らしいノートを作り上げていたのです。指導員が言った言葉をも、赤ペンで・・・、大切なところを赤線で・・・、更には、自作問題をも作って解いてあったのです。ノートも一行開けて、見た感じも非常にきれいで、見直しには最適なものを・・・。これを見ていた先輩が、・・君、すごいねと笑顔で・・・。この児童も相当嬉しかったのでしょう・・・、満面の笑み。この児童とこの指導員を見ていた他の子どもたちは、これが、中学校の授業なんだねと・・・。子どもって、よく見ていますね・・・。見て、前向きな姿勢に・・・。この児童の真剣さを見て、2コマ目の20分授業、更に3コマ目の授業を・・・。

 

 ある保護者からの話ですが・・・。

最近、うちの子、お父さんの動きを真似しているように思えるのです。

ご飯を食べたあと、本を読む姿を見て・・・、

僕も本を読もうって言うのです。

実際、学校の社会の本を読んでいるのです。

一日だけかなぁと思いきや、ここ1か月続いているのです・・・。

大きな大きな変容です。

子どもって、自分から思っての行為は続くものですねと・・・。

母として、本当に本当に、涙が出るほど嬉しかったですと・・・。

やはり、大人をよく見ているのです。

 

 地域の方が、日々、歩道の草をとっている人がいるのです。

これを見ている学園の子どもたちは、先生、おじさんと一緒に草取りやっていい・・・と。

ここずっと、おじさんが来るたびに、

誰かしか、草取りを・・・。

子どもは、大人をよく見ていますよね・・・、

そして、良いことを真似・・・。

これこそ、「自分づくり」ですね・・・。

 

我々大人(親、学校の先生、学園職員、地域の方々・・・)は、

やはり、手本的な言動・・・、模範的な言動を・・・。

そして、「大人って、すごいなぁ」と思われる言動こそ、

子どもたちに対する「真の教育」と強く強く考えます。

 

逆に、学校でも、家庭でも、学園でも、

大人(先生同士、親、指導員同士)が「いがみ合っている」姿を、

子どもたちが見たら・・・、決して良くないことですよね。

 

 ある子は「ぼくのせいなんじゃないか?」「このまえの、あのことが原因なんじゃないか?」などと自分のせいにしてしまったり

 ある子は「◯◯先生が好きだから・・・◯◯先生をいじめるやつのいうことを聞かない」などと、誤った正義感が働いてしまったり

 

 また、ほとんどの子どもは、

その独特な雰囲気(いがみ合っている)だけで・・・心が混乱してしまいます。

教員として、指導員として、親として、恥ずかしいことであり、

絶対にあってはいけないことでは・・・。

 

 決して、このような環境においては・・・学びの環境は作ることはできず、

また、「心の成長」「豊かな人間性のはぐくみ」は一切考えられません。

学校教育、家庭教育、学園教育・・・、

大人として再度、再度見つめなおすことが・・・。

 

だから、円満な教室をつくるには、まず、大人同士のチームワークが必要不可欠であります。

 どんな手段・手法を用いようとも、まずは、「子どもたちの明るい未来のため」と信念を共有し

 チームとして、子どもの指導・支援にあたらなければならないのです。

 良きチームこそ、子どもたちの心を包み込み、子どもたちを育てるための温床なのです。

 

 ご家庭においても、パパとママの主導権争いをするのではなく・・・お子さまの将来を考え

 RV-PDDCAに基づき・・・共通のヴィジョンから、ともに子育てをしていく・・・

 こういう場合は・・・パパの役目・・・

 こういう場合は・・・ママの役目・・・

 時には、パパが憎まれ役になろうとも・・・ママが上手にフォローしてくれる。

 そして、子どもが鎹(かすがい)となり・・・家族も成長するのではないでしょうか?

 

教員や指導員は・・・先生同士お互いの良いところを、認め合い・・・

 良いところは称えながら、その手法を参考に・・・

 また、ある先生は俯瞰的に広い範囲を見渡しながら・・・現況についてよく分析を行う。

 そして、RV-PDDCAサイクルのもとでよりよい成長がもたらされるように

 チームとして取り組むのです。

 

 何故なら、成長を認め合える”笑顔”あってこその・・・子どもたちの真の”笑顔”なのです。

 

だからこそ、大人がまず大きな心をもって・・・あらゆることを、受け入れる器を持たねばなりません。

大人の心の鏡が曇ってしまっては・・・当然、子どもたちの心の鏡も曇ってしまうのです。

そして、冷たい心の冷気が・・・子どもの心へも流れ込んでしまうのです。

 

ここで、思い出すのは・・・、

        アメリカンインディアンの教え。

 

批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします

敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います

ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります

ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります 

心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります

はげましを受けて育った子は自信を持ちます

ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります

公明正大な中で育った子は正義心を持ちます

思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます

人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします

仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます

       「アメリカ・インディアンの教え」加藤諦三 著 

 

孟母三遷の教えもあります。

 

重ねて・・・

子どもの温かい心づくりには・・・まず、大人の温かい心(時折、心温かなをもった厳しさ)でしっかりと、子どもたちの心をしっかりとつかみ、温めてあげることです。これこそ、心の教育と考えますが・・・。

そして、育った子は・・・世界に愛を見つけられるように・・・

また、その愛の中で、次の愛が育てられるのです。

保護者の皆さん、

この「愛」とは、どのように考えますか・・・。