本日、体験学習として「クレープづくり」を・・・・

 本日、班別形式にて、クレープづくり」を・・・・。

 挨拶、これからの手順のお話後、班別で話し合いをさえ、最初に食器等を出すことから、最後の片づ食器をしまうまで・・・・。この時間が、非常に有意義な時間と考えます。友とのかかわりも非常によく・・・・、食べている時の表情も笑顔が・・・、満面な笑みが・・・・。豊かな人間性のはぐくみに繋がったと考えます。

ある児童が、以前とは全然違う言動が多々見られました(手本的・・・)・・・・・。保護者との電話のお話で、学校でも非常によいとのことでした。通学班でも行けるようにと・・・・。保護者の笑顔が・・・・。1年前の話で、その当時は、大変だったと・・・・。今思えば、ある意味、昔、こういうこともあったと・・・・、今の我が子を見て、懐かしく思い、今の我が子を見て、すごくすごくうれしいですと・・・。

やはり、体験学習っていいですね・・・・。

                 このよさを、保護者の方々、是非・・・・。

 

 

体験活動の教育的意義  再確認を・・・・

体験活動について
 体験活動とは、文字どおり、自分の身体を通して実地に経験する活動のことであり、子どもたちがいわば身体全体で対象に働きかけ、かかわっていく活動のことである。この中には、対象となる実物に実際に関わっていく「直接体験」のほか、インターネットやテレビ等を介して感覚的に学びとる「間接体験」、シミュレーションや模型等を通じて模擬的に学ぶ「擬似体験」があると考えられる。しかし、「間接体験」や「擬似体験」の機会が圧倒的に多くなった今、子どもたちの成長にとって負の影響を及ぼしていることが懸念されている。今後の教育において重視されなければならないのは、ヒト・モノや実社会に実際に触れ、かかわり合う「直接体験」である。

 体験活動は、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力の基盤、子どもの成長の糧としての役割が期待されている。つまり、思考や実践の出発点あるいは基盤として、あるいは、思考や知識を働かせ、実践して、よりよい生活を創り出していくために体験が必要であるとされている。

具体的には、次のような点において効果があると考えられる。
1現実の世界や生活などへの興味・関心、意欲の向上
2問題発見や問題解決能力の育成
3思考や理解の基盤づくり
4教科等の「知」の総合化と実践化
5自己との出会いと成就感や自尊感情の獲得
6社会性や共に生きる力の育成
7豊かな人間性や価値観の形成
8基礎的な体力や心身の健康の保持増進

生きる力の育成について
 子どもたちに[生きる力]をはぐくむためには、自然や社会の現実に触れる実際の体験が必要であるということである。子どもたちは、具体的な体験や事物との関わりをよりどころとして、感動したり、驚いたりしながら、「なぜ、どうして」と考えを深める中で、実際の生活や社会、自然の在り方を学んでいく。そして、そこで得た知識や考え方を基に、実生活の様々な課題に取り組むことを通じて、自らを高め、よりよい生活を創り出していくことができるのである。このように、体験は、子どもたちの成長の糧であり、[生きる力]をはぐくむ基礎となっているのである。しかしながら、・・今日、子どもたちは、直接体験が不足しているのが現状であり、子どもたちに生活体験や自然体験などの体験活動の機会を豊かにすることは極めて重要な課題となっていると言わなければならない。こうした体験活動は、学校教育においても重視していくことはもちろんであるが、家庭や地域社会での活動を通じてなされることが本来自然の姿であり、かつ効果的であることから、これらの場での体験活動の機会を拡充していくことが切に望まれると考えます。

 

体験活動の重要性について
(1)近年の子どもをめぐる課題
 このように、教育課程における体験活動の充実が進められてきたところであるが、依然として子どもの問題行動等が教育上の重要な課題として指摘されている。特に、人間関係をうまく作れない、集団生活に適応できない子どもの増加やいじめの陰湿化に代表される規範意識の低下、物事に創意をもって取り組む意欲の欠如、いわゆる「キレる」子どもの問題など、これまで見られた問題の深刻化とともに新しい教育課題の発生も指摘されているところである。これらの課題は様々な要因が絡み合って生じているものと考えられるが、問題の背景として、例えば次のような状況が挙げられるのではないかと考えられる。

1自然や地域社会と深く関わる機会の減少
 身体全体で対象に働きかけ、関わっていく体験活動では、「見る(視覚)」「聞く(聴覚)」「味わう(味覚)」「嗅ぐ(嗅覚)」「触れる(触覚)」を働かせ、物事を感覚的にとらえることが大きな意味を持つ。自然体験は、こうした感覚を総動員し、感性を最大限伸ばす可能性がある。地域に住む人々との交流を経験することで、共存の精神、自他共に大切するということを学んでいく。しかし、各種調査結果から、こうした体験は都市化の進展等とともにどんどん減っている。

