本日のサッカー教室を通して、
子どもたちは、今、必要とされている生きる力、
すなわち、知・徳・体バランスに取れた人間力をはぐくんでいると考えます。
だからこそ、くき学園では、今年度より、サッカー教室を本格的に始めたのです。
子どもたちも、回を重ねるごとに、子どもたちの変容が見られます。
技術が上手になっている子、走りが速くなっている子、走り方がきれいになっている子、
友だちと仲良くできるようになっている子、相手の気持ちを考えられるようになっている子、落ち着きが出てきている子、
学園を利用する回数も増え、平日の学習に意欲が見れるようになっている子、
音読ですが、ゆっくり正確に読めるように練ってきている子、
計算のミスが減ってきている子、思考力・判断力なども向上している子・・・などなど。
よい点が多々見られます。
保護者の皆様も、サッカーについて、再度、確認をしてみて・・・。
以前、くき学園:新春福祉講演会にて、
日本サッカー代表であった「北澤 毅 氏」の講演会でも、
サッカーの魅力、良い点のお話があったと思いますが・・・・。
覚えているでしょうか・・・・。
サッカーという競技は、
人を育てる力があるということ・・・・
サッカーは個人の心・技・体を鍛えられるのが魅力
サッカーは選手、つまり個人を強くします。
選手はトラップ(ファーストタッチ)、ボールコントロール、ドリブル、
パスやシュートなどのキック、ヘディングといった、
いわゆる個人戦術と呼ばれるサッカーに必要なテクニックやスキルを
練習や試合によって身につけ成長させて・・・・。
それに加えてボールキープや競り合い時に負けない正しいフィジカルやメンタル、
更には戦術やその中での役割、動き方などサッカー脳とも言われる頭の良さなども鍛えていきます。
サッカーは他の人達との関わり方を学べるのが魅力
サッカーは個人の能力だけでなく、他の人達との関わり方を学べるのも魅力で・・・。
サッカーは1人ではできません。様々な人々が関わって・・・・。
例えば、試合を行う場合を考えると、チームメイトの11人、相手も11人、
これに主審、副審、第4審判を加えて最低26人必要です。
もちろん、ここに交代選手やコーチ、監督、応援者(保護者・・・)も・・・。
視野を広げると、サッカーには様々な人が関わるのがわかります。
- 「チームメイト=仲間」
- 「対戦相手(「敵」ではありません。「相手」です)」
- 「審判などのスタッフ」
- 「監督やコーチといった指導者」
- 「保護者やサポーター」
サッカーを通じてこうした周りの人達との
- 『コミュニケーション』
- 『リスペクト(尊敬・感謝の念)』
- 『道具や環境を大事にする気持ち』
などが養われていきます。
サッカーの練習や試合から、
自分以外の周囲の人との関わり方を学べるのもサッカーの魅力です。
サッカーは人間を育てる
サッカーは人間を育てるのです・・・。
昔は、「部活中に水を飲んだらいけない」
「ミスをしたら専門知識に乏しい指導者から怒鳴られ、
野次られ場合によっては厳しく叱られる」といった異常な世界から少しずつ変わり、
ようやく「スポーツを通じた人間育成」という考えが広まってきました。
それにより男女ともに世界で活躍する日本人選手が増え、サッカー人気も高まって・・・。
現在、サッカー指導の世界において言われることは、
全ての子供達を世界レベルの選手にはできないが、
『夢』を持たせることはできる
というものです。
子どもは、夢や目標があるから頑張れるし成長します。
例え、結果としてプロ選手にはなれなかったとしても、
サッカーで学んだことはサッカー以外においても非常に役立ちます。
また、選手だけでなく指導者も戦術や練習メニューを日々考えたり、
選手(子ども)とのコミュニケーションを図ったりと成長していきます。
このように、サッカーは関わる人を育てます。
サッカーで育つ能力について
認知能力と非認知能力について
認知能力とはIQ(知能指数)、記憶力、学力などの
「数値化しやすい」「目に見える」といった特徴のある能力のことです。
非認知能力とは EQ(心の知能指数)、
ビッグファイブ力、自尊心など形にはしづらい特性のことです。
非認知能力とは、その人独自が持つ
勤勉性・誠実性・協調性・調和性といった形にはしづらい特性のことです。
この能力が「学歴や将来の仕事や賃金にまで影響する」と言われているよう・・・・。
非認知能力のビッグファイブについて
5つの特性です。
- 開放性(Openness)
開放性とは何か新しい物事に挑戦しようとする「チャレンジ精神」や
「好奇心」、「冒険心」のことです。
- 勤勉性・誠実性(Conscientiousness)
勤勉性・誠実性とは、物事に真面目に取り組んだり、
約束を守ったりといった「責任感」などのことです。
外向性とは、「他人と積極的に関わろうとする姿勢」、「コミュニケーション」のことです。
- 外向性(Extraversion)
外向性とは、「他人と積極的に関わろうとする姿勢」、「コミュニケーション」のことです。
- 協調性・調和性(Agreeableness)
協調性・調和性とは、「チームワーク」や「相手を思いやる心」など、他人に対する優しさのことです。
- 神経症傾向・情緒不安定性(Neuroticism)
神経症傾向・情緒不安定性とは、ちょっとしたことでイライラしたり、不安になったりしない、いわゆる「メンタルの強さ」のことです。
「ビッグファイブ力」に加えて自尊心や自己肯定力なども非認知能力・・・
大切なのは「その子が幼い時にどんな体験をどれだけしたか」
- 「じゃあ子供にどんな教育をしたら良いのか」
- 「スポーツ、ピアノ、英語…どんな習い事をさせたらいいか」
というのが余計わからなくなりますよね。
「何をやらせるか」よりも「その体験によって何を得たか」に注目をおいて、
しつけや教育をするのが、その子のためになるのではないでしょうか・・・。
親の見栄や気分で、本人が嫌がることをやらせても続かないことの方が多いでしょう・・・、
あるいは辞めたがっているからといって次から次へとすぐに習い事を変えてしまっては、
きっと何に対しても、ちょっとしたことで諦めてしまったり投げ出したりする性格に・・・・。
体験活動によって得た経験値をいかにフィードバックしてあげるかが、
大人(保護者や学園職員・・・)にとって良い介入の仕方なのでは・・・・。
スポーツは非認知能力を高めるのに良い
スポーツ活動は、
子供の自尊心や競争心、粘り強さ、動機付け、規律と責任と言った非認知能力を発達させ、
健康を増進させ、生産性の向上にも、直接繋がる。
また学習過程でも役に立つものであると・・・・。
サッカーやフットサルは有酸素運動と無酸素運動、両方の場面があり、
また戦術理解や判断力・チームワーク・競い合うことでの喜びや悔しさなど、
様々な体験ができて非常に有意義なものなのでは・・・・。
保護者の皆さん、今、我が子のことで悩み、考えているご家庭・・、
是非、上記の内容を再度読んでいただきたく思います・・・。
くき学園では、日々、子どもたちに、明るい未来につながるよう・・・・、
子どものためになるよう、
工夫しながら、新たなことをも行っていきたいと考えています。
保護者の皆さん、よい発想がありましたら、
是非、声をかけて頂ければ・・・・。
ある教室では、中学生・高校生は、テストが終わったにも関わらず・・・、
テスト直し・・・、テスト範囲の発展問題を・・・・。
この学びの意欲、凄いの一言に尽きます。
どの指導員も、感じ、思っているところです。
先生、これ、分かりません・・・・。
先生、お願いします・・・・。
先生、これでいいの・・・などの声が・・・・、
あちらこちらから・・・・。
指導員冥利に尽きます。