我が子を見つめて・・・・

本日もある保護者が来校しました。お父さん・お母さんともに笑顔での来校でした。我が子の成長ぶりのお話をして下さいました。学園での様子、更には、将来展望した話など・・・・。我々学園職員にとって、嬉しく、これからも頑張ろうという気持ちが、すごくすごく湧いてきました。本日の来校に感謝です。

 別な保護者の方も、我が子への声かけについて、十分に留意していますと・・・。学校で何かがあっても、学校へは親の責任として・・・・。我が子の将来に向けて、前向きにいきますと・・・。いいお話を聞きました。感謝です。

このような情報を頂きますと、学園での指導・支援に、非常に役に立つのです。重ねて感謝致します。

 

以下、参考にして頂ければ幸いです。

 

子どもを育む安定した生活

衣食住を柱とした日常生活(家庭での心を感じる会話)が、家庭での軸となる親によって保たれることは、子どもの成長と情緒の安定、そして自立支援にとって欠かせない意味を持ちます。生活リズムをよくすること、子どもとしてケアされることは、自分が「大事にされるだけの価値のある存在」であることに、子どもが気づく体験にもなります。

子どもの好みや希望に沿った余暇を過ごすことも、子どもの意欲を育てます。地域に根差した親の生活の中で、子どもが親の親族、友人、近隣地域の人々と関わることもまた、社会性や人間関係の広がりを体験する機会となります。

子どもは生活経験を通して、家庭生活や社会生活のモデル、地域に生きる大人モデルを日常的に獲得していきます。

 

子どもが自分の気持ちを表現できる環境づくり

子どもの中には、自分の気持ちをうまく表現することができない子がいます。大人から語りかけられたり、話を聞いてもらったりする経験が少ないために、自分の気持ちをどのように表現したらいいかわからないことが理由の一つで
す。自分の気持ちを表現し、ときには相手と対立し、同意を得るという経験は、子どもの発達には欠かせません。

子ども一人ひとりの選択を尊重し、子どもが自分の興味や趣味に合わせて自発的な活動ができるよう、工夫しましょう。子どもが自分の好みや要望を表現できる雰囲気を生活の中につくることが大事です。

そして、子どもが自分の要望を表明するとともに、他者の要望も受け止めながら、対話ができていくように、ときには養育者が仲介しながらコミュニケーションの育ちを支えていきましょう。

大人は、子どもに失敗させたくない気持ちを持つものです。しかし、子どもの発達に合わせて選択させた結果、子どもが選択を誤ったとしても、それを受けて止めて学べるように支えることも大切です。

 

子どもの行動の理解と、そして遠慮なしの相談

子どもは日々さまざまな表情を見せ、さまざまな行動をします。それは親にとって、楽しみや喜びであると同時に、その内容が好ましいものでなく、理解しがたい場合には、苦痛や悩みの種となります。親冥利に尽きると考えます。

子どもの言葉や行動の背景もさまざまであるはずです。何年にもわたって家庭教育:しつけしてきた我が子のことであれば、親が最もその子どもをわかっているでしょう。しかしそれでも、自分たちの考えだけではなく、別の人や別の立場の人の見方や意見を聞いてみることが必要です。理解しがたい子どもの行動も、違う方向から見ることで腑に落ちる場合があるからです。

「なにかおかしい」「納得できない」という場合には、学校等に、もう一度聞いてみる・尋ねてみることが、子どもの幸せを実現する上で必要です。誰にも聞くことをせずにがんばり続けてしまうと、親と子どもの双方が疲れてしまいます。そうならないように「餅は餅屋に」という言葉にもあるように、先生、心理士、もちろん学園職員などの力も活用してください。

 

学ぶ楽しさに気づかせ、社会性を育む

生育環境により、生活体験や基礎学力不足などの課題を抱えている子どもにとって、学ぶ楽しさに気づかせることはとても重要です。

さらに、高校や大学などに進学する学力を獲得すること(学ぶ意欲)は、子どもが自尊心を磨き・向上させ、真の自立へと歩み出すきっかけになります。

子どもの学力の状態に応じて、学習意欲を十分に引き出しながら、くき学園などを使い、学習が安定するように工夫していきましょう。学園では、元教員が多数います。

子どもの特性によっては得意不得意があり、効果的な学習方法も異なります。時間はかかるかもしれませんが、まずは子ども自身が「楽しい」と思える学習方法を見つけていく工夫が必要です。できないことに着目するより、小さなステップを踏んで成功体験を積み重ねていくことが効果的です。

机の上の学習だけではなく、スポーツや芸術的な活動の中で社会性が育まれます。何かに挑戦したい気持ちを応援する親(くき学園職員)がいることは、子どもにとって大きな力になります。

学校の学習や地域での活動体験を通して、「自分も社会の構成員であること」を自立の際に子どもが自覚できるよう、支援していきましょう。

 

長期的な視点、将来展望した進路選択

自己選択が十分にできる環境に置かれなかった子どもは、受け身になりがちです。このような子どもには、往々にして自己選択能力が弱いことが見られます。自分の行動を意識的に選び取っていく能力、生活していく能力、そうしたものがベースになって、就職や進学が可能になります。家庭の中では、そういう力を育むことが大事です。

進路選択は、子どもの持ち味を最大限活かせるように、注意深く見守り、興味の持ち方などを観察し、ときにはアドバイスをしたりして、少しずつ将来の進路を動機づけしていくことが大事です。伸びしろ、可能性を信じて。

子どもが描いている進路を実現させるために、どのような課題があるかを明確にしましょう。進学を希望する場合は、必要となる費用を調べ、それを補う奨学金制度についても調べましょう。

進路への動機づけが弱く、就職にも進学にも興味を示さない子どもに対しては、忍耐深く見守りながら、機会を見て判断材料となる情報を提供し、必要と思われる体験をさせてみましょう。また、子どもたちが話し合える場があると、親には言えない悩みを話すことができたり、先輩が進路のモデルになるなど、課題の解決に一歩近づけることがあります。

以上のような考えが基本ですが、

  まず、義務教育終了時の進路選択・決定時期が、

              将来を大きく左右する岐路と考えますが・・・。

今、ご家庭でできることは・・・・、

     親として今できることは何か・・・・、

           一緒に考えていきましょう。