今しかできない学習

「勉強って・・・何をやったらいい?」

「今日なにしたらいいんだろう・・・?」

「おれ、なんもやることなぁ~~い」

「今日勉強したくなぁ~~い」

なんていう、始まり方の児童生徒も・・・もちろんいます。

むしろ、当然ですね。

 

これを聞いて「やる気がない!」とか「何の目的意識もないのか!」なんて・・・決して言ってはいけません。

これも、単純に考えれば「困っている」のです。

別の言い方をすれば・・・

「がんばって(学園に)やってきたけど・・・なにしようか?どうしようか・・・困っているんだよ・・・」

だからこそ、指導員である私たちが・・・しっかりと、短期・中期・長期と計画を立てて・・・

RV-PDDCAに則り、寄り添いながら支援・指導するのです。

 

ある日、ある子が・・・学園に来るなり、机に向かってうずくまっていました・・・

「どうしたの?」

「え・・・おれ、運動会でつかれてやる気がない・・・」

たしかに・・・「やる気がない」ってところが気になるかもしれませんが、

アンパンマンでいうところの、顔がふやけてしまって元気が出ないのと同じかと思います。

 

別な言い方をすれば・・・

「元気を出したくても、帰ってきたばっかりでちょっと休憩をしたい・・・」

 

だから、水筒のお茶でも飲んで・・・少し経って・・・学習に向けるようになったら・・・

そして、決して慌てさせず・・・かといって、何か別な事に気を取られず・・・

 

そして、しっかりとペースを合わせて学習を開始するのです。

ちなみに、この児童は・・・学校で苦手意識を持った、線対称・点対称の問題を一からやり直し・・・

「なんだぁ~~~簡単じゃないか!!俺、すごい遠回りしたみたいだね」

と・・・満足を持ち帰ったのです。

 

また・・・もちろん、児童生徒にとって・・・今しかできない学習というのもあります。

例えば、宿題も何もない日などは・・・もう一度基礎力を見直しながら、次の単元の予習に取り組むこと・・・

 

学習に追われており・・・イメージが具体化できなかった、理科実験を行うことや・・・

理解が及んでいない問題を・・・もう一度やり直してみるとか・・・

興味をもったことを・・・指導員と一緒にとことん調べてみるとか・・・

 

場合によっては、今しかできない学習が山のようにあります。

その今しかできない学習を、できる限り取りこぼしのないように学習をする機会をつくること

これも、私たちの大切な使命なのです。

 

だから、むしろ・・・

「おれ、なんもやることなぁ~~い」

「今日勉強したくなぁ~~い」

・・・も、大歓迎なのです。

 

昨日に続き・・・繰り返しになりますが

その「今しかできない学習の機会」に・・・

その機会を作ってあげられる私たちが傍らにいる事。

これが、何よりも大切なのです。