子どもの意見を生かすことが・・・・

子どもたち、毎日、頑張っています。心づくりをしています。

 本日、ある教室で、ロングホームルームが行われていました。普段の学校生活を思い出させ、指導員が意図的に一部の子どもたちの意見を取り上げて・・・・・、

 途中からは、子どもたちから、意見が次から次に出てきたのです。その意見を取り上げ、子どもたちに、今の意見をどう思うのか・・・、意見をぶつけて・・・・、子どもたちは真剣に、自分で考え、そして自分の学校での生活を思いだし、言うと恥ずかしいことまで・・・・。

 僕ね、1学期みんなから、いろいろ言われ嫌な思いをしていました。でも、頑張って毎日学校へは行き、そして、勉強をいっぱいいっぱいやりました・・・・、そしたら、誰も嫌なことを言わなくなりましたと。この子がまた手を挙げ、もっと大切なことがありますと。今も勉強をいっぱいいっぱいやっています。続けることが大切なのですと。

すると、皆から、大きな拍手が・・・・・、

 この言葉を、この話を真剣に聞きいって・・・・・、別な子たちが手を挙げ、「すごいです」「凄く偉いと思います」「凄くすごく頑張ったんだと思いました」「僕も嫌なこと言われたことがありました、殴っちゃいました・・・・」などなど・・・・・。

 他にも、たくさん意見が・・・・・。子どもたちの心に何かが・・・・。子どもたちは、何かを感じたことでしょう。子どもたちは、何かに気づいたことでしょう。

 このLHRの後の学習に、影響が出ていました。勉強に対する意欲が・・・・・。子どもたちの意見を言い合う、対話的なLHLって、子どもたちを大きく成長させることに繋がることを改めて感じたところです。

 帰りの会SHRでも、一日を振り返っての際、ある生徒が、とてもとても「充実」していましたと・・・・。その時の表情、すごくすごく「素敵」でした。これこそ、「心の成長」「人間性の向上」「豊かな人間性のはぐくみ」と考えます。この生徒は、本当に、皆の手本・・・・・。今後も、学園のため、友のため、そして、この動きが、この生徒を更なる成長に・・・・・。立派な大人になることでしょう。

 ある児童は、上記の先輩のようになりたいですと・・・。真剣な表情で言っていました。子どもたちは、日々、周りを見て、手本となる先輩を・・・・。これこそ、「自分づくり」と考えます。

 

 

ある教室では、毎週日曜日、LHRを実施しています。この3月は、どの教室も実施しています。実際には、次のようなことに留意し、行っているのです。

 対話には相手に「どう思われるか」という自己防衛を越えた自己開示が必要・・・・。

だから指導員(学校では教員)は子どもたちと信頼関係を結ぶことが大切だし、子どもたち同士の信頼関係を広げながら同時に深めていくような姿勢を貫くことが求められるのです。

くき学園の子どもたちは「勉強中何を言っても受け入れてもらえる」と感じていると思います。        そういった感覚が醸成されるかどうかは、まず指導員(学校では教員)がそのような聞き方、話し方をしているかどうかにかかっているのです。

指導員(学校では教員)の在り方は子どもたちに伝わり、そして広がっていくのです。

学習の途中、子どもたちは自分たちの意見がどこまで聞いてもらえるのか測りながら話しているのです・・・・。道徳的なHRのようなオープンな発問中心で構成される学習では、子どもたちの経験が少ない場合、「何を答えればいいのか」という不安が高まり、「話し出す勇気がもてない」というのが普通なのです。

 そこで、どのような意見でも認め、取り上げるようにすることが・・・・。一見、取り上げる価値の無いような(たとえ、ふざけているような)発言でも、「〇〇君の意見についてみんなはどう思う?」と返すことで、子どもたちの考えが深まっていくきっかけになるのです。また、「え?」と思うような意見を認めることで、「何を話せばいいのか」という不安を取り除き、子どもたちの発話へのハードルを一気に低くすることができます。

道徳的でないような発言も全体に返すことでそれに反対する考えや、その子がどうしてそう考えるかを推し量ろうとする発言が生まれてのです。そのとき、指導員(学校では教員)が価値判断をするのではなく、子どもたちが考え合うような環境を作ることに徹すればいいのです・・・・・。

そういう経験を積み重ねていけば、

          子どもたち自身がお互いの考えを認め合い、

 互いの発言の奥にある価値について深めようとする

          学びの雰囲気をつくることに・・・・。

学園のある教室でのLHRでは、道徳的ではないような発言でも関心を示すと、子どもたちはそこからより一層意欲的に意見を交換するように・・・・・。実際、上記に示したように・・・・・。

道徳的な授業に正解はありません。指導員(学校では教員)が子どもたちの発言を指導員(学校では教員)の価値観で「表面的に」評価するようなことはダメ・・・・・。決してあってはならないと考えます。
子どもたちの自由な発想のひとつひとつに驚き、その奥にあるものに興味をもって進めればいいのです。子どもたちが考え合うことを通して、一人一人が「自己の生き方に対する自覚」を深めることに、必ず繋がるのです。

 

 くき学園では、

 子どもたちの対話を大切にし、その対話を生かす工夫をするのが、指導員の・・・。

 子どもたちの心づくりに導くことを目指して、

          日々の全ての教室にて取り組んでいきたいと思っています。

 

 家庭でも、親子の会話においても、

       同じことが言えると考えます。

          是非、参考にして頂ければ幸いです。