子どもの心を・・・

 本日、ある生徒が、元気なく何かを考えている姿、悩んでいる姿が・・・・・。送ってきた保護者の表情も少々暗く、我が子の心配している姿が・・・・。その生徒が、ある指導員とお話を・・・・・。その生徒が、本当は言いたくないんだけど・・・・言いながら、実は・・・・と話してくれました。話の内容は・・・・・。それよりも、指導員に話してくれたこと、相当な勇気が・・・・。これも、大きな心面の成長と考えます。この子は、今後、ゆっくりではありますが、よい方向にいくことでしょう。我々職員も、この子がよい方向に行くような指導支援をし、必ず、楽校になるように・・・・。責任の2文字を持って・・・・。保護者の方と密な連携が必要ですが・・・。

 本日、ある保護者の方からお手紙をいただきました。我が子に対し、前向きな姿が凄くすごく伺えました。親として、この気持ちが大切なのです。今後も、ちっちゃなことでも、お話に・・・、また、お手紙を頂ければ幸いです。学園としまして、トコトン応援を致します。絶対にあきらめないことですね。頑張りましょう。お手紙、ありがとうございました。

 

子どもの心を「本気」で考えてあげましょう・・・・。

大人の考えを押しつけると自分で考えないようになる

 子どもの行動には、子どもの思いや考えがあります。その思いや考えを聞かずに、大人の考えを押しつけるようにすると、子どもはものごとを自分で考えなくなってしまいます。

大人が子どもの気持ちを言葉にしてあげることも必要

 子どもがとても「嫌な気持ち」でいる場合は、「イライラする」「悲しい」「悔しい」「寂しい」のように感情にもさまざまな種類があります。しかし、子どもが自分自身でどのように感じているのかを理解することは難しいです。周りの大人が、話を聞いてあげて、「それなら、その『嫌な気持ち』は『悔しい』ってことだと思う:この「よ」」が大切なのです。このように、子どもの気持ちを言葉(共感ですね)にしてあげましょう。

 子どもの気持ちに「ラベル」を貼ってあげるようなイメージです。そのような体験が積み重なることで、子どもが自分の気持ちを言葉にする力を身につけていくのだと思います。

 ご家庭でも出来ることですね。自分の気持ちを理解できるようになると、周りに自分と似たような状況の子がいれば、その子の気持ちもわかるようになります。

 

子どもは失敗から学ぶ

 子どもは失敗からたくさんのことを学んでいきます。子どもが「やりたい」と思うことを、大人が最初から止めてしまうと、「ここまではやってはいけないんだ」という、ものごとに対する善し悪しを学ぶきっかけを失ってしまいます子どもを信頼して、「失敗」を見守ることも大切です。

 

子どもはケンカを通して「心を調整する方法」を身につける

 ケンカをして時間がたつと、仲直りするまでに、気まずい期間を経験します。この気まずい期間で子どもはいろんな事を考えます。ケンカは、気まずい期間を含め、仲直りまでが1つのセットです。これらを繰り返すことで、「どこまでならやってもいいか」のような手加減の仕方や、ケンカをせずに問題を解決する方法などを考えるようになります。ケンカを通して、「心を調整する方法」を身につけているのだと思います。大人は、子どもが“キレて”、ケンカを始める前に、先回りしてケンカを防ごうとしてしまいがちですが、幼児期には怒りを感じ“キレる”経験も大切です。“キレる”という状態を経験しているからこそ、自分で感情をコントロールして、“キレない”状態にもっていけるのです。子どものときだからこそ、周りの大人は、子どもの“キレる”経験を大切にしてあげましょう。

 但し、学校では教員が、しっかり見守ること、地域では、親はもちろん、地域の方々の理解が重要ですが・・・。

 

子どもの感情表現を人間的成長につなげる・・・・

 

 子どもが泣いたり、怒ったりしていると、どうしてよいかわからず頭ごなしに叱りつけてしまう。そんなことはありませんか? しかし、叱りつけても、子どもがその時に抱いた感情は消えるわけではありません。子どもの感情にどのように寄り添い、それをいかに成長へ結び付けていくか・・・・。大きな問題ですね・・・・。

