本日感じたことが・・・・。
ある児童ですが、依然と全然違う言動を・・・・。
この児童は、漢字検定をはじめて受検するのです。
この2週間、学校の宿題は簡単過ぎてすぐに終わらせ、何をやるのかと見ていると、
指導員の指示ではなく、自分で、漢字検定の本を持ってき、漢字練習を・・・・。
ある指導員と一緒に、何と本日は5時間も・・・・。
児童と指導員の言葉のやり取り・・・、言葉のキャッチボールのようで・・・。
漢字練習も本気で・・・、真剣に・・・。勿論、休憩は入れましたが・・・。
更に、別な指導員が、この児童に対し、今日やったところテストやるよと言うと、素直に・・・。
指導員が、◯◯と言葉を言うと、黒板に漢字を書くのです。これを繰り返し繰り返し、全然嫌がらず(成長の一つ)・・・。
漢字もほぼ書けているのです。
途中、同じ学年の児童も入り、一緒に、黒板を使ってのテストを・・・。
この時の支え合い的学びも、有意義な時間であったと考えます。
担当した指導員が、お迎えのお母さんに、本日の姿、更に、ここ2週間の様子をお話をしていました。
お母さんの表情に笑みが・・・。眼がしらに涙が・・・。
これを見ていた子どもの表情も嬉しそうな表情が見られました。
休憩の際に、この児童が、「漢検合格して、お母さんを喜ばしてあげるんだ」と・・・・。
指導員が、共感(これが重要)し、
「そうだね、漢検合格して合格証を見せることは、本当のプレゼントだね、本当の贈り物だね」と・・・。
この言葉で、更に、この児童にやる気が・・・。よく頑張っていました。
子どもって、いつ、どこで、何がきっかけで・・・、変容するかわかりません・・・。
だからこそ、一日一日、我々大人も、本気で真剣に、子どもと・・・・。
これが、学校教育、家庭教育、学園教育・・・の基本ですよね。改めて感じます。
また、久しぶりに来た子どもも、あっという間に、学びの世界に引き込まれるように・・・。
一緒に来た保護者の方も、「暗」から「明」に・・・。
この「明」こそ、子ども自身にとって、一番の薬では・・・。
子どもの前向きさは、親御さんの心理が・・・と改めて感じました。立派な保護者と考えます。
お子さんとの接し方
ADHDは発達特性に起因するものであり、育て方やしつけが原因となることはありません。
ただし、接し方や育て方が症状に影響を与えることはあります。
ADHDの特性を理解しないままに、ただしつけを厳しくしても、症状を改善することはできません。
ADHDの子どもの多くは、こうしなければいけない、
これをしてはいけないといったことはわかってはいますが、
刻々と変化する外部の刺激に飲み込まれて、どのように実行していくかを自分で計画することが困難です。
そのために、環境設定と具体的な指示が必要であり、結果がうまくいけばしっかりとほめることが大切なのです。
集中力を高める方法、集中力を途切れさせない方法
テレビやおもちゃなどの刺激物を排除する集中を求める場面では、周囲からの刺激を極力少なくするようにしましょう。
例えば、テレビがついておもちゃも散乱している中で学習するのはとても難しいのです。
部屋の隅を利用した三角コーナーを学習の場所とする視覚的な刺激が入りにくく、
集中力が求められる課題を行うには適した場所では・・・。
具体的なお手本
指示を具体化する(絵に描く、順番に必要なものを並べる、チェックリストを作成するなど)。
ADHDの子どもには、言葉による指示はなかなか伝わりにくいことがあります。
視覚情報は受け入れやすいため、指示を具体化することはしつけ、指導に有効です。
上手に褒める
気づいたらできるだけ早くほめる、その場ですぐにほめることが大切です。
時間がたつと効果はかなり落ちてしまいます。
子どもと目線をあわせ、自分の喜びをストレートに表現する微笑みを浮かべて、
うれしさをあらわす声で、場合によっては抱きしめるなどして喜びの感情を表しましょう。
トークン(ポイント)表の活用子どもが適切な行動をとれたら、
シールやスタンプ、ポイント得点などのトークン(代用貨幣)をあげて、
それを集めると好きな物や活動と交換できるようにするシステムをトークンエコノミーシステムといいます。
長い歴史のある有効な手段と言われています。
好ましくない行動がみられたら
叱ることは反抗を刺激するだけで、好ましい行動を導くことにはつながりません。
好ましくない行動がみられたら、
注目せずに少し遠くで見守る(目をそらす、他のことをする)子ども自身を無視するのではなく、その行動を無視します。
しばらく待って、好ましい行動をし始めたら、すかさずほめます。
興奮している場合は、まず落ち着かせる工夫(大人の勉強が・・・)を落ち着いたらそのことをほめ、
「次はこうしてみたらどうかな」と代わりになる行動を示し、その成功を期待してあげましょう。
指示は一度にひとつ、
具体的に(その○○を下に置きなさい、など)「やめなさい」、「だめ」、「何度言ったらわかるの」などの叱り言葉には、
何をどうしたらよいかという具体的指示は一切ありません。
ADHDの子どもたちは指示の内容を理解はしても、どうしたらよいかをとっさに思いつくことができません。
そのため、叱り言葉からはその場で求められる行動の正解にたどりつくことは難しいのです。
叱り言葉は子どもの自信を失わせるだけで、成功体験にはつながりません。
『近づいて』、『穏やかに』、『静かな声で』注意する遠くから、で感情的に注意するのではなく、
子どもに近づいて顔を見ながら、穏やかに、静かな(落ち着いた)声で話しかけます。
指示を繰り返すときも、いらいらしたり声を荒げたりしないで、穏やかな口調のままで話します。
以上は、ホンの一部です。
保護者の皆さん、学校の先生方は、
上記のことは、十分に分かっているかとは思いますが・・・。
子どもを本気で、真剣に・・・。
伸びしろ、可能性はあります。
よい個性を見つけ、引き出し、磨くことが、我々大人の責務です。