本日、ある生徒は、テストを終えて学園に登校してきました。
笑顔で、テスト頑張ったよと・・・・。こんなに勉強したの初めてだよと・・・。
更に、昨日なんか、お父さんとお母さんが、私に、よく頑張っているね、言うんだよねと。
お母さん、「凄くものすごく嬉しいよ」と言うんだよ・・・。
お父さんなんか、夜食、みんなで一緒に食べようか・・・。
お父さんが作るからなんて言いてくれ、私、凄く嬉しくなちゃってさ・・・。
指導員に対して、これからも、勉強頑張って・・・、
◯◯先輩のように高校行くから・・・、宜しくお願い致しますと・・・。
この生徒の大きな大きな成長が・・・・。
この成長の裏には、親の言動が・・・・。これが重要。
子どもって、親が大好きなのです。
親の笑顔が大好きなのです。
親の背中を細かく見ているのです。
ある生徒のお母さんは、ここ1か月、毎日、ちょっと遅い時間に、送り迎えを・・・・。
この親曰く:受検が終わるまで、あと1年半、我が子と一緒に頑張りますと・・・、力強く言うのです。
更に、先生方には、大変申し訳ないのですが・・・・、
この時間になると、教室での子どもの人数が少なくなり・・・・、
我が子の今の心理状態を考えると・・・・。
ここまで考えるお母さんなのです。
我々指導員も、このお母さんの気持ちを受け止め、
この生徒を何とかしようという気持ちが湧いてくるのです(やはり、教員なのでしょうか)・・・。
ある指導員は、数学において、学校でやっているだろうことを・・・、
テストに出るだろう内容を・・・。
できたら、認め褒める、「スゲェ」できるじゃんと・・。
ほんとにできるんだね・・。
自信もっていいんじゃんと・・・・。
この生徒も、固い表情から・・・・、笑みも・・・。
途中、同級生と一緒に、黒板の問題をやれせたり・・・、模擬テストをやらせたり・・・・。
もちろん、今は、100点なんか考えず、
今、10点クリヤー・・・、今、20点までいったかな・・・、
今、30点まで行くかなぁ~・・・、あれ、40点取れちゃうかななんて・・・言いながら、
毎日、楽しみながらの学びを・・・・。
この学んでいる写真を迎えに来たお母さんに見せると、これ、ほんとに我が子ですかと・・・。
眼がしらに涙が・・・・。これを横目で見ている子どもは、もっと頑張ろうという心理に・・・。
親子の心温かな絆が・・・・。次につながる瞬間と考えます。
このように、親の存在は、非常に「大」なのです。
子どものために親ができることは・・・・・
親の生きる姿を見せること・・・・
子どもには怒らないように接したくても、イライラしてしまうことも多いでしょう・・・。
親の心子知らずとはよく言ったもので、
子どもには親の気持ちはなかなかわかってもらえません。
そんな親が子どものためにできる唯一のことは、「親の姿を見せること」です。
子どもの身近にいる信頼できる大人を見て真似る事で、子どもにも「生きる力」がつきます。
怒って教えるのではなく、親の姿を見せること、
つまり、親の背中を見せるということです。
では、親の姿を見せるにあたって、子どもに与えられる効果と注意点は・・・・・。
子どもは親の姿を見本にして育つ・・・
親の姿を子どもに見せると言われても、イマイチよくわからない方も・・・・。
子どもにこんな風になってほしい、と親が思っていることを、親が子どもの前で見せてあげればいいのです。
子どもにちゃんと宿題や勉強をしてほしいと願うなら、親が毎日勉強すればいいですし、
片づけをちゃんとしてほしいと願うなら、親がまず整理整頓をきちんと・・・、
その方法を子どもに見せ、気づかせてあげ、そして温かな言葉で教えてあげればいいのです。
「勉強しなさい!」「片づけなさい!」と怒っても、
子どもが親の望むように自発的にやり始めることは考えにくいですが、
常に親の姿や姿勢を目にしていれば、子どもにとってはそのような人の姿が常識となっていきます。
親になると忘れてしまいがちなのですが、
子どもは親を見て育ち、価値観を作っていきます。
よく考えてみると、親の思い通りに子どもが動かないから「怒る」というのは、
子どもが理不尽に感じても不思議ではありません・・・・。
子どもに望むのであれば、言葉だけではなく、目の前の親が、見本になればいいんです・・・・。
親の姿を子どもに見せる際の注意点・・・・・
親の姿を見本とし、子どもに見せていくにあたって、
親の方もしっかりと自分を律していかなければ・・・・。
ポイントは、
一番子どもに真似されやすい事が言葉づかいです。
言葉の表現や語彙力を含め、子どもの勉強の基礎にも関連してくる言葉が・・・。