2集団活動の不足(「集団」から「個イコール孤」へ)
 学齢期の子どもへの教育活動は集団での活動を基本として行われる。学校外での活動とあいまって、集団内の様々な人間関係の摩擦や集団で行動することで得られる独特の成就感・達成感等を通じて、集団を維持するために自らを律する精神や集団活動の意義を学び、社会性を徐々に体得していくものである。しかし、こうした体験が、少子化、都市化、情報化等の社会の変化に晒され、減ってきている。このため、集団行動を忌避し内に閉じこもる子どもや、集団の一員としての自覚や責任を十分認識できず、社会性ある適切な行動を選択できない、些細なことでも感情を制御できずいさかいを起こす子どもの増加が懸念されている。

3物事を探索し、吟味する機会の減少
 インターネットやマルチメディアの時代にあっては、情報を得ることが以前より非常に容易になるとともに、子どもが膨大な量の情報に晒されている。このような中で、情報の取捨選択が困難になるとともに、子どもが一つの物事に集中して考えたり、あれこれ思いをめぐらせる機会が減っている。

4地域や家庭の教育力の低下
 核家族化や共働き世帯の増加などの社会環境の変化に伴い、地域コミュニティが衰退するとともに、家庭の教育力の低下が指摘されている。本来は地域や家庭において育まれるべき早寝・早起きなどのしつけや基本的な倫理観・社会性の育成などが十分なされていないことがあるとされている。

(2)宿泊体験が有する意義
 最近の子どもたちをめぐる課題に対しては様々な観点から対策を講じる必要があるが、なかでも体験活動が課題解決に果たす役割は大きいと考えられる。例えば、自然体験が豊富な子どもの中には道徳観・正義感に富む子どもが多いなど、自然体験が子どもに一定程度の良い効果をもたらすことが各種調査等から明らかになりつつある。昨今特に指摘される子どもの対人関係面や意欲面での課題を考えると、特に自然の中での宿泊体験活動が効果を挙げるのではないかと考えられる。

 宿泊体験活動で期待される4つの効果について

1集団生活の中で協調性・自律性を育む
 長期宿泊体験は、日頃の生活指導・生徒指導が目指す社会性の育成や適切な人間関係の構築方法の習得を一遍に行える良い機会であると考えられる。一般に、人間関係の問題や生理的な欲求(食べる、寝る、排泄する等)を我慢できるのは2泊程度までで、3泊目頃から生活環境の違いや一定の人間関係の摩擦に耐えられなくなり、時には友人と衝突したり、ホームシックにかかることが多いと言われている。しかし、これを何とか乗り越えたとき、子どもたちは確かな変容を遂げている。それらは、「何か一回り大きくなったように感じる」、「生活態度も改善されたと感じる」、との保護者の感想にも現れている。育まれた協調性の精神はすぐにはその効果が現れなくても、何年か先に困難が生じた時に知らず知らずのうちに生かされるかもしれない。

2「知」を総合化し、課題発見能力や問題解決能力を高める
 子どもの思考力や判断力等は、基礎的・基本的な知識・技能の蓄積の元に築かれる。しかし、通常の教科学習だけでは、このような知識・技能を様々な学習活動に活用していくこと、社会生活において応用していくことが難しい面もある。体験活動は、子どもを日常とは違うフィールドに立たせ、子どもは様々な課題に直面する。子どもは「おや、なぜ、どうして」という問題意識を持つ。そして、それを放置することなく、日頃学んだことを生かし、与えられた課題の解決を図る。その過程には当然挫折や失敗がつきものであるが、試行錯誤を経て解決に努める。体験活動を、教育的効果が高まるようポイントをしっかり押さえながら実施することによって、学んだことをより実践化することができ、「生きる力」の育成に資するものになると考えられる。

3学びの意欲を促進する。
 平素と異なる環境下で様々な体験を行う体験活動は、刺激的な出会いと感動体験にあふれている。子どもの興味関心が様々なものに向けられるよう上手くプログラムを構成できれば、子どもの意欲を最大限引き出すことができると考えられる。事後指導の充実等により、引き出した意欲を平時の活動や家庭教育に生かすこともできると考えます。

4幅広い年齢層との多様な交流の機会を得る
 多様なモノだけでなく、児童生徒以外の多様なヒトとのふれあいが生まれるのも、体験活動のメリットである。保護者や教職員以外の人から指導を受けたり、様々なことを教えてもらう機会が提供され、はっと気付かされるような事態とも遭遇するだろう。大人が率先していろいろな活動に取り組み、「モデルとしての大人」を子どもに示すことができれば、その背中を見て何か考え、動き出す子どももいることであろう。地域間交流(地域のイベント)などをプログラムに組み入れれば、多様な可能性が更に広がることが期待されると考える。

 是非、くき学園主催のこころをはぐくむ「体験学習」を

                   上手に生かして下さい。

今年は、以前よりバラエティに富んだ「体験学習」が・・・

子どもを第一考え、変容のきっかけになれば・・・・