ある、渡り廊下で・・・

ある学校でのこと・・・

校庭で集会が終わり、他教室に移動する際に渡り廊下で靴を脱がなければならない場所があります。

 

最初にやってきた・・・ある上級生が、きちんと靴を脱ぎ・・・揃えて、靴を持ち、廊下を過ぎて

そっと靴を揃えて、しゃがんで履く。

 

すると、後ろからやってくる下級生たちもそれの真似をし・・・

しばらくは・・・上級生の真似をしていたのですが・・・

ある子が1人、靴を脱ぎ・・・持って・・・靴を置かずに、落としました。

 

すると・・・パン・パン・パンと・・・他の児童も・・・

そのしばらく後で、ある子は靴を片方だけ脱いで・・・ケンケンケンと・・・

 

さて・・・私はこの後・・・靴のまま通ってしまう児童がでてくるのかな?と思って見ていました。

 

しかし、

そのしばらく後で・・・再び靴を揃えて・・・そっと置いて

・・・という子が表れたのです。

すると、またその上級生に倣うように・・・靴を・・・

 

また、別の雨の日・・・この渡り廊下で長靴を履いた児童がやってきました。

もうすでに、雨が渡り廊下に降りこんでおり床はびしょびしょです。

しかし・・・自分の靴下が塗れようとも、長靴を脱ぐのに手間取って濡れてしまおうとも・・・

ほぼ全員が靴を脱ぎ、揃えて別の教室へと移動していきました。

 

お手本というのは「自分のやるべき(あるべき)姿」ではないだろうかと・・・

そう、大人にとって例えるなら・・・子どものころに憧れていた正義のヒーローのように・・・

 

正しいことは分かっている・・・しかし・・・

 

この渡り廊下一つでもその気持ちがよく伝わってきました。

だからこそ、大人が様々な手法で正しさ、モラル、善悪の判断を示すのです。

また、この学校におかれましては、雨の日、靴下が塗れようとも、雨で濡れてしまおうとも

この廊下では靴を脱がなければならないということを、子ども達にもしっかり周知させるご指導がされていること、とても感心いたしました。

 

もちろん、くき学園においても・・・

子ども達は、学習の雰囲気を理解し・・・

どんなに学校で疲れきっていても、お友達・仲間が一生懸命に勉強をしている様子を見て・・・

ひたすら学習に打ち込んでいます。

 

これも、一つのお手本なのでしょう・・・

 

また、このお手本が示す姿というのは、きっと自分がなりたい姿・・・

正義のヒーローなのです。

 

だからこそ、私たち大人たちは・・・

しっかりと善悪も含めて、子ども達に伝えていかなければならないのです。

これまで、この国がそうであったように・・・

これからも、この国がそうであるように・・・