子どもが未熟なのは当たり前・・・・

今の子どもたちは、人とのかかわり、社会とのかかわりが・・・・。各教室でも、最初来た子たちは、やはり、なかなか友と・・・・、また、こだわりの強い子においても、なかなか友の中には・・。でも、指導員の声かけ、以前からいた子どもたちを上手に生かし、いつの間にか・・・・。これが、くき学園の特徴の一つです。学習スキル中心にではありますが、豊かな人間性のはぐくみも・・・。

 また、学園では、希望制ではありますが、月、水、土において、臨床心理士が、SSTを行っております。その成果も、もちろん学園でも、家でも、学校でも・・・・。

 やはり、大人(教員、保護者、地域の教育団体等)が、出来ること(手立て、策、手法・・・)は、何でも活用することが・・・・。机上論(口でいいのは簡単)は、意味がありません・・・。実際に、行動に・・・、行うことです。

 

 ここで、SSTの確認を・・・・。参考までに・・・・

 ソーシャルスキルトレーニングとは
「ソーシャルスキル」とは 対人関係や集団行動を上手に営んでいくための技能(スキル)のことです。言い換えれば、対人場面において、相手に適切に反応するために用いられる言語的・非言語的な対人行動のことで、その対人行動を習得する練習のことを「ソーシャルスキルトレーニング」といいます。
ソーシャルスキルは先天的に獲得される能力ではありません。人は生まれてから多くの人たちと関わりながら知識を身につけ成長していきます。ほとんどの子どもはわざわざトレーニングをしなくても、親や周りの人の行動を見聞きしたり(観察学習)、「挨拶しなさい」「そんなことを言ってはいけません」などのように言葉で習ったり(教示)して、自然に社会生活に必要な行動を習得し、小さな成功体験を積み重ねることで自己肯定感も育っていきます。しかし、発達面にアンバランスさのある子どもは、それらのスキルの習得に何らかの困難さを抱えており、単に学校や家庭等で社会生活を過ごすだけでは適切な対人関係を築くことが難しいのです。
その困難さは、その子どもの持つ特性によってさまざまです。たとえば、衝動性が高く感情のコントロールが苦手な子どもは、わがままで乱暴な子と誤解されたりします。また、人の表情が読み取りにくく場の雰囲気を理解しにくい子どもは風変わりな子・自分勝手な子と思われて友達との人間関係がうまく築けず集団生活が送りにくかったりしています。特に、集団の中に入りにくい子どもにとっては、人との関わりの場を持つことが少なく、スキルの獲得が困難になりやすい傾向があります。
そのため、このような対人関係につまずきを示す子どもたちがそれぞれの発達段階において獲得すべきスキルの習得のためにはソーシャルスキルトレーニングが必要となるのです。
ソーシャルスキルトレーニングは、以下のような方法を用いるのが一般的です。
①教示そのスキルがなぜ必要か、そのスキルが身についているとどのような効果があるかを言葉や絵カードなどを用いて説明して教える。 ②モデリング手本となる他者の振舞い(スキル)を見せて学ばせる。または不適切な振舞いを見せて どこに間違いがあるかを考えさせる。 ③リハーサルスキルを先生や友達を相手にして実際に練習してみる。主にロールプレイングの手法が用いられる。 ④フィードバック行動や反応を振返り、それが適切であれば褒め、不適切であれば修正の指示を行う。⑤般化教えたスキルが指導場面以外のどのような場面(時、人、場所)にでも発揮できようにする。
ソーシャルスキルトレーニングを行う上で、特に大切なことは子ども自身がソーシャルスキルを学びたいという意欲を持つことです。自分が何に困っているのか、それを解消するためにどのようなスキルが必要であるのかについて認識できていることが重要です。

そのためには、保護者、指導者は、子どもの苦手なことや、困った経験などばかりを取り上げるのではなく、子どもの得意なことやうまくいった(ちょっとしたことでも)体験などにも焦点をあてて自己理解(気づき、感じさせる手法)させることが必要です。その上で、ソーシャルスキルが身につけば苦手さのために困っていたことが改善されていくことを理解に・・・・・。

 

 子どもは、まだまだ未熟、当たり前です。善悪の判断なんて、まだまだ・・・・。友との関わりもまだまだ・・・、社会とのかかわりも・・・・。当たり前なのです。我々大人の持っていきかた次第なのです。あの手この手・・・・、この方法がダメなら・・・、別な手法をと・・・・。諦めたら終わりです。

 子どもが、何でもできると思っていたら、大間違いです。できないことがいっぱいあって、当たり前なのです。

             これが、義務教育の原点なのではないでしょうか・・・。