絵本の読み聞かせも大切ですが、やはり日常的に使われている言葉の影響は計り知れません。
まずは親が子どもに話しかける言葉が子どもの言葉に影響する事を意識・・・・。
さらに、親の気分や感情で怒ったり怒らなかったりすると、子どもは親に不信感を持ってしまいます。
良い事と悪い事、親として何をどこまで許すのか、
という境界線に関しては一貫性を持たせ、凛とした態度で子供に接する必要があります。
また、インターネットや他人の情報にすぐに流されることなく、
親として、頭でしっかり、きちんと考え、判断していきましょう。
友達が英語を習い始めたから、うちの子もやらなければ、
先生に言われたから進学はあの学校がいい、というのではなく、
我が子を良く見て、良く話し合い、親子で本当に必要な情報を選択していけるよう、
親が見本を見せることで、子どもは自分の人生を自分で選択し、切り拓いていけるように・・・。
快適な環境(衣・食・住)をそろえる姿を見せる・・・・
掃除・洗濯・炊事などの家事に始まり、風呂や散髪などの衛生面を含め、
生きる環境を快適にするために、親が頑張っていることを子どもに見せ教えていきましょう。
前述した通り「片づけて!」と怒るのではなく、片づけることでどんないい面があるのか、
片づけることがメンタルや衛生面に与える影響などを論理的に説明すれば良いのです。
子どもだからわからない、のではなく、目的がない行動は大人だって難しいでしょう。
なぜお風呂に入るのか、なぜ汚れた手を洗うのか、ゴミはゴミ箱へ捨てるのか。
その1つ1つの意味を、親はどれだけ子供に語れるでしょうか。
話して教える前に怒ってしまうことが多い分野だけに、
一度快適な環境について親の考えを整理してみては・・・・
目の前の問題に立ち向かう姿を見せる・・・・
「目の前の問題」というと大それたイメージがありますが、シンプルに考えてみましょう。
例えば子どもが転んでしまった時、どうやって起き上がればいいのかを教えてあげれば・・・ということです。
目の前で起き上がる姿を見せてあげることが理想ではありますが、
大人になるとなかなか目の前で転んであげることは難しいですが・・・・。
つい小言を言いたくなる項目ではありますが、できるだけ親は見守り、子供がどうやって解決していくのか、または親がどうやって問題を解決していくのか、その方法を見せてあげることで、子供は目の前の問題は解決していくもの、と学習していきます。
目標に向かって生きる姿を見せる・・・
親は子どもが生まれると、どうしても子供中心に時間を使っていきます。
子どもが幼少期であればなおさら、病気などに敏感になり、子ども中心の生活に変わってしまいます。
しかし、子供が生まれても親の時間は流れています。
親になったからと言って自分がやりたかったことや夢を諦める必要はありません。
子どもが生まれる前と同じような時間の使い方はできませんが、子どもが生まれたからこそ「わかること」や、「子どもがいるからこそチャレンジしたいこと」も出てくるでしょう(柔道の谷亮子選手のことば、ママでも金・・・・)。
親が諦めずに目標に向かう生き方をしていれば、子供も真似をするでしょう。
目標に向かって生きることが子どもの常識になるでしょう。
資格取得、新たな趣味、習い事でも・・・・、読書やガーデニングなど目標は小さなものでも・・・。
何よりも、親自身が生き生きと時間を過ごせる生きがいを、我が子に見せるのです。
親の姿を見せることは子供だけではなく親にためにもなる
今、インターネットで検索すればさまざまな情報を入手することができます。
情報があふれる社会を生き抜くために必要な子供のスキルも時代と共に変わっています。
親の時代とは明らかに違う今の子供達の過ごし方は、親から見れば本当にこれでいいのだろうか?と
不安になることもあるでしょう。
しかし忘れてはいけないことは、親も子も「今」という時代を生きているということ。
今、生きている親の姿、少なくとも今の生き方で死なずに生きられているのですから、現時点での正解は今の生き方です。
子育てにはあれがいい、これがいい、という情報もたくさんありますが、
まずは親自身の生き方、そして家族の環境を最優先に考え、親の姿や指針を子どもに見せましょう。
そんな親を見て、子どもが何を思い、どういう人生を生きていくのかは子どもが考え選んで・・・・。
子どもに親ができることは、
親自身の人生を精一杯いきることを
その姿を子どもに見てもらうことでしょう。
保護者の皆さん、
自分を信じ、頑張っていきましょう・・・・。
我々学園職員も、我が子意識を持って努めております。