開発的な対応・・・指導支援。

 本日、保護者からの相談が・・・。

非常に我が子を心配し・・・、我が子への愛情をすごく凄く感じました。

我が子を何とかよい方子に向けたいと・・・

 

今の子どもたちの言動について・・・。マイナス面だけを下記に。

どうしても、言うことをきかない・・・、何を言っても動かない・・・:

家では、まったく勉強しない・・・、

何でも感情的に口応え・・・、

部屋の掃除もしない・・・、

会話もない・・・、

言い訳、嘘をつく・・・、

お金遣いが荒い・・・、何に使っているかわからない・・・、

ゲームばかりで・・・、

 

 

 子どもの「よりよく生きようとする力」を信じ、個に応じた支援を組織的に行うことで、子どもの発達を支えていくことが、家庭教育(しつけ)であり、学校教育(指導支援)であり・・・、更に、くき学園での教育(治療的な、予防的な、開発的な指導支援)など・・・。

治療的・・・:何かあったときに、それはダメ・・・、ダメダメ指導支援・・・、力づくでの指導(しつけ)は・・・、決して「成長には」・・・。

予防的・・・:何か起こさないように・・・、もの等を見せないよう・・・、隠すような・・・。時には・・・まるで、腫物にさわるような扱いをする。

これも、一時のことであり・・・、でも、気づき指導と考えれば・・・。

開発的・・・:寄り添ったり、心を揺さぶり、心づくりのための指導支援・・・、時間はかかりますが・・・。

 

子どもの内面理解から始め、子どもが抱く「困り感」の背景を読み取り、子どもの成長にとって最適な指導支援の手だてを協力して考え、実践に・・・。

 

「どの子も同じルートを通って大人になる」「問題行動は矯正されるべき」という発達観・・・、子どもが抱える「困り感」を単純な原因でとらえようとする傾向、「△△な子だ」とラベルを貼る傾向問題行動への対応に追われる教育・・・。

 

「成長には様々なルートがある」という発達観、周りとのかかわりや様々な視点から子どもが抱える「困り感」をとらえる子ども理解、個に応じた評価と支援・・・、積極的・予防的な指導支援

 

 

「予防」を使い分ける・・・

♦「(課題のある)幼児児童生徒を変える( 直す)」ことにより、大人( 親、学校の教員、学園職員・・・)主導で問題の解決や解消を図っていくのが「治療的予防」。

♦「(全ての)幼児児童生徒が変わる(育つ)」ことにより、幼児児童生徒自らが問題の回避や解決を図るよう促すのが「教育的予防:心づくり」。

 

問題対応型の発想に立つ「治療的予防」の指導支援

「問題の早期発見・早期対応」という考え方、それを更に進めて「問題を起こしそうな幼児児童生徒の予測」や「事前の働きかけ」を行うのが「治療的予防」の生徒指導

 

 治療的予防

インフルエンザの例で言うと、タミフルの投与が「事後対応」になることは言うまでもないでしょう。そして、ウィルスの型に応じたワクチンの接種は、「治療的予防」と言えます。そこには、「問題対応型」の事後対応と不可分の、専門的な知見が活いかされています。
うがいや手洗いの励行も、インフルエンザがウィルスによって感染するという医学的知識を踏まえた予防的対応です。ウイルスの型に応じてやり方を変えていくほど厳密ではありませんが、やはり問題の特性を意識した「治療的予防」と言えます。

 指導支援の例では
例えば、「不登校」という問題に関する知見を踏まえ、前年度の出欠席の状況を調べて不登校になりそうな児童生徒を予測する、休みがちな児童生徒に教育相談を行うなどの働きかけは、不登校という問題に応じてなされる「治療的予防」と捉えることができます。

 問題を防ぎたい、起きないようにしたいという場合には、以下の2種類の予防があることを知り、目的に応じて使い分けることが大切です。

①「治療的予防」:問題に対する専門的な知見を踏まえ、早期発見・早期対応を徹底したり、更に一歩進めて発生を予測したりするなど、問題を起こしそうな
(課題のある)児童生徒を念頭において行われる問題対応型の予防

②「教育的予防」:問題を起こしそうな児童生徒に特化することなく、また当面の問題のみならず将来の問題にも対応できるよう、全ての児童生徒が問題を回
避・解決できる大人へと育つことを目標に行われる健全育成型の予防

 学校や児童生徒の状況に応じて、①か②かを考えます。②のつもりで①、①のつもりで②、といったことのないように・・・。ここが重要・・・。

 

 是非、ご家庭でも、上記のことを参考に・・・。

 何しろ、目先ではなく(大人の自己満足指導支援でなく)・・・、

子どもを真の成長、人間形成を念頭にした「開発的な対応:指導支援」が・・・。