本日、硬筆教室が行われました。師範の先生の指示とおり、子どもたちは、一文一文字丁寧に真剣に・・・。この姿こそ、字を上手に書こうという気持ちの表れであり、前向きな学びと考えます。そして、友との会話の中に、これね、こう書いたら綺麗に書けたよ・・・。先生が言ってたよ、「止め・はねは」はきちんと書きましょうと。僕ね、先生に褒められちゃった・・・・。でも、この文字だけだったけど・・、この文字が書けるのだから、他の文字も綺麗に書けますよと・・・、すごくやる気が出ちゃって・・・・、繰り返し変えて言ったら、また、先生に褒められちゃった、すごく上手に・・、字のバランスが良くなってきましたねと・・。これからも、もっともっと頑張ろうと・・・。これを見ていた・聞いていた子も、同じように真剣に書いている姿が多々見られました。
また、午後の各教室での学習においても、ひとり一人学習だけでなく、相談学習の姿がありました。ある生徒は3人で、連立方程式を・・・・、基本から難問まで・・・・。この過程で、これ、あってるかな~。子の時は、引くんだっけ、たすんだっけ・・・。正負の計算をしっかりやろうね・・・・、ここは、幻の1があるんだよ・・・、この問題は、2を掛けるんだっけ・・・、平等に全ての項にかけるんじゃん・・・。この問題は、両方の式に、書けるんだっけ・・・。その後、3人とも、全問でき、その際の「できた・わかった・解けた満足感の表情」凄く素敵でした。
友と支え合い、友と学び合い、友と相談し合い・・・・、子どもにとって、良いことですねと改めて感じました。
これも、アクティブラーニング的な学び と考えます。
では、アクティブラーニングについて確認を・・・・。
グループワークで調べ学習をさせたり、子どもたちに自分の意見を発表させたりすることも、子どもたちが自ら積極的に授業に向かっている限りは、すべてアクティブ・ラーニングと言えます。
いかに子どもたちを前向きに授業参加させられるか、という取り組みなのです。
どう主体的・対話的で深い学びを実現するか。その手段において、これまでも実践されてきた調べ学習やグループワークといった授業形態を、教科や単元、児童・生徒の状況をみながら、どう適切に実施していくかということです。
特に、すべての学習においてアクティブ・ラーニングをしなければいけない、という訳でも決してなく、知識伝達の講義型授業をもちろん取り入れながら、アクティブ・ラーニング型授業をどうバランスさせ、工夫できるかが重要です。
アクティブ・ラーニング型授業をただ行ったり、やみくもに手法やスキルを学ぶことではありません。
本当にすべきことは、まず「子どもたちをどのように育てていきたいか」「卒業するまでにどんな力を身につけていってほしいか」という、あるべき姿や先生自身の理想や考えをまとめておくことです。
教える側の想いがあるからこそ、アクティブ・ラーニングが目的ではなく、手段として使いこなす対象となります。
形や手法にとらわれることなく、そうした子どもとの向き合い方、授業に向かう姿勢を確たるものにすることが、アクティブ・ラーニング型授業をはじめる際の一歩目になることでしょう。
ここでの留意点として・・・、声掛けです。ホンの一部ですが・・・
思考を促す声掛け:~から何ができますか、~何から何が読みとれますか、~から何がわかりましたか、~はどうなると思いますか、~から気づいたことはありますか、~は何に違いがありますか、~はどう変わりましたか、~はどのような関係がありますか、どうして・・・になるのでしょうか、もし・・・ならどうなると思いますかなどなど。
判断を促す声かけ:~なのはどちらですか、あなたの考えはなんですか、結果はどうですか、
表現を促す声かけ:~について考えたことを文字にしてみましょう、~について考えたことを図にしてみましょう、~について感じたことを言葉にしてみましょう、~について気づいたことを言ってみましょう、
問題解決を促す声かけ:何が問題になっていますか、何を解決しますか、どういうふうに考えればよいのですか、どうしたら解けますか、
対話を促す声かけ:近くの人と相談してみてください、確認し合って下さい、教え合っていいですよ、支え合って、~さんの考えをどう思いますか、付け加えはありますか、
繰り返しを促す声かけ:なぜですか、どうしてですか、もっと詳しく言ってください、どうしてできたのですか、土やって出来たのですか、良かったことを言ってください、今後どのように活用しますか、
目標設定を促す声かけ:ゴールは何でしょうか、どのように進めていけばいいのでしょうか
このようにして、子どもたちのこころを普さぶり、心づくりをしてこそ・・・・、
人間性豊かさのはぐくみに。
そして、人間形成に・・・、人格の完成へと・・・・。
我々学園職員は、日々、研究と修養に努めているのです。
保護者の皆さま、是非、ひとつの殻にこだわるのではなく、
いろいろなことを・・・・。いつでも、相談に来ていただければ・・・。