ヒトとのかかわり方・・・

 ある教室では、お兄さん的存在の子がいて、

後輩に対しての声かけ・・・、

配慮している姿が、多々見られました。

この教室の指導員が、

お兄さん的存在であることを意識付けさせたのでしょうか・・・。

このお兄さん的な生徒が、

落ち着きのない小さい子に対し、

「こっちを見て」と言い、

手を胸に当てるんだよと・・・。

「こころ」が落ち着くよ・・・、

心が大きくなるよと・・・。

 

 こういう風景、「素敵」なことと感じます。

よい学びの雰囲気になり、

豊かな人間性をはぐくむ雰囲気に・・・。

やはり、指導員がいろいろな工夫をしているのです。

 ご家庭でも、上記のような工夫を是非・・・。

どんな個性のある子でも、何か手は、必ずあるはずです。

但し、急激な変容を求めるのではなく、

スモールステップでいいじゃないですか・・・。

親として、焦る気持ちは十分わかりますが・・・。

 

 学校の教員も、焦って指導をした場合、失敗することも・・・。

子どもにとって、最悪(マイナス)ですよね。

 

学園では、日々の「学びの生活」にて、

十分に合理的配慮をしながら・・・、これが常に・・・

 

ある教室では、中間試験の勉強を・・・、真剣に・・・、

指導員の指導は勿論ですが、

友達、先輩に聞いている姿も多々見られました。

このかかわり、非常に「素敵な光景」に見えました。

心が育まれている「証」と考えます。

 

ある教室でも、

算数で位取りが苦手で困っている子がいました。

ある指導員はもう一度一の位からということで、指導にあたっていると

「ぼく・・・前に先生に習った方法で教えてもいい?」

おはじきを持ち・・・目をキラキラさせて言うのです。

すると、指示もなく・・・教え始めました。まるで、自分が理解するまでたどった道をもう一度なぞるように。

その1時間後、無事に何とか千の位で万にあがり、次の千の位で億に上がるということが理解できたのです。

その間、実は・・・運動会練習で疲れてしまい、どうしても勉強に向き合えなかったある子は

その雰囲気に呑まれて、一所懸命に学習に取り組んだのです。

また、他のある子もその様子をみて・・・最初は5分だけ集中してみる・・・と言っていたのが何と120分も

そして・・・

「勉強に集中すると・・・時間ってあっという間だね!!」

この数時間の軌跡から、子どもたちの心は大きく膨れ・・・

満足とともに、成長を持ち帰ったことでしょう。

 

 

 

 また、ある保護者の方が来校し・・・、お話し合いを。

やはり、我が子を何とかしたい・・・、

よい方向に持って行きたいという内容で・・・。

お母さんの我が子への愛情を強く強く感じました。

 学園としましては、第三者の方も入っていますので、

その第三者の方の考えを下に、

お子さんのよりよい変容のため、トコトン応援し、

できることは何でもと・・・、強く強く思った次第です。

明るい兆しが、ちらっと・・・。

 

 

 

我が子とのかかわり・・・    

       参考になれば幸いです。

 個性を有するお子さまにとって,

「親としてのかかわり方」は豊かな人間性形成の基盤であり、

将来の就労を考えますと非常に重要なことと考えられます。

以下のようなかかわりの配慮点に注意したいものです。

 

行動や活動,気持ちや気分などをお子さまと共有する

個性のあるお子さまの場合,

反応が微弱で変化がわかりにくいことがあります。

しかし,微細な反応や行動であっても,

お子さまの立場に立ってその思いを受け取ることが必要であります。

また,「問題行動」や「常同行動」など,

周りからみると不都合な行動と見えるものも,

お子さまにとってどんな意味をもっているのか考えること,

その行動が生じる条件を見極めることも大切であります。

 

 お子さまの思いがわかりにくいということは,

お子さまの問題だけではなく,

そこにかかわる大人側の問題でもあることを忘れてはならないと考えます。

 

お子さまの主体性を尊重すること

お子さまはそれぞれに思いをもって生活しているが,

反応が読み取りにくいことや,

周りの人から介助を受けることが多く,

反応に時間がかかることなどから主体性を阻害されやすい状況にあります。

かかわり手は忍耐強く,ていねいに,

何よりもお子さまの思いを尊重して活動することが必要であります。

 

お子さまにとって

 わかりやすい

  コミュニケーションの方法を確かめ合うこと

コミュニケーションといっても,

言葉だけでなくお子さまにとってわかりやすいツールを媒介にする必要があります。

どんな感覚を通すと伝わりやすいのか,

受け止めやすい強さや大きさはどの程度なのかを把握しておきます。

そして,身振りや写真,シンボルを活用するなど,

できるだけお子さまの困難さを軽減するようにすることが大切であります。

 

多少のリスクはあっても、

    お子さまと距離を持つように

 危ない・危険だから、いつも一緒にいる、

家の中で過ごさせる、甘えさせることは良いですが、

甘やかすことはいかがなものでしょうか・・・、

叱り方も真剣に愛情の下、叱ることが重要です。

間違った行動パターンを身につけます(真の生活力の育みなしに)と将来、

必ず苦しむのはお子さまです。

 やはり、飴とムチのバランスのとれた支援・指導が必要と考えます。

留意することは、自尊心を傷つけることがない叱り方でなければ・・・。

 

人とのかかわり、

     社会とのかかわりを多く持たせること

 多種多様な「学びある体験」こそ、

人とのかかわり,社会とのかかわり方を身につけることに繋がるのです。

言葉でいうのも良いですが、

実際に、お子さまが、

自分の五感で気づき、感じてこそが意義があるのです。

 

保護者の皆さん、

   我が子とのかかわり方、振り返ってみてくださう。