心づくりを勧める理由

今週の記事は何かと心づくりについてのお話が多かったと思います。

 

今日は・・・その心づくりについてのお話。

私たち、くき学園の活動は当ホームページにもありますとおり

学習を主とした、生活力・社会性の向上を目指しております。

しかしながら、その基本となるものはやはり心づくりなのです。

 

今は、私の母校の大学進学を目指す・・・ある高校生がこれまでに辿った道のお話。

その子はというと、最初のころは・・・他の子ともかかわろうとせず。

学園へやってきても、何か自分で学習をもちこみ”学習をしているふり”をしていました。

指導員が関わろうとしても、相手にせず・・・

ただ・・・学園で、時間つぶしをしていたようです。

 

そんな、ある子は・・・ある日、大きな壁にぶち当たりました。

当然のことながら、定期テストにおいて全然成績が上がらないのです。

もちろん、”勉強をしているふり”をしていたことも、原因の一つです

けれど、一番の大きな理由は・・・学園へやってきても心が活きていないのです。

ただ、誰とも心を通わせず・・・寡黙に難なく過ごす時間つぶし・・・

 

そんな中・・・

学習を勧める・・・ある指導員と衝突してしまったのです。

「もう・・・イヤイヤ来てるのに・・・もう、私来ない!」

それから・・・数日、その子が学園へ来る日はありませんでした。

 

しかし・・・そのある指導員は・・・毎日のように家庭訪問へ。

いつしか、その指導員と接するうちに・・・

ふと、学園へ足が向いたのです。

 

また、その子の心が動いたのはきっと・・・笑顔だったのでしょう。

その場限りの笑顔ではなく・・・きっと、学園をちょっと勇気を出して信じてみることで

その先には、望んだ以上の未来がある・・・そう信じたのでしょう。(本人談)

 

そして、学園へもどった、その子は・・・

真の笑顔で、他の子ども達とも接し・・・真の学ぶ姿勢で・・・学習に取り組みました。

もちろん、その指導員も、その期待を裏切らないよう・・・とても真剣に・・・

学習を通して、その子を裏切らないよう・・・真剣に心を通わせながら学習をしました。

 

その中にも、小さい壁・・・大きい壁と続きましたが・・・

その子にとっての、変容の大きな変化が・・・数字となって表れる日がやってきたのです。

ある定期テストにて・・・これまで、1桁だった社会の成績がなんと・・・1問間違えの97点。

生徒も指導員も皆で心から喜びました。

 

また、その子の顔には真の表情が表れ・・・真の中学生として、変容が表れた瞬間でありました。

何よりも、大きな壁を乗り越えたその子は・・・

学習を受け入れられる・・・大きく柔軟な心を手に入れ

また、指導員と心を通わせることで、他者の気持ちが汲み取れる子に成長していたのです。

 

そして・・・その子の今の一番の夢は・・・

自分のように「困っている子」を笑顔にしたいという願いで・・・

私の母校である・・・某大学の教育学部への進学を希望しているのです。

 

もちろん・・・まだまだ、大きな壁があります。

しかし、見守ってきた一人として・・・絶対に乗り越えられるという自信があります。

また、自信をもって・・・一人の教員として社会人として羽ばたかせたいという、私の夢があるのです。

 

この子に続けと・・・

毎日、くき学園の劇場では・・・ドラマが生まれ

心が育ち・・・

心が育ったあとには・・・変容が表れ・・・学力・生活力・社会性が向上するのです。

 

この1週間の記事のまとめと致しまして・・・

まずは・・・これは、願いでもありますが

子ども達にとって一番いい場面に・・・私たち指導員が傍らにいる事。

学習はヤレヤレではなく・・・意欲を高揚させるような学習を。

そして・・・何よりも私たちの使命は・・・心づくりです。