心の揺さぶり・・・

ある教室にて、一人の子がブロックを使って・・・、凄くすごく考えて作ろうとしているのです。

お城かな・・・、お家かな・・・、そばに車っぽいものがあり、

指導員が車、このお家に入るかなと言いながら、車を動かしたのです。

ちょっと入らないねと言うと、その子は、また考えて・・・、

作り直しているのです。

作り直したお家に、指導員が車を入れ、入ったねと・・・、

その時の満面の笑み・・・、最高に素敵でした。

たった数分のやり取りでしたが・・・、

この子の考えての動きは、指導員の心の揺さぶりが・・・。

子どもって、我々大人の一言、言動で・・・、

豊かな人間性のはぐくみに・・・。改めて感じました。

 

 ある教室では、ある子が漢字の練習を・・・。

プリントを眺めて5分・・・、

そこで指導員が、手をもっていいですかと言い、手を添えて漢字を書き始めたのです。

書いた漢字に対し、具体的に、この「ふにゃふにゃ」、上手に書けたねと一言・・・。

その時の子どもの表情・・・、笑顔なのです。

同じ漢字ですが、次から次に一人で書いたのです。

たった1回指導員が手を添えただけなのに・・・。

決してやりなさいと言ってはいないのに・・・。

この子の心の豊かさ(素直さ)を感じました。

 

 受験生たちは、数学、社会と真剣に・・・、

ある生徒が、今日、◯◯先生の授業で、3点アップだねと言いながら、笑顔で・・・。

明日も私、数学、社会の授業頑張るよと・・・。

また、3点アップ、6点アップになるもんねと・・・。

 指導員は、進学指導、教員生活30年以上のベテランの先生なのです。

この先生方と生徒のかかわり・・・、信頼関係が深いことを改めて感じました。

 すなわち、心面が大きく大きく成長しているのです。

 

 最後は、面接練習をちょっとだけ・・・、

子どもたち皆、自信に満ちている姿が見られました。

やはり、毎日毎日、嫌がらず、意欲的に・・・、

このことからも、子どもたちの心の成長が感じられます。

やはり、人間は、心面が・・・、人間性が・・・、育まれることが・・・。

 

 ある子は、◯◯先生に対し、

どこかに行ちゃえ・・・、近寄るな・・・、大嫌いなど言ってた子が、

今日は、◯◯先生、「ちょっと嫌い」という表現に変わったのです。

この子は、◯◯先生の存在をすごく気にしている様子が見られました。

これも、子どもなりに、何かを考え、何かに気づいてのことと考えます。

この子に対する「心の揺さぶり」が・・・。

子どもの成長を真剣に真剣に・・・考えていてこそ、

子どもは、何かを感じ、変容に・・・。

 

 学園は、組織で指導支援にあたっているのです。組織だからできるのです。

ご家庭・学園も一つの組織として・・・。これが、よりよい変容の基礎基本と考えますが・・・。

 

 寄り添う指導・・・、心の揺さぶり指導・・・、このバランスが・・・。

 

成長・変容のための合理的配慮 

  保護者の皆さま振り返ってみてください

 障がいを有するお子さまにとって,「親としてのかかわり方」は豊かな人間性形成の基盤であり、将来の就労を考えますと非常に重要なことと考えられます。以下のようなことに注意したいものです。

 行動や活動,気持ちや気分などをお子さまと共有すること
 複がいのあるお子さまの場合,反応が微弱で変化がわかりにくいことがあります。しかし,微細な反応や行動であっても,お子さまの立場に立ってその思いを受け取ることが必要であります。また,「問題行動」や「常同行動」など,周りからみると不都合な行動と見えるものも,お子さまにとってどんな意味をもっているのか考えること,その行動が生じる条件を見極めることも大切であります。お子さまの思いがわかりにくいということは,お子さまの問題だけではなく,そこにかかわる大人側の問題でもあることを忘れてはならないと考えます。

 お子さまの主体性を尊重すること
 お子さまはそれぞれに思いをもって生活しているが,反応が読み取りにくいことや,周りの人から介助を受けることが多く,反応に時間がかかることなどから主体性を阻害されやすい状況にあります。かかわり手は忍耐強く,ていねいに,何よりもお子さまの思いを尊重して活動することが必要であります。

お子さまによってわかりやすいコミュニケーションの方法を確かめ合うこと
 コミュニケーションといっても,言葉だけでなくお子さまにとってわかりやすいツールを媒介にする必要があります。どんな感覚を通すと伝わりやすいのか,受け止めやすい強さや大きさはどの程度なのかを把握しておきます。そして,身振りや写真,シンボルを活用するなど,できるだけお子さまの困難さを軽減するようにすることが大切であります。

多少のリスクはあっても、お子さまと距離を持つように
危ない・危険だから、いつも一緒にいる、家の中で過ごさせる、甘えさせることは良いですが、甘やかすことはいかがなものでしょうか、叱り方も真剣に愛情の下叱ることが重要です。間違った行動パターンを身につけます(真の生活力の育みなしに)と将来、必ず苦しむのはお子さまです。やはり、飴とムチのバランスのとれた支援・指導が必要と考えます。

人とのかかわり、社会とのかかわりを多く持たせること
多種多様な体験こそ、人とのかかわり,社会とのかかわり方を身につけることに繋がるのです。言葉でいうのも良いですが、実際に、お子さまが、自分の五感で気づき、感じてこそが意義があるのです。

 保護者のみなさん、

   どうお思いになりますか・・・。

      明日の一歩に・・・。