 子どもがのびのびと感情表現をするには、大人の側が頭ごなしに否定せず受け止めてあげる心を持つことが欠かせません。それには、子どもがぶつけてきた感情に対して、大人がすぐに良い悪いを判断し、感情的にならないことが重要です。余裕を持って、まずは子どもの気持ちを受容します。
そのうえで、子どもの感情表現を人間的成長につなげるにはどうしたらよいか・・・・・。考えましょう。以下を参考に・・・・。

叱らずに、子どもの気持ちを理解したうえで説明をする

 子どもの感情をはなから否定するような叱り方では子どもの感情のはけ口がなくなってしまいます。また、脅して静かにさせる、「そんなことをする子はお母さんは嫌いです」と愛情がなくなることをちらつかせるなども、子どもに本質的に何がよくなかったのかを気付かせるには至りません。

 保護者がいる時はよい子でいるかもしれませんが、根本的に何が悪かったのかは理解せず、保護者の目が届かなくなると同じことを繰り返したり、親の顔色を見て行動したりするようになります。

 つまり、泣いていることなどに対して頭ごなしに「泣いたらだめ!」などと叱らずに、「お兄ちゃんにとられて、悔しくて泣いてるんだ」と子どもの気持ちを代弁してあげましょう。子ども自身が自分の気持ちを理解することにつながり、気持ちを落ち着かせることになります。

 最近ではスマートフォンをいじりながら子どもを注意する保護者のかたを見かけたりしますが、きちんと子どもに正対して、子どもの表情などしぐさもよく見て気持ちに寄り添ってやりましょう。親自身も子どもの目をよく見て、ノンバーバルなコミュニケーションも使ってどう解決したらよいか理解させるのがポイントです。

モデリングを意識する

 子どもは保護者を見て育つものです。「かんしゃく、起こさないの!」と叱っていたとしても、保護者のかたが感情的に子どもに接していれば、子どもも当然同じように模倣して成長していきます。自分が子どものモデルになっていることを意識して、きちんと親自身が「かんしゃくを起こさず」感情のコントロールができているかを振り返ってみることが必要です。

子どもの感情を言葉で代弁してあげる

 親子間で感情を表現する言葉が貧困になってきていることが気がかりです。「ヤバイ」「マジ」などのボキャブラリーだけでは、複雑な人間の感情を表現することは難しいでしょう。子どもが初めての感情に向き合っている時、「切ないんだ」「感激しているの」など保護者が一歩先に立って気持ちに当てはまるボキャブラリーや表現で代弁してあげると、子どもも感情と言葉をリンクさせて習得していくことができます。

 自分の表現に自信がない保護者のかたは、感情表現が豊かな本を子どもと一緒に読むなどして、親自身が感情表現をともに学んでいくことも有効です。

できている時に認めてあげる

 子どもは褒められることが大好きです。しかし、大人は子どもがトラブルを起こした時には叱るのに、できている時に、褒めたり認めてあげたりすることは案外おろそかにしがちです。

 たとえば、子どもがおとなしく一人で遊んでいると、これ幸いと大人は別のことをしてしまう。穏やかに楽しく遊んでいるならば、「楽しく遊べている」と声をかけるなど、子どもを褒めてあげてほしいと思います。できている時に注意を向けてあげることは、実は叱ることよりも効果があるともいわれています。「悔しかったけれど、よく泣かずに我慢した」など、子どもが上手に感情をコントロールできた際には褒めてあげることが大切なのです。

 

子どもの感情は社会で生きる力に・・・・

 感情を上手に表に出すことや、お友達の気持ちを適切に理解できるようになることは重要です。表現を押さえ込んでしまうと、「何を考えているかわからない子」と見られがちだからです。一方、「すぐキレる」「場をわきまえず大声で騒ぐ」など感情表現がストレートすぎると、社会生活を営んでいくのに支障をきたす可能性もあります。いずれも円滑な対人関係を築くことが難しくなってしまいます。

 つまり、感情の理解や表出、さらにきちんとコントロールできるようになるよう導いてやることこそが、人間関係を結ぶうえで不可欠なのです。

 いらない感情はありません。子どもの感情を一つひとつ受け止めて、社会性を伴った表現ができるように関わってあげるとよいのではないでしょうか・・・・・。