本日改めて感じたことが・・・・。
視覚的学び、聴覚的な学び・・・など、
口では言っていたもの・・・、会話でしゃべったりはしていたものの・・・。
ある児童が、どうしても、難しい、考える問題を理解し解こうとし、ある程度できるのですが、
あるところで止まってしまうのです。
原因は、九九算が・・・・・。
そこで、ある指導員が、個室にて、九九算のプリントを5枚持って・・・・・。
児童を前にし、プリント:4×9= を指で4を差し、×を指で差し、9を指で差し、
声も色々(大きい声、小さい声、声質を変えて・・・・、
更に、表情を見て、苦手な段においては、同じ九九計算を2回、3回・・・と。
1の段の際は、小さい声で、可愛く言ったりし・・・・、楽しく45分間。
この児童は、この45分を嫌がらず、逆に、学びの意欲を感じるほど・・・・。
指導員として、新たな発見であり、今まで、気づかず、この児童に申し訳ない思いが・・・。
明日からのこの児童の変容が非常に楽しみです。よく頑張ったと・・・。
子どもが、理解できる工夫が・・・、子どもが理解できる術をいかに、
指導員が気づくかが・・・・。(親、学校の先生、学園職員・・・)
この児童に、感謝です。
「視覚・聴覚・体感覚を使った学習法」
情報を脳に取り入れ学ぶときに最も効果的な方法は、人それぞれ違います。
視覚、聴覚、体感覚や味覚、嗅覚などの五感を使って物事を認識しているのですが、
この5感のうち、「学習スタイル診断」では特に視覚、聴覚、体感覚の3つを使って学ぶと言われています。
下記の簡単な 連想ゲーム を・・・・
“海水浴”という言葉から,どのようなことが連想されますか。
自分が連想したものに一番近いものを以下の3つから選んでみましょう。
1.大量の水・広 い ・ 青色 ・ たくさんの人 ・太陽 の 光
2.ザザーン ・ パシャパシャ・ カモメ の鳴き声 ・笑い声
3.暑い・ しょっぱい・潮の香り ・砂の手触り ・楽しい 感じ
人間は,目(視覚),耳(聴覚),手・身体(身体感覚)の3つで約85%の情報を入手しています。
ほとんどの人は,その3つを時と場合で使い分けながら生活しているのですが,
その3つのどれを主にするかは,人によって違います。
普段から両手を使って生活しているけど,どちらが器用かというとどちらか決まっている,
利き手のようなもの が 五感にも あるんだ と 考えると想像しやすいかもしれません・・・・。
視覚優位・聴覚優位・身体感覚優位
1番を選んだ方は,視覚優位タイプです。 どちらかというと目で見て学習するのが得意と思われます。
何か説明されるときは,言葉 だけで伝えられるより,図や絵を見た方がスムーズかも・・・・。
2番を選んだ方は,聴覚優位タイプです。どちらかというと耳で聞いて学習するのが得意かもしれません。
言葉での説明や指示が理解しやすく,会話を好む傾向が・・・・。
3番を選んだ方は,身体感覚優位タイプです。
このタイプは,身体を使って体験的に学ぶことを得意とする人です。
身体感覚優位タイプは,少し説明が難しいのですが,
こういったタイプの人は,細かいことを言葉で説明するより、
“まずは実際に“、”自分で体験してみる”というというパターンの学習を得意とします。
例えば,野球のバッティングを教える際に、
「最初に右足を前に出して,構え方は、腰を落として,ひじを引いて・・・、
ピッチャーが片足を上げたタイミングで,
バットを振ってボールに当たった瞬間に・・・などの細かい説明をされても、
このタイプの人は,分からないかもしれません。
このタイプの人は,感覚的な言葉を使うことが多く,
元巨人軍の長嶋茂雄選手・監督は、すごく典型的と思います。
身振り手振りをしながら
「ボールをジーっと見続けて,ビュンと、ボールが来たら腰をグッと落として,バーンと打つ」
などのザックリとした説明になることが多いでする。
文字にするとちょっと変な感じがするのですが,実際にはこういった説明をされて,
とりあえずやってみた方が分かりやすいタイプの人は,結構多いのではないでしょう・・・。
人間は,3つの感覚(視覚・聴覚・身体感覚)を状況に合わせて使い分けて、
どの感覚も普段から使ってはいるのですが、
「人によって処理しやすい情報が違う」と考えるのがこのモデルの特徴です。
例えば、身体感覚優位の子どもに長々と言葉で説明しても伝わらないことが多いですし,
聴覚優位の人には、地図を渡すより道順を教えてあげたほうが分かりやすかったりします。
自分の“学び方のクセ”を知り,得意な情報処理を積極的に使っていくと,
勉強などのときに効率よく進めていけると思います。
これも、学びの意欲につながるのです・・・・・。
自分のタイプを知ること・子どものタイプを知ること、参考にしていただければ・・・・。
あくまで人間の一部分を一つの切り口から見た観点であるということ・・・・・。
子どものタイプもそうですが,親御さん自身のタイプも非常に重要です。
基本的に違うタイプの人間に物事を説明する場合,ちょっと苦労することがあります。
親と子の場合,似たタイプであることも多いですが,
やはり違う人間なので全く違うタイプの場合もあります。
どの親御さんも,子どもと暮らす中で自然と
「この子はこういったタイプだな」と感じ取りながら 生活していると思います。
こういったタイプ分けは, あまり決めつけ過ぎない方が良いのですが・・・・,
ひとつの視点として「あれ,この子,こういったところもあるのかも」
「じゃあ,ちょっとこういうことしてみようかな」というふうに活用されるのが良いと思います。
そういった新しい視点によって,お子さんや自分自身 への新しい発見を・・・・。
再確認:
視覚・聴覚・体感覚的学びを生かすには・・・・
- 何か言われたときに共感すると、きっと子どもたちも今まで言えなかったことを言ってくれるはず・・・。
- 会話の大切さ、受け止めることの大切さとその表現の仕方が・・・・。
- 言葉のかけ方に気を付けなければ・・・・。子どものことを見て観察して話しやすくすることが・・・・。考えを押し付けては・・・。
- 会話をしてもキャッチボールになっていないことが日常生活では結構あるのです・・・・。相手としっかり向き合い、相手の言葉を待って、しっかりと話を聞いてあげる、観察することが・・・・。
- 「自分はこういう言い方をしている」「もっとこういう言い方の方が良いかな」など言葉を出す前に一度相手がどういう気持ちにあるかをしっかりと・・・。
- 親も子も一人の人間としてきちんと向き合う、認め合うことの大切さの再確認を・・・・。
我々も教育界にはいたものの、
子どもたちから学ぶことが多々あります。
保護者の皆様も、我が子から学ぶ点は多々あるのでは・・・